帯広大谷ベンチ入り<2025夏全道>

帯広大谷ベンチ入り<2025夏全道>

北の強豪へ――帯広大谷高校、堅実な野球で甲子園再びを狙う

北海道帯広市にある帯広大谷高校野球部が、再び注目を集めている。1997年創部と比較的新しいチームながら、2013年に夏の甲子園初出場を果たして以降、北北海道地区の私立強豪として着実に存在感を強めてきた。

2025年の第107回全国高等学校野球選手権北北海道大会では、2年連続11回目の出場。初戦では地元・十勝地区のライバルである帯広北高校と対戦し、6-3で勝利。見事2年連続のベスト8進出を決めた。この試合ではエース右腕・泉映甫(3年)と工藤聖真(3年)の両投手が安定した投球を披露。終盤にかけてリズムを崩さず、着実に試合を制した。

帯広大谷高校は1923年創立の伝統校で、男女共学化されたのは野球部創部と同じ1997年。現在は文理・普通の2コース制を敷き、生徒数は727名。そのうち女子が6割を占める中、野球部は約33名の部員を抱え、男子生徒を中心に高い士気で活動している。

指導にあたるのは監督・網野元氏と部長・佐藤真司氏。網野監督は技術だけでなく人間性の育成にも力を注ぎ、「野球を通じて社会で通用する人材の育成」を指導方針に掲げている。練習では特に守備と走塁に重きを置き、基本を徹底する姿勢がチームの安定感につながっている。

創部から約30年、甲子園から遠ざかって12年が経つが、その歩みは着実だ。派手さはないが、粘り強さと戦略的な試合運びで勝利を重ねてきた帯広大谷。十勝地区内での存在感を一層強めながら、再び“夢舞台”への切符を掴む日も遠くない。

帯広大谷ベンチ入りメンバー

①上着ユニフォーム写真を募集します。
②中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
 情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com

<背番号、氏名、学年、中学・学童野球歴、投打、身長・体重>

★主将
村上 恵都

①泉 映甫 3年
清水中学校出身
右投げ、右打ち
166センチ、60キロ

②春木 優弥 3年
芽室中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、77キロ

③今井 大翔 3年
更別中央中学校出身
右投げ、左打ち
181センチ、75キロ

④井上 翔瑛 2年
音更・共栄中学校出身
右投げ、左打ち
168センチ、61キロ

⑤老松 大翔 3年
帯広第四中学校出身
右投げ、右打ち
178センチ、71キロ

⑥土屋 湧雅 2年
清水中学校出身
右投げ、右打ち
169センチ、60キロ

⑦工藤 聖真 3年
浦幌中学校出身
右投げ、右打ち
176センチ、73キロ

⑧斎藤 琉希 3年
中標津中学校出身
右投げ、左打ち
170センチ、61キロ

⑨村上 恵都 3年 
芽室中学校出身
右投げ、右打ち
175センチ、70キロ

⑩小山内 琉斗 3年
えりも中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、73キロ

⑪三原 優河 3年
緑南中学校出身
右投げ、左打ち
182センチ、76キロ

⑫木幡 一心 3年
札内中学校出身
右投げ、左打ち
166センチ、66キロ

⑬野坂 奏聖 3年
忠類中学校出身
右投げ、左打ち
166センチ、62キロ

⑭桜井 啓太朗 2年
緑園中学校
右投げ、右打ち
171センチ、62キロ

⑮飯田 悠太郎 1年
鹿追中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、69キロ

⑯大山 幹太郎 1年
浦幌中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、56キロ

⑰野尻 剣心 3年
札内東中学校出身
右投げ、右打ち
186センチ、71キロ

⑱菅野 航平 3年
下音更中学校出身
左投げ、左打ち
168センチ、60キロ

⑲佐藤 芯 3年
芽室西中学校出身
右投げ、右打ち
175センチ、73キロ

⑳荒木 翔真 1年
音更・共栄中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、68キロ

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