道女子学童の精鋭「北海道スノーホワイト」、岡山決戦へ出陣
学童野球女子選手による西日本最大級の舞台「第16回西日本選抜女子学童野球岡山大会」が12月27日に開幕する。
過去最多44人が挑んだセレクションを勝ち抜いた精鋭18人による北海道代表「北海道スノーホワイト」は、昨年の悔しさを胸に今年のスローガン“奪還”を掲げ、12月26日に岡山へ向けて北海道を出発した。
主将・秀あかり(深川一已バトルス/6年)は、仲間、保護者、そして歴代チームの想いを背負い、力強く決意を語った。
名門チームが岡山へ再び挑む
北海道女子学童野球界を牽引してきた北海道スノーホワイトが、今年も西日本の強豪が集う岡山の地へと歩みを進めた。
過去11回の出場で優勝5回、準優勝1回、3位2回という輝かしい戦績を誇り、その名は全国の舞台で広く知られている。
しかし昨年はあと一歩届かなかった悔しさが残り、今年は“奪還”を合言葉に歩んできた。
主将・秀あかりが語る“2つのかん”
迎えた12月26日、チームはついに北海道を発ち、勝負の舞台・岡山へ向かった。
主将・秀あかりは、大会への強い思いをこう語る。
「今年の目標は奪還です!
セレクション終了後から今日まで、選手はもちろん、お父さんお母さんも含めて“2025北海道スノーホワイト”が一つになるため、練習、合宿、練習試合を重ねて頑張ってきました。
それをやっと披露できる日を迎え、ワクワクしています!」
さらに秀主将は、昨年のメンバーへの敬意も口にした。
「2024北海道スノーホワイトの気持ちも背負って頑張ってきます。
“奪還”と“一体感”という2つの“かん”を達成し、大坂監督を晴れの国・岡山の空に向かって胴上げしたいと思います!」
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18人が目指すのはただ一つ、“頂点”
仲間と積み重ねた努力、保護者の支え、そして歴代チームの誇り——すべてを胸に挑む今年のスノーホワイト。
“奪還”を掲げる18人の少女たちが、岡山の地でどんな物語を紡いでいくのか。
頂点への新たな挑戦が、いま力強く幕を開ける。

過去最多44人の挑戦から生まれた精鋭18人
学童野球の女子選手による全国大会へ、北海道代表として出場する北海道選抜チーム「北海道スノーホワイト」。
今年も11月3日(月・祝)、歌志内市チロルアリーナでセレクションが行われ、過去最多となる44人が全道各地から集結。その中から選び抜かれた18人が、年末の大舞台への切符を手にした。
北海道スノーホワイトが挑むのは、12月27日から岡山県で開催される「第16回西日本選抜女子学童野球岡山大会」。
初戦の1回戦では愛媛県代表・マドンナジュニア愛媛と対戦し、勝利すればダブルヘッターとなる2回戦で、高知家リトルガールズ(高知県)と兵庫西宮BELLS Jr.(兵庫県)の勝者とベスト4を懸けた戦いに臨む。
西日本を中心に全国の強豪が集うこの大会において、北海道スノーホワイトはすでに“挑戦者”ではない。
昨年は3位。これまで11回の出場で、優勝5回、準優勝1回、3位2回という輝かしい実績を誇り、今年も優勝候補の一角として注目を集める存在だ。

勝利だけではない、北海道スノーホワイトの使命
指揮を執る大坂聡監督は、今年のチームについてこう語る。
「今年の合言葉は『奪還』です。昨年は4連覇を目指す中で準決勝敗退という結果に終わりました。今年は再度優勝を目指し、選手・保護者・指導者が一丸となっています。非常にバランスの取れた、穴の少ないチームで、豊富な投手陣と、どこからでも点が取れる打線が持ち味です」
一方で、北海道スノーホワイトが担う役割は、勝敗だけにとどまらない。
大坂監督は、チーム創設の原点についてこう語る。
「女子野球の普及が他県より遅れていた北海道で、もっと女子野球を発展させたいという思いから始まりました。12年続けてきた中で、それなりの成果はあったと自負しています。
ここでの出会いや経験が、彼女たちの野球観を変えるきっかけになってくれればと思っています」
地域的な制約から、夏場に全道から選手を集めて活動することが難しい北海道において、この年末の舞台は特別な意味を持つ。
同じ志を持つ仲間と過ごす時間は、選手たちの将来にとってかけがえのない財産となる。

