北海道から全国へ――クラーク記念国際高校、急成長の新鋭が描く“甲子園の常連校”への道
北海道深川市を拠点とするクラーク記念国際高等学校野球部は、2014年創部という若い歴史ながら、すでに全国屈指の強豪校として名を馳せている。創部わずか3年で迎えた2016年夏、同校は北北海道大会を制し、初の甲子園出場を果たした。そこからの躍進は目覚ましく、2022年春、2023年春・夏と春夏合わせて4度の甲子園出場を達成。特に2023年夏には、初戦で群馬の前橋商業を7-1で破り、甲子園初勝利の快挙を成し遂げた。
クラークの強さを支えるのは、全国から集まるハイレベルな選手層と、それを束ねる指導体制だ。監督は名将・佐々木啓司氏。かつて駒大岩見沢高校を春夏合わせて7度の甲子園に導いた“高校野球界のレジェンド”であり、クラーク野球部を創部から短期間で全国クラスに押し上げた立役者である。技術はもちろん、礼儀や社会性、心の持ち方まで細やかに指導し、プレーの質と人間性を両輪で育成している。
2025年もエース辻田丞（つじた・じょう／最速146キロ）を中心に、複数の完成度の高い投手陣が試合を作る。支部予選では全試合を無失点で勝ち上がるなど、守りの野球にも磨きがかかる。攻撃面では機動力と長打力を兼ね備えた打線が特徴で、一人ひとりが自分の役割を理解したチームバッティングが徹底されている。
設備面も全国トップクラスだ。天然芝の専用球場に加え、冬季の練習を支える広大な人工芝の屋内練習場やトレーニング施設が完備。寮生活をベースに、週5日の通学で大学進学を目指すカリキュラムも組まれており、文武両道を高い次元で実現している。
地域とのつながりも大切にしており、深川市内での清掃活動や地域イベントへの参加を通じて、応援されるチームづくりを継続。新時代の強豪校として、クラーク記念国際高校は「北海道から全国制覇」への夢を現実に近づけている。
クラーク記念国際ベンチ入りメンバー
①上着ユニフォーム写真を募集します。
②中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先：strikepro.oh@gmail.com
＜背番号、氏名、学年、中学野球、学童野球、投打、身長・体重＞
★主将
菊地 航生
①辻田 丞 3年
岩見沢リトルシニア－江別中央タイガース出身
右投げ、右打ち
185センチ、88キロ
②千葉 丈瑠 3年
（宮城県）東北福祉仙台北リトルシニア
右投げ、左打ち
169センチ、77キロ
③大橋 正義 3年
十勝BBC－札内南ライオンズ出身
右投げ、右打ち
173センチ、77キロ
④堀内 丈慈 2年
（東京都）羽村リトルシニア
右投げ、左打ち
172センチ、73キロ
⑤堀 樹蘭 2年
余市リトルシニアー古平野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
170センチ、71キロ
⑥穴田 晃生 2年
札幌羊ヶ丘シニア－ＭＢロジャース出身
右投げ、右打ち
１６６センチ、６５キロ
⑦牛田 健心 2年
札幌羊ヶ丘リトルシニア－東月寒レオンズ出身
左投げ、左打ち
168センチ、71キロ
⑧佐々木 俊介 2年
札幌羊ヶ丘シニア－東16丁目フリッパーズ出身
右投げ、右打ち
174センチ、74キロ
⑨杉谷 瑠生 3年
函館港西シニア－北日吉ブルーシャーク出身
右投げ、右打ち
170センチ、64キロ
⑩菊地 航生 3年
（宮城県）塩釜中央リトルシニア
右投げ、右打ち
170センチ、73キロ
⑪阿部 翔太郎 3年
（神奈川県）大和ボーイズ－金森アームズ出身
右投げ、右打ち
175センチ、75キロ
⑫松本 陵澄 3年
（神奈川県）大和シニア－明治オリオンズ出身
右投げ、右打ち
179センチ、85キロ
⑬佐藤 修優 3年
（青森県）弘前白神リトルシニアー向陽クラブ出身
右投げ、右打ち
178センチ、80キロ
⑭鳥谷部 志規 3年
岩見沢リトルシニア－江別中央タイガース出身
右投げ、右打ち
174センチ、66キロ
⑮小野寺 悠真 3年
函館港西リトルシニア－石川ノースフォックス出身
右投げ、右打ち
171センチ、66キロ
⑯大森 晴斗 3年
KWB根室選抜－丸山ファイターズ出身
右投げ、右打ち
167センチ、66キロ
⑰青木 櫂士 2年
（埼玉県）杉戸ボーイズー西原フレンズ出身
左投げ、左打ち
170センチ、70キロ
⑱廣瀬 優大 2年
（東京都）東京ヴェルディボーイズ出身
右投げ、右打ち
167センチ、68キロ
⑲松林 世晴 1年
（青森県）弘前白神リトルシニア
右投げ、右打ち
167センチ、58キロ
⑳須藤 羚夢 1年
弘前白神リトルシニア出身
右投げ、左打ち
176センチ、61キロ