仲良しから仲間になって帰ってきた<岡山大会>

仲良しから仲間になって帰ってきた<岡山大会>

北海道選抜(岡山選抜)=(写真・チーム提供)

12月15、16日の2日間を熱く戦った北海道選抜チーム(岡山大会)は見事な戦いぶりで準優勝の活躍を見せてくれた。

この活躍に決して欠かすことのできない渡辺 敦監督(42)が、大会を通じて感じた思いを包みか隠さず書き記しるした。

<西日本選抜学童軟式野球倉敷大会を終えて>

結果は準優勝であと一歩優勝には至りませんでしたが、チーム結成から約1ケ月という短い期間の中で子どもも父母も指導者も皆が成長し、そんな中で掴んだ準優勝。

毎週、毎週合宿を実施し、どんどん仲良くなる中で、出発時に「仲良しではなく仲間になって帰ってこよう」と約束し新千歳空港から旅立ちました。

その約束だけは何とか果たせたのではないかと一安心しております。

私自身4度目の倉敷大会への参加。

年々勝ち上がるのが厳しい印象を受けます。

それは、青森県選抜を始めとする広域からの大会参加希望チームの増加に伴い、地元の選抜チームも以前より区割りが広域になることでチーム力が向上したり、広島県を除く中国四国地方はプロ球団がないので「〇〇ジュニア」を目指すのと同じように各地域の選抜チームで野球をやることが大きな目標となっている。

道選抜チームと対戦したチームは、試合終了時に本気で涙をしておりました。

この大会にかける思いが強い証拠だと感じました。(書き手・渡辺 敦)

◇北海道選抜(岡山大会)メンバーはコチラ

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<初日のトリプルヘッダー>

練習してきたことを発揮し、何とか厳しい場面を切り抜け、少ないチャンスをモノにし勝利するという予想通りの展開が続きました。

初日・1回戦、2回戦を勝利し、この日3試合目となった準々決勝。

相手は二連覇中で昨年、一昨年と敗れていたオール高松。

試合を通じて相手の執念を感じ、最終回しのぎ削って最大のピンチを乗り越えたことでチーム力がグッと上がったと感じました。

写真左から向井コーチ、渡辺監督=(写真・チーム提供)

<最終日・準決勝>

前日の3試合を勝ち抜いた道選抜チームは準決勝で、昨年大会で辛くも抽選勝ちした玉野選抜さん。

昨年のチームは最速128キロを誇り、地元でも特集されるほどの剛腕投手が相手でしたが、今年も「チーム力が非常に高く、まとまりがあって昨年以上の戦力」と聞いていた通りの素晴らしいチーム。

初回から厳しい劣勢の展開。

初回、長打を含む3本、続く二回にも2本の安打を許し1点ずつ献上。

その後も玉野優勢が続くも何とか凌ぎ、我慢の展開が続く。

2点ビハインドのまま迎えた最終回に何とか追いついて2年連続の抽選へ突入。

最終メンバー9人による〇×の抽選結果は昨年同様に5-4というものでした。

<最終日、決勝>

激闘を戦い抜いた道選抜チームは決勝は、地元・倉敷選抜。

交流試合を終えた参加全チームが閉会式に向け集まり、どちらかの応援をするというのがこの大会のしきたり。

試合開始からどんどん人が集まり、中盤にはスタンドがびっしり埋まるような環境で試合が出来たことが何よりの思い出になったはずだ。

一度この大会の決勝を見たものは「あの中で試合をしたい、させたい」と強く願うのもよくわかります。

ベンチからの指示も全くグラウンドにいる選手には届かないような状況下の中で、初戦から続けてきた戦い方通り粘り強く戦いました。

しかし五回裏、二死二、三塁から打たれたのがこの試合での唯一のミスだったかなと悔やむところです。

決勝戦の北海道側のスタンド=(写真・チーム提供)

<総評>

開会式のセレモニーから審判長のパフォーマンス。

閉会式のセレモニーから全員で栄光の架橋の合唱など、大人が率先して盛り上げ、バカを見せる姿勢は見習う点も多々あるのではないかと感じましたし「良い大会になっているな」という印象を強く受けました。

大会一日目終えた後、ホームステイをさせていただき、行く前は緊張をしたり、嫌がっていた子達も翌朝には全員「楽しかった」といって帰ってきました。

非常に素晴らしいことだと思います。

また、初日の試合会場へ向かう道中、今年7月の豪雨災害地域を通り、バスの中から復興に向けての様子を拝見することが出来ました。

子ども達の気持ちにも何かしら届くものがあると良いと願っています。

閉会式 栄光の架橋を合唱=(写真・チーム提供)

北海道選抜はこの大会で比較的好成績を残せていますが、技術的には向こうの野球少年達の方が数段上。

ボールさばきの巧さや打力は正直歴然とした差を感じます。

そんな中、自分たちの強みを考えしぶとく戦えば十分勝負になることを学ぶ良い機会ともなりました。

北海道の現5年生以下の野球少年達も是非この大会の決勝戦で、多くの観衆の中でプレーすることを夢見て日々頑張る子が出てきてくれたら嬉しい限りです。

翌秋のセレクションへの多くの挑戦を心待ちにしております!

北海道選抜(岡山大会)=(写真・チーム提供)

北海道選抜(岡山大会)=(写真・チーム提供)

北海道選抜(岡山大会)=(写真・チーム提供)

北海道選抜(岡山大会)=(写真・チーム提供)

北海道選抜(岡山大会)=(写真・チーム提供)

北海道選抜(岡山大会)、新千歳空港到着しました=(写真・チーム提供)

編集・大川祐市

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