
明治神宮球場で開幕「第6回くら寿司・トーナメント2025」北海道代表として出場
東京都・明治神宮球場で12月6日に開幕する「第6回くら寿司・トーナメント2025 第19回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ星野仙一旗争奪 ファイナルトーナメント」に、札幌南JBCが北海道代表として出場する。徳永次朗監督率いる南JBCは、今季幾度となく接戦を制してきた粘り強いチーム。積み重ねてきた経験とチームの結束を武器に、全国の強豪を相手に新たなドラマを描く。
シーソーゲームを制した粘り強さ
札幌南JBCは今季、山の手ベアーズ、豊平カージナルス、東海Fイーグルスなど、全道大会や全市大会の常連強豪との接戦を次々と制してきた。どの試合もシーソーゲームの展開が多く、劣勢から粘り抜く集中力が光った。
なかでも印象的だったのは、北海道代表を懸けた羽幌フェニックス戦。強力打線を擁する相手に対し、先発・吉田淳希(6年)が緩急を巧みに使い、要所を締める投球を披露。初回に3点先制を挙げて自分たちのペースをつかむと、最後まで流れを渡さず勝利を収めた。
徳永監督は「全国大会に行きたいという子どもたちのシンプルな思いが、相手をわずかに上回った。最後はその気持ちの差が結果に表れた」と振り返る。


下位からつながる攻撃力
攻撃の鍵を握るのは下位打線だ。7番・村田健心(6年)、9番・天野秀哉(6年)がチャンスを作り、1番・鳴海陽向(6年)がつなぐ。そこから2番・玉置粋煌(6年)、3番・堀江光志(6年)、4番・増山清勢(5年)らが勝負強く走者を還す。打線全体で得点を生み出す「つながりの打線」が南JBCの持ち味だ。
投手陣は玉置、吉田、絹川奏斗(5年)の三本柱。どんな場面でも動じない絹川の粘りや、吉田の制球力、玉置の気迫ある投球が試合を支える。さらに、遊撃手・天野の守備力向上が守り全体を引き締めている。


主将・玉置を中心に結束
チームの精神的支柱は玉置主将。春先はケガで出遅れたが、復帰後は攻守にわたり存在感を発揮している。捕手の堀江光志も調子を戻し、リード面での安定感がチーム全体のリズムを支える。ケガ人も回復し、全国大会には全員そろって臨める見込みだ。
現在は、10月に入り日が短くなった影響で平日練習は行わず、土日のみの活動となっている。グラウンドで練習できる間は、できるだけ実戦形式の練習試合を重ね、実戦感覚を維持する方針だ。時期的に対戦相手の確保が難しいこともあり、今後は他地域の選抜チームとの練習試合も視野に入れている。
徳永次朗監督は「全国の舞台でも接戦を制した強さを発揮し、一戦必勝で精一杯戦い、ドラマを巻き起こします」と意気込む。
数々の接戦を勝ち抜いてきた南JBC。北海道代表としての誇りを胸に、明治神宮の舞台で堂々たる戦いを見せる。
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札幌南JBC、夢の明治神宮へ挑む子供たちへご支援を
札幌南JBCは、全国大会の切符を懸けて行われた「第19回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ北海道予選大会」において、見事優勝を果たした。これにより、2025年12月に東京・明治神宮野球場で行われる「第6回くら寿司・トーナメント2025」並びに「第19回ポップアスリートカップ 星野仙一旗争奪全国大会」へ、北海道代表としての出場が決定した。
選手たちは、全国の強豪と対戦する大舞台に向けて、毎日の練習に全力で取り組んでいる。父母会、指導者、チーム関係者も一丸となって大会準備を進めているが、遠征に伴う経費のほか、宿泊費や輸送費など多くの費用が必要となるため、チーム運営費だけでは賄いきれない状況だという。
そこで札幌南JBCでは、全国大会出場に向けた寄付金の募集を開始。温かい支援を呼びかけている。
5,000円以上の寄付には、チーム記念品が贈呈される予定。振込先は以下の通り。
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【寄付金振込先】
北海道銀行 本店営業部 普通 3411056
口座名義:札幌南ジュニアベースボールクラブ
また、チーム関係者に直接お渡しいただくことも可能。
寄付の受付期間は2025年11月末日までとなっている。
監督の徳永次朗氏、総監督の成田耕一氏をはじめ、チーム関係者一同は「北海道代表として誇りを胸に、最後まで全力で戦います。皆様のご支援・ご声援を心よりお願い申し上げます」
とコメントを寄せた。

指導者・選手
指導者
▽総監督
成田 耕一
▽監督
㉚徳永 次朗
▽コーチ
㉙日蔭 直樹
㉘阿部 翼
選手
⑩ 玉置 粋煌(たまおき いきら)
6年・右投げ、左打ち
156センチ、48キロ
⓪ 天野 秀哉(あまの しゅうや)
6年・右投げ、右打ち
140センチ、32キロ
① 吉田 淳希(よしだ あつき)
6年・右投げ、右打ち
140センチ、37キロ
② 堀江 光志(ほりえ こうし)
6年・右投げ、右打ち
145センチ、55キロ
③ 増山 清勢(ますやま きよせ)
5年・右投げ、右打ち
147センチ、50キロ
④ 高橋 遼(たかはし りょう)
5年・右投げ、右打ち
141センチ、35キロ
⑤ 絹川 奏斗(きぬかわ かなと)
5年・右投げ、右打ち
142センチ、47キロ
⑥ 吉川 琉聖(よしかわ りゅうせい)
6年・右投げ、左打ち
148センチ、41キロ
⑦ 鳴海 陽向(なるみ ひなた)
6年・右投げ、右打ち
155センチ、43キロ
⑧ 村田 健心(むらた けんしん)
6年・右投げ、右打ち
145センチ、40キロ
⑨ 及川 瑛翔(おいかわ えいと)
5年・右投げ、左打ち
132センチ、30キロ
⑪ 赤坂 トアル(あかさか とある)
5年・右投げ、右打ち
140センチ、35キロ
⑮ 山本 敬弥(やまもと ひろや)
5年・右投げ、右打ち
140センチ、32キロ
㉕ 西川 琉生(にしかわ りゅうせい)
6年・右投げ、右打ち
145センチ、35キロ




全国大会までの足跡
【クライマックス・シリーズ】
★三つ巴戦(10月4日、石山北公園)
〇 15-1 岩見沢学童野球クラブ
〇 5-2 羽幌フェニックス
【ポップアスリートカップ北海道予選大会】
◆決 勝
〇 6-2 恵み野ロイヤルズ
◆準決勝
〇 3-2 東海Fイーグルス
◆3回戦
〇 5-1 豊平カージナルス
◆2回戦
〇 7-3 山の手ベアーズ
◆1回戦
〇 5-4 東グレートキングス


全国大会・トーナメント表
組合せ抽選後、反映させていただきます。


協力:札幌南JBC