全道から25チームが集結!夢の舞台「つどーむ」で熱戦開幕

全道から25チームが集結!夢の舞台「つどーむ」で熱戦開幕
選手宣誓の大役を担った奥山主将(札幌オールブラックス)
選手宣誓の大役を担った奥山主将(札幌オールブラックス)

堂々の開会式、全道25チームが「つどーむ」に集結!

 開会式では、各地の代表チームが堂々たる入場行進を披露。なかでも、ときわ澄川ライオンズ(苫小牧)、昭和ブルーホークス(釧路)、別海中央ジュニアイーグルス(中標津)の3チームが、特に優れた行進を見せたとして「行進優秀賞」に選ばれた。

また、選手宣誓を務めたのは札幌オールブラックスの主将・奥山夕生選手。「最高の仲間とこのつどーむで優勝を目指し、日々練習に励んできました」と力強く語ると、会場には大きな拍手が響き渡った。

会場の「つどーむ」は全天候型のドーム施設で、北海道の短い夏において少年たちが全力プレーを繰り広げるには最適の舞台。真剣なまなざしを向ける選手たちの表情には、夢舞台に立てる喜びとともに、勝負に懸ける覚悟がにじんでいた。

全道全域から強豪集結

開会式前には、数チームの主将たちが大会への意気込みを語ってくれた。

北空知支部代表・深川ヤングスターズの主将・圓山慶(まるやま・けい)君は「6年生が勝負どころで打って、ここまで勝ち上がってきた。キーマンは伊藤丞(たすく)で、投打で活躍してくれる存在です」とチームの強さを語りつつ、「目標は全道優勝です」とキッパリと宣言した。

石狩支部代表・上江別ブルードリームズの主将・紺野広翔(こんの・ひろと)君は「粘り強く戦い、最終回や終盤に打って逆転してきた。うちは1番から9番まで打てるチーム。負けていてもひっくり返せるのが強みです」と胸を張った。

留萌支部代表・留萌ニュースターズの主将・大滝晴日(おおたき・はるひ)君は「今年のチームは打撃が売り。全員がヒットを打てる打線です。まずは1勝。そして先取点を取って試合の流れをつかみたい」と堅実な一勝への思いを語った。

8月6日決勝へ、少年たちの夏が始まる

 白球に思いをかける全道の学童球児たち。仲間とともに、悔いのない一戦一戦を積み重ね、頂点を目指して駆け抜ける。未来のヒーローが、この「つどーむ」から羽ばたいていく。各地の代表が織りなす熱戦の幕が、いま静かに開いた。

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