
公立の雄・遠軽高校野球部――オホーツクから甲子園を目指して
北海道紋別郡遠軽町にある北海道遠軽高等学校野球部は、北海道高等学校野球連盟に所属し、オホーツク地区を代表する強豪公立校として長年にわたり存在感を示してきた。地元を拠点としながらも、北海道全域から実力ある選手が集まり、「北海道の頂点を目指す」を合言葉に、日々の鍛錬に励んでいる。
遠軽高校は、都市部の私立強豪校とは一線を画す地方公立校でありながら、環境・指導体制ともに充実しており、生活と練習のバランスが取れた育成環境が整っている。選手たちはのびのびとプレーしながらも、勝利への強い執念を胸に、力を磨き続けている。
かつてプロ野球・読売ジャイアンツに育成ドラフト2位で指名された西村優希(2007年)も、遠軽高校の出身。高校時代には187センチの長身から最速146キロの速球を投げ込み、全国にその名を轟かせた。西村のように、地方からでも夢を掴むことができる――それが遠軽高校野球部の持つ力の証明でもある。
13年前には北北海道大会で幾度も決勝に進出し、「あと一歩で甲子園」という悔しさを味わってきた。特に準優勝を果たした年の戦いぶりは、北海道内の野球ファンや関係者に「打力のあるチーム」として強烈な印象を残した。
遠軽高校野球部の特徴は、投打にわたるパワー野球。地元出身者はもちろん、道内各地から遠軽の野球に惹かれて集う選手たちが一丸となり、地域とともに歩みながら勝利を積み重ねている。その姿は、地方公立校の理想像ともいえるだろう。
これからも遠軽高校野球部は、「オホーツクから甲子園へ」という夢を胸に、着実な歩みを続けていく。北海道高校野球界における注目株として、その名が全国に響く日は、きっとそう遠くない。
遠軽ベンチ入りメンバー
中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com
<背番号、氏名、学年、中学野球、学童野球、投打、身長・体重>
★主将
増井 陽琉
①塩田 禅 2年
沼田中学校-沼田ヤングイーグルス出身
右投げ、右打ち
177センチ、80キロ
②岩元 一桜 3年
遠軽南中学校-遠軽南ジャガー出身
右投げ、右打ち
171センチ、71キロ
③長谷川 瑛光 3年
小樽リトルシニア-オール手宮サンライズ出身
右投げ、右打ち
171センチ、93キロ
④藤原 翼空 3年
小樽リトルシニアー緑丘ホーマーズ出身
右投げ、左打ち
168センチ、66キロ
⑤日野 幸輝 3年
遠軽南中学校-遠軽南ジャガー出身
右投げ、左打ち
168センチ、69キロ
⑥長内 悠隼 2年
北空知深川リトルシニアー滝川イーストウルフ出身
右投げ、右打ち
172センチ、67キロ
⑦池田 大起 3年
上湧別中学校出身
右投げ、右打ち
180センチ、71キロ
⑧堀内 瑛翔 3年
遠軽南中学校-遠軽南ジャガー出身
左投げ、左打ち
176センチ、59キロ
⑨高橋 凛人 3年
美唄東中学校-美唄東リトルベアーズ出身
右投げ、左打ち
171センチ、71キロ
⑩増井 陽琉 3年
小樽リトルシニアー小樽シーレックス奥沢出身
右投げ、右打ち
168センチ、64キロ
⑪井上 龍翔 1年
遠軽・南中学校-遠軽南ジャガー出身
右投げ、右打ち
身長、体重調査中
⑫竹中 優晴 2年
東川中学校-東川大雪野球少年団出身
右投げ、右打ち
174センチ、71キロ
⑬長谷川 智貴 1年
遠軽中学校-遠軽西ファイターズ出身
右投げ、左打ち
182センチ、76キロ
⑭遠藤 大吾 3年
留萌BBC-留萌萌友野球スポーツ少年団
右投げ、右打ち
173センチ、69キロ
⑮稲川 蒼悟 2年
旭川西リトルシニア出身
右投げ、右打ち
174センチ、94キロ
⑯西野 悠希 3年
遠軽南中学校-遠軽南ジャガー出身
右投げ、右打ち
168センチ、59キロ
⑰村井 丈一郎 3年
千歳リトルシニアー春日ライオンズ出身
右投げ、左打ち
169センチ、75キロ
⑱本山 悠人 1年
札幌新琴似リトルシニア―屯田ベアーズ出身
右投げ、左打ち
170センチ、57キロ
⑲古谷 篤哉 3年
札幌新琴似シニアーアカシヤファイヤーズ出身
右投げ、右打ち
180センチ、89キロ
⑳菊池 聡太 3年
小樽リトルシニアー余市黒川野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
180センチ、89キロ