【フォトグラフ・動画】大会初抽選で決着!初V神楽、準V石山

【フォトグラフ・動画】大会初抽選で決着!初V神楽、準V石山

初優勝した神楽少年野球団の選手たち(伊達市館山野球場より)

太陽グループ杯争奪第23回全道少年軟式野球選抜大会(北海道少年軟式野球連盟主催)が9月17、18日の2日間、登別市の川上公園野球場などで行われた。大会は北海道全域から各支部予選を勝ち抜いた学童16チームが出場。決勝は神楽少年野球団(上川支部)と石山アトムズ少年団(石狩支部)が対戦し、六回特別ルールで決着つかず大会初の抽選で神楽少年が5-4と石山を下し、神楽少年が初優勝を飾った。同チームは平成29年7月東京開催の第35回少年軟式野球世界大会国内予選大会に北海道ブロック代表の出場権が与えられた。3位には大中山野球スポーツ少年団(渡島支部)、鳥西メジャーズ(釧路支部)となった。

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大会初、抽選で決着!

準決勝、決勝が行われた大会2日目は、朝から雨天となり当初予定していた登別市川上公園野球場から急遽、伊達市館山野球場へ会場を移し行われた。大会規定も七回戦から五回戦へ、三回成立と変更があった。

決勝は、神楽野球少年団・エース内藤朱希(5年)と大会屈指の右腕、石山アトムズ少年団・鳴海健臣投手(5年)の両エースの投げ合いで始まり1点の遠い展開。規定の五回終わって無得点。神楽は2度、得点圏に走者を置くもあと一本が出なかった。六回のタイブレーク(一死満塁)も無得点に終わり、大会初となる抽選で勝敗を決することに。方法は、抽選箱が用意され中には折り畳まれた白い紙が18枚。○が9つ、×を9つ入れたものを最終メンバーが交互に引き当てるもので○の多い方が勝ちとなる。抽選結果は神楽5、石山4と僅差の結末となった。球審から抽選の結果が決まった瞬間、神楽少年野球団の選手たちは喜びを爆発させた。初優勝の神楽少年野球団・木村稔監督(61)は「厳しい大会だった。特に決勝は一番苦しかった。冬の間、守備力を磨き。春先から打撃練習を重ねた。今日は全員が100点!」と選手たちに最大級の賛辞を送った。上川支部としては6年ぶり3度目の優勝を飾った。

2度のピンチをしのぐ!

大会規定となる五回裏、一死一、三塁とサヨナラのピンチを迎える。しかしスクイズを空振りで仕留めると三走・越谷俊介(5年)を、三本間に挟みタグアウト。その間、一走・長船大真(4年)が三進へ。再びリードの大きかった三走に対し、神楽・稲田太陽捕手(5年)が、三塁へけん制。三走の戻りが少し遅れたところをタグアウトしピンチを脱した。さらに六回、投前にスクイズを転がされるも本塁で封殺し、本塁を踏ませなかった。石山アトムズ少年団・成田耕一監督(45)は「五回、六回がポイントだった。ともにスクイズを決めていれば・・・。4年生が多い中、課題が残った」と振り返り課題を指摘した。投げては全試合先発登板の鳴海は投打にフル回転の勇士を見せた。来年こそはと伊達を後にした。

◆決勝(18日・登別市館山野球場)

神楽少年野球団(上川支部)

0000005=5

0000004=4

石山アトムズ少年団(石狩支部)

(六回は特別ルール、抽選により神楽が優勝)

(神)内藤‐稲田

(石)鳴海‐島津

▽二塁打:稲田(神)、越谷(石)

◆準決勝(18日・登別市館山野球場)

大中山野球スポーツ少年団(渡島支部)

00100=1

0210×=3

神楽少年野球団(上川支部)

(大)樹神‐松山

(神)内藤‐稲田

▽三塁打:樹神(大)、黒田(神)

◆3位の大中山野球スポーツ少年団 今島和夫監督(69)は「選手たちは頑張ってくれた。けが人も多い中、持てる力を出せたと思う。この負けを生かし課題克服を目指す」とすでに来年をを見据えていた。

鳥西メジャーズ(釧路支部)

00000=0

0001×=1

石山アトムズ少年団(石狩支部)

(鳥)阿部‐鵜ノ澤

(石)鳴海‐島津

▽二塁打:鳴海(石)

◆3位の鳥西メジャーズ 原田忠蔵監督(69)は「相手の投手を打ち崩すことが出来なかった。大変勉強になりました。ここにまた来年も出場できるよう――。5年生は来年、全道大会に出場できるよう頑張ります」と次を見据えた。

【太陽杯・名勝負】

6年前、少年野球史に残る名勝負があった。それは太陽杯争奪第17回全道選抜大会の2日目、この日も雨の影響を受け釧路市運動公園から釧路市阿寒町野球場へ会場を移し行われた。決勝は、ともに初優勝を懸けた永山西クラブ(上川)と真栄ビクトリー(石狩)の一戦。それは好投手と堅守で、準決勝まで3試合をともに2失点で勝ち上がる戦いぶりはとても似かよっていた。七回終わって両者無得点。促進に突入するも八、九回と攻め手を欠き互いに0を重ねた。試合が動いたのは十回、敵失に乗じて真栄が一挙3点先制。ここで決まったかに見えたが――。その裏、永山西は2点左前適時打などで3点を奪い驚異の粘りで同点とした。十一回表、真栄の攻撃を無得点に抑えた永山西は一気にサヨナラ勝ちの機運を高めた十一回裏。スクイズで1点を奪い延長11回、1時間59分の熱戦に終止符を打った。両右腕の投げ合いは、永山西クラブ・富田健太144球完投。真栄ビクトリー・成田謙之郎127球完投。とあっぱれの名勝負だった。

ベースボール北海道ストライク(2010、11月号より)

◆決勝(2010年9月19日)

真栄ビクトリー(石狩支部)

00000000030=3

00000000031=4

永山西クラブ(上川支部)

(十一回特別ルール)

(真)成田‐竹本

(永)富田‐伊藤

▽三塁打:立野2(真)

資料:ベースボール北海道STRIKE(2010年11月号)

協力:北海道少年軟式野球連盟胆振支部

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