北海ベンチ入り<2025夏全道>

北海ベンチ入り<2025夏全道>

北海道の誇り、全国の名門へ――北海高校野球部、節目の夏に挑む

北海道札幌市にある北海高校野球部が、第107回全国高校野球選手権南北海道大会に10大会連続・49回目の出場を果たした。1901年創部という長い歴史を誇る伝統校は、夏の甲子園に39回(全国最多)、春の選抜にも13回出場し、北海道勢最多の通算35勝を記録している全国屈指の名門だ。

なかでも記憶に残るのは、1963年春の選抜準優勝、そして2016年夏の甲子園準優勝。これらの快挙は、北海道野球の歴史に燦然と輝く実績として今なお語り継がれている。2011年には春夏連続で甲子園出場を果たし、2016年から3年連続で夏の大舞台へと駒を進めた。

北海高校野球部の強みは、徹底した基本の習得と状況判断に優れた攻守のバランス。堅実な守備で試合のリズムをつくり、機動力を活かした攻撃で着実に得点を重ねるスタイルは、全国でも通用する「全員野球」だ。選手一人ひとりが役割を理解し、細かなプレーにこだわる姿勢が、激戦区・南北海道を勝ち抜く力となっている。

2025年の大会では、2年ぶりの夏の甲子園出場を目指し、複数の投手を擁する安定した布陣で挑む。初戦の相手は私学の強豪・立命館慶祥。大会屈指の好カードとして、全国の高校野球ファンからも注目が集まっている。

また、北海高校はこれまで多くのプロ野球選手を輩出してきたことでも知られる。単なる強豪ではなく、学業や人間性の向上にも力を入れ、「社会で活躍できる人材育成」を掲げている点も、伝統校としての誇りがそこにある。

49回目となる夏の大会。北海高校野球部は、積み重ねてきた歴史と誇りを胸に、再び全国の舞台を目指して熱戦に挑む。

北海ベンチ入りメンバー

中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
 情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com

<背番号、氏名、学年、中学・学童野球歴、投打、身長・体重>

主将:佐藤 瞭磨

①浅水 結翔 3年
札幌西リトルシニア―星置レッドソックス出身
左投げ、左打ち
167センチ、72キロ

②長南 凛汰郎 2年
(茨城県)江戸崎ボーイズ-龍ヶ岡ヤンキース出身
右投げ、右打ち
178センチ、67キロ

③三澤 拓己 2年
岩見沢リトルシニア-栗沢コンバット出身
右投げ、右打ち
176センチ、77キロ

④櫻井 悠也 3年
(大阪府)大阪南海ボーイズ-東大阪花園ボーイズ(小学部)出身
右投げ、右打ち
179センチ、66キロ

⑤吉川 哲太 3年
別海中央中学校-別海中央ジュニアイーグルス出身
右投げ、右打ち
165センチ、63キロ

⑥吉井 天星 3年
茨城県・江戸崎ボーイズ-布佐スパイダース出身
右投げ、右打ち
172センチ、70キロ

⑦今 皓大 3年
恵庭リトルシニア-野幌ファイターズ出身
右投げ、左打ち
178センチ、79キロ

⑧佐竹 徠都 2年
洞爺湖リトルシニア-長和ジュニアスワローズ出身
左投げ、左打ち
167センチ、75キロ

⑨佐藤 瞭磨 3年
札幌真駒内リトルシニア-伏古わんぱくボーイズ出身
右投げ、右打ち
170センチ、68キロ

⑩小野 悠真 2年
札幌新琴似リトルシニア-東雲ファイターズ出身
右投げ、右打ち
172センチ、72キロ

⑪甲斐 大翔 2年
岩見沢リトルシニアー三笠スピリッツ出身
右投げ、右打ち
170センチ、73キロ

⑫近江 翔伍 2年
札幌北リトルシニア-伏古わんぱくボーイズ出身
右投げ、右打ち
184センチ、72キロ

⑬森 健成 1年
札幌東リトルシニア-北白石ワイルドナイン出身
右投げ、右打ち
170センチ、73キロ

⑭新谷 悠太 3年
札幌東リトルシニア-ニュースターズ出身
右投げ、右打ち
178センチ、70キロ

⑮草開 道登 2年
札幌真駒内リトルシニア-仙北ゼブラ野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
175センチ、72キロ

⑯舘野 篤希 2年
札幌北リトルシニア-いずみ野ドリームズ出身
右投げ、右打ち
172センチ、59キロ

⑰山田 陽揮 2年
大空リトルシニア―釧路ゴールデンモンキーズBBC出身
右投げ、右打ち
160センチ、70キロ

⑱出口 徳太郎 3年
屯田中央中学校―屯田ベアーズ出身
右投げ、右打ち
162センチ、61キロ

⑲畑山 玲穏 3年
南空知BBC-双葉スピリッツ出身
左投げ、左打ち
187センチ、78キロ

⑳我妻 志音  2年
恵庭リトルシニア-千歳ガッツ出身
右投げ、右打ち
170センチ、65キロ

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