旭川実業ベンチ入り<2025夏全道>

旭川実業ベンチ入り<2025夏全道>

北北海道の安定勢力・旭川実業

3年連続で夏の北大会へ、堅実な野球で6度目の甲子園を狙う

旭川実業高校野球部は、北海道旭川市にある私立高校の野球部で、北北海道を代表する強豪校のひとつだ。2025年の第107回全国高校野球選手権北北海道大会には、3年連続・23回目の出場を果たしており、春季全道大会(北海道大会)でも準優勝と、今季の仕上がりの良さを証明している。

直近の旭川支部予選・決定戦では、旭川東高校に10対0(5回コールド)と圧勝。投打にわたって隙のない試合運びで、理想的な形で北大会への切符を手にした。主将の藤本琉生選手(3年)は高い出塁率を誇り、1番打者として相手にプレッシャーを与え続ける存在だ。打線の火付け役としての働きに加え、リーダーシップでもチームを支えている。

チームの最大の特徴は、3投手による継投リレーが勝利の方程式となっている点だ。それぞれがタイプの異なる投手で、先発、中継ぎ、抑えと役割分担を明確にしながら、1試合を綿密に組み立てていくスタイルが定着している。相手打線に的を絞らせず、試合の流れを渡さない投手起用は、近年の旭川実業の代名詞とも言える。

また、堅実な守備と走塁意識の高さも見逃せない。ミスの少ない守りでリズムを作り、出塁すればすかさずスチールやバントなど機動力を絡めて相手を揺さぶる。1点を大事に積み上げる“実業スタイル”は、華やかさこそ控えめだが、勝つための術を知り尽くした大人びた野球だ。

2025年北北海道大会の初戦では、春の全道大会ベスト4・白樺学園との注目カードが実現。甲子園常連校との対戦は、初戦にして天王山ともいえる一戦になる。互いに実力を知る好敵手同士の対決は、ハイレベルな攻防が予想される。

旭川実業高校野球部は、これまでに夏の甲子園に3回出場。4度目の出場を目指す今大会でも、冷静かつ堅実な戦いぶりで上位進出を狙っている。「一戦必勝」を掲げる選手たちは、北の大地に再び名を刻むべく、聖地・甲子園への階段を一歩ずつ登っていく。

旭川実業ベンチ入りメンバー

中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
 情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com

<背番号、氏名、学年、中学野球、学童野球、投打、身長・体重>

★主将
藤本 琉生

①馬場 太智 3年
旭川北稜球団―永山中央野球少年団出身
右投げ、右打ち
182センチ、82キロ

②丸谷 一颯 3年
比布中学校出身
右投げ、右打ち
178センチ、71キロ

③近藤 唯人 3年
旭川北稜球団―共栄ワンダース出身
左投げ、左打ち
174センチ、90キロ

④藤本 琉生 3年
根室BBC-中標津ジャガーズ出身
右投げ、左打ち
160センチ、55キロ

⑤山本 竜聖 3年
旭川北稜球団―東川大雪野球少年団出身
右投げ、右打ち
172センチ、70キロ

⑥遠藤 空仁 3年
旭川北稜球団-忠和サンダース出身
右投げ、右打ち
174センチ、77キロ

⑦岡 来翔 3年
旭川道北ボーイズ出身
左投げ、左打ち
173センチ、67キロ

⑧西村 颯汰 3年
旭川北稜球団―近文レッドライナーズ出身
右投げ、右打ち
172センチ、80キロ

⑨谷口 悠真 3年
旭川北稜球団―陵雲ファイターズ出身
右投げ、左打ち
180センチ、82キロ

⑩山田 新大 3年
大空リトルシニア―網走つくしマスターズ野球少年団出身
左投げ、左打ち
174センチ、78キロ

⑪加藤 千聖 2年
札幌東リトルシニア―東ハリケーン出身
左投げ、左打ち
168センチ、67キロ

⑫撫養 凌空斗 3年
旭川道北ボーイズ出身
右投げ、右打ち
174センチ、75キロ

⑬家垣 陵暉 3年
様似中学校出身
右投げ、右打ち
172センチ、83キロ

⑭角井 佑成 3年
旭川北稜球団―近一チャレンジャー出身
右投げ、右打ち
166センチ、61キロ

⑮多治見 樹 3年
北見東中学校出身
右投げ、右打ち
194センチ、105キロ

⑯今﨑 勇貴 3年
(滋賀県)大津青山中学校出身
右投げ、右打ち
165センチ、62キロ

⑰長船 莉空 3年
洞爺湖リトルシニア―真狩ハンターズ出身
右投げ、右打ち
171センチ、69キロ

⑱小池 全 2年
美幌北中学校出身
右投げ、両打ち
173センチ、68キロ

⑲池田 莉悠 2年
平岡中央中学校-平岡インディーズ出身
右投げ、右打ち
175センチ、70キロ

⑳山口 歩琉 3年
旭川北稜球団―比布野球少年団出身
右投げ、右打ち
181センチ、72キロ

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