宮本稜希が5回1失点の快投!小樽中央JBCが接戦制し2回戦進出
高円宮賜杯第46回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道大会は6月20日、新ひだか町三石緑ヶ丘公園球場で熱戦が繰り広げられた。第1試合では小樽支部代表・小樽中央JBCが西胆振支部代表・伊達パンダーズを2-1で下し、2回戦進出を決めた。先発した宮本稜希投手(6年)が5回1失点の好投で試合をつくり、打線は三回に主将・宮本章瑛(6年)の先制打と滝悠久(6年)の決勝打で奪った2点を守り切った。同チームは21日に2回戦で前年度優勝の東16丁目フリッパーズと対戦する。
※他写真掲載は23日以降となります。
イニングスコア
◆1回戦(6月20日、新ひだか町三石緑ヶ丘公園球場)
小樽中央JBC2−1伊達パンダーズ
小樽中央JBC
002000=2
000010=1
伊達パンダーズ
(小)宮本稜、宮腰ー滝
(伊)小林、辻ー中野勇
▽三塁打:宮本稜(小)
▽二塁打:滝(小)、今井、中野勇(伊)


主将・宮本章瑛が先制打 滝悠久が決勝打
試合が動いたのは0-0で迎えた三回だった。
二死二塁の好機で3番・宮本章瑛主将(6年)がライトオーバーのタイムリー三塁打を放ち先制。さらに続く4番・滝悠久(6年)が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、2-0とリードを広げた。
結果的に、この滝の一打が決勝打となった。小樽中央JBCは数少ないチャンスを確実にものにし、試合の主導権を握った。
宮本稜希が5回1失点 粘投で勝利呼び込む
守っては先発の宮本稜希投手(6年)がテンポの良い投球で伊達打線を封じた。
「1回から調子が良くて、キャッチャーにも助けられました。その後だんだんリズムに乗ることができました」
五回に1点を失ったものの、大きく崩れることなく最少失点で切り抜けた。
「少し気持ちが落ちてしまったのですが、みんなが声をかけてくれて切り替えることができました」
この日は捕手のミットを目掛けて丁寧に投げ込むことを意識。仲間の支えを受けながら5回1失点の力投を見せ、勝利の土台を築いた。

プロフィール
宮本 稜希(みやもと いずき)
小樽中央JBC 6年
ポジション:投手
右投げ、右打ち
151センチ、47キロ
家族は父、母を含む4人家族。小学1年生の時はサッカーをしていたが、父が野球経験者だったこともあり「楽しそうだな」と感じ、小学2年生から野球を始めた。
自身の一番の持ち味は「コントロール」。マウンドではキャッチャーの構えたミットに正確に投げ込むことを意識している。
また、試合中はピッチクロックやボークにも注意しながら冷静な投球を心掛けている。
「選手たちの力に託した」指揮官も称賛
最終回は左腕・宮腰賢人(6年)がマウンドに上がり、1点差の緊迫した場面を締めくくった。
試合後、若狭幸央監督(48)は選手たちの奮闘を称えた。
「取れるところで点が取れなかったりもしましたが、子どもたちが本当によく頑張ってくれました。最後は選手たちの力に託したという感じでした」
また、宮腰についても、「最後に投げた宮腰がしっかり締めてくれると思っていました。信じて送り出したので、良い投球をしてくれました」と信頼を口にした。
打線については「1番、3番、4番が本当に頼りになる存在」と評価。なかでも主将・宮本章瑛については「気持ちの強い選手で、攻守にわたってゲームを作ってくれている」と厚い信頼を寄せた。
最後まで食らいつくもあと一本届かず
伊達パンダーズは持ち味の機動力を生かし、序盤から積極的な走塁で得点機を演出した。走者を出しては次の塁を狙う果敢な攻撃を見せ、再三にわたり小樽中央JBCへプレッシャーをかけた。
しかし、そのたびに小樽中央JBCの堅い守備に阻まれ、あと一本が遠かった。
五回には先頭の今井颯大(5年)がレフト線を破る二塁打で出塁。犠打で三塁へ進むと、1番・中野勇吹(6年)が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち1点差に迫った。
さらに最終六回には二死三塁と一打同点の好機をつくり、球場の雰囲気を一気に引き寄せた。しかし最後は後続が打ち取られ試合終了。最後まで粘り強く戦い抜いたものの、小樽中央JBCの好守の前にあと一本が出ず、惜しくも初戦敗退となった。
協力:北海道軟式野球連盟日高支部