悔しさを糧に――「楽勝」へとつなぐ再挑戦
過去最多44人が参加した今回のセレクションは、選ぶ側にとっても苦しい決断だった。
大坂監督は、惜しくも選ばれなかった選手たちへ、次のような言葉を贈る。
「例年であれば選ばれていてもおかしくない選手が落選しています。短い時間でのセレクションですし、選考する人間が変われば、全く違う18人になっていたと思います。
まだ成長過程ですし、ここから急激に伸びる選手もたくさんいます。悲観する必要はありません」
昨年、4連覇を目前にして準決勝で敗れた経験は、指揮官自身にも大きな学びを残した。
「負けてはいけないというメンタリティを選手に背負わせてしまった。それは自分の責任だった」と振り返る。
だからこそ今年は、結果よりもプロセスを重視する。
「まずは自分の力を100%出し切ること。その先に、自分のモットーである『楽勝』(楽しんでプレーして勝ち切る)につなげていきたい」
女子学童野球の誇りと歴史、そして未来への役割を背負い、北海道スノーホワイトは再び全国の舞台へ挑む。
18人の選手たちが岡山の地で描く物語は、今年も女子野球界に確かな光を投げかけるはずだ。

初練習から実戦まで、段階的に高めて大会へ
『2025北海道スノーホワイト』は11月より始動し、初練習、ユニフォーム採寸、説明会、合同練習、練習試合と段階的に活動を重ねてきた。
選手・保護者・スタッフが一体となり、限られた時間の中で効率的な強化を図りながら、着実にチーム作りを進めている。
12月後半には大会を見据えた最終段階へ。
12月20日(土)には公式練習、翌21日(日)には東16丁目フリッパーズとの練習試合を経て、チームは万全の態勢で大会本番に臨む。




これまでの活動(11月〜12月14日)
11月8日(土)
- 千歳ファイターズアカデミー球場
- 初練習を実施。チームとしての第一歩を踏み出した。
11月15日(土)
- 歌志内チロルアリーナ
- ユニフォーム採寸を実施。状況に応じて外練習も行った。
11月16日(日)
- 歌志内チロルアリーナ
- 合同練習を実施。
- 12:00より保護者参加の説明会を開催し、チーム方針や活動内容を共有。
11月22日(土)
- 歌志内チロルアリーナ
- 基礎練習を中心に実施。
11月23日(日)
- 千歳ファイターズアカデミー球場
- 天候状況を見極めながら練習を実施。
11月29日(土)
- 歌志内チロルアリーナ
- 実戦を意識したメニューを消化。
※11月30日(日)、12月6日(土)は中止。
12月7日(日)
- 歌志内チロルアリーナ
- 練習試合 VS JBC北海道(1年)
- 実戦形式の中で課題と収穫を確認。
12月13日(土)
- 歌志内チロルアリーナ
- 練習試合 VS 2024スノーホワイト
12月14日(日)
- 歌志内チロルアリーナ
- 強化合宿を実施。
- チームとしての共通理解と結束力を高めた。

今後のスケジュール(12月20日以降)
12月20日(土)
- 時間:9:00 ~ 12:00
- 場所:歌志内チロルアリーナ
- 内容:公式練習
12月21日(日)
- 時間:12:00 ~ 17:00
- 場所:歌志内チロルアリーナ
- 内容:練習試合 VS 東16丁目フリッパーズ
12月26日(金)
- 行程:岡山県へ出発
- 場所:倉敷市内
- 内容:到着後ナイター練習予定


指導者・選手
指導者
▽責任者
大坂 聡
▽監督
㉚大坂 聡
▽コーチ
㉙工藤 航
選手
⑩秀 あかり(ひで あかり)
6年・深川一已バトルス
⑪狩野 桃音(かりの もね)
6年・遠軽西ファイターズ
⑫脇元 木葉(わきもと このは)
6年・千歳桜木メッツ
⑬齋藤 春歩(さいとう はるほ)
6年・摩周ジャガーズ
⑭遠藤 仁子(えんどう にこ)
6年・泉野イーグルス(苫小牧)
⑮紺谷 まこ(こんたに まこ)
6年・富良野東ドングリーズ
⑯木田 碧(きだ あおい)
6年・永山中央野球少年団
⑰古田 梨々那(ふるた りりな)
6年・稚内ファイターズSH
⑱井田 成美(いだ なるみ)
6年・レッドアスレチックス
⑲坂本 稀苺(さかもと きい)
6年・深川一已バトルス
⑳工藤 翠(くどう みどり)
6年・釧路ゴールデンモンキーズBBC
㉑石田 鈴乃(いしだ すずな)
6年・遠軽西ファイターズ
㉒白崎 七海(しらさき ななみ)
6年・岩見沢ファイターズ
㉓佐々木 明衣(ささき めい)
6年・羽幌フェニックス
㉔大西 悠暖(おおにし はのん)
6年・豊浦シーガルス
㉕石黒 夏帆(いしぐろ かほ)
6年・双葉スピリッツ
㉖髙橋 七奈(たかはし なな)
6年・旭稜野球少年団
㉗佐々木 瀬夏(ささき せな)
6年・白石Jrフェニックス


西日本選抜女子学童大会・組合せ

協力:北海道スノーホワイト
