修理の観点からわかる、 名作が愛され続ける理由

修理の観点からわかる、 名作が愛され続ける理由

【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長

古内克弥のコラム No.147

スポーツショップ古内ホームページはコチラ

https://sp-furuuchi.com

修理の観点からわかる、

名作が愛され続ける理由

こんにちは!

いつもコラムをお読みくださいましてありがとうございます!

今回は、

修理の観点からわかる、名作が愛され続ける理由

と題しまして、コラムを書かせていただきます。

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名作とは?

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あなたが「名作」と聞くと何を思い浮かべますか?

野球用品の中でも、修理をしながら使い続ける物として代表的な物はやはり「グラブ」ですよね。

私もゼットのグラブ工場にいた際に、たくさんのグラブを見てきました。

たくさんの学校に赴き、その場で修理をするなどして、

ミズノプロの修理、SSKのグラブの修理、スラッガーの修理、ローリングスの修理など、様々なグラブを修理してきました。

修理というのは中身を解体することもよくあります。

中にどんな芯材が使われているのか。

フェルトなのか化繊なのか。

フェルトの中に入っている芯はどんなものなのか。

大きさはどうなのか。

グラブの革に空けた紐通し穴。その穴はどことどこをつなげているのか。

紐の通し方の巻き方向の違い。

メーカーによって様々な違いがありました。

正直、まだその当時23歳で野球未経験だった私にとっては、そこまで意識して観察をしていたわけではありませんでしたが、

最近はたくさんの修理や加工をお店で受けていて、

「名作」

と言われるグラブの魅力を感じるようになってきました。

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名作の魅力

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名作とは何なのか?

名作とは、

優れた品物。長く愛され続けている品物。

グラブでいえば

ローリングスのHOH(不明だけど、50年以上?)、プロプリファード(20年)

ミズノのミズノプロ(30年以上)

ゼットのプロステイタス(25年以上)

ウィルソンのA2000(60年以上)

などはとても長く使われ続けています。

今はたくさんの新しいメーカーが出現しては消えていく。

グラブに関しては本当にメーカーが増えたなぁと感じています。

残り続けている物というのは、本当にファンが多いのだろうなと感じるんです。

今度、これらの名作たちを詳しくご紹介しますね!

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名作はどこが違う?

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さて、修理をする際に

「うわぁやっぱりこれは名作だなぁ」

とうなる部分があります。

それは、

バラした時に見た「型」です。

つまり「型紙」、「ペーパーパターン」ですね。

「設計図」といったほうがわかりやすいかもしれません。

型というと、みなさん立体的なグラブの状態をイメージすると思うんですね。

しかしそういった立体的に仕上げる前に、

まずは平面図を作らなくてはいけません。

例えばグラブの指の背面部を膨らませるには、捕球面の指の長さに比べて、少し長めの型紙にする必要があります。

そのように設計したものを、今度は「裁断」といって、革包丁で切っていくわけです。

名作たちは、そのペーパーパターンがとてもよくできています。

だから、縫う人が変わっても、紐を通す人が変わっても、出来上がるものは近いものになります。

もし仮にペーパーパターンが変だったら、どんなに縫い手が凄い腕前でも、紐を通す人が卓越した技術の持ち主であっても、設計図自体がおかしいため、いいものが出来上がりません。

修理をお受けした際に、捕球面がぶよぶよしているグラブがあったりします。

天然素材を使っているため、ある程度は許容しなくてはいけないのですが、

それでも

「これはいきすぎだなぁ」

というものも中にはあります。

しかし、名作は綺麗です。美しいんです。

捕球面のぶよぶよもほとんどない。

あったとしても、グリスアップで戻ったりもします。

私個人的に好きなグラブは

「綺麗なグラブ」

です。

使いやすいかどうかはまた別の話です。

持ち主が「使いやすい」と思うかどうかに左右される「感覚の問題」ですから。

「古内さんが思う、名作はどれですか?」

と聞かれた際には

どうしても

私がゼット時代の工場長だった佐藤さんが作っている

「佐藤グラブ工房」が出てきてしまいます(笑)

ペーパーパターン

裁断時の切れ口

縫い糸のミシン幅

捕球面

背面から見たときのハミダシの真っすぐさ

手を入れたときのフィット感など

本当に名作だなぁと思います。

「佐藤グラブ工房以外で!!!!」

と言われましたら、

アイピーセレクトのIP1050シリーズ

俗にいう、十河モデル(とうごうモデル)

ですね。

こちらも素晴らしい完成度だと思います。

ゼットのプロステイタスも凄いと思います。

とはいえ、プロステイタスにはたくさんの種類がございます。

プロステイタス

プロステイタススペシャルエディション

プロステイタスプレミアム

やはり自社工場で作っていることもあり、ゼットの品質管理はとてつもなく高いですね。

失敗作がほぼない、という感じです。

失敗作がほとんどないということは、設計図がしっかりしている、ということでもあると思います。

ミズノプロやジュンケイ、ハタケヤマ、スラッガーにも名作はあると思います。

ですが、残念ながら当店で現在のところ取り扱いをしておりませんので、こちらについては言及いたしません。(ミズノグローバルエリートは取り扱いあります)

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スポカルinつどーむで

配布する団員募集の

チラシはありませんか?

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話は大きく変わりまして、

少年野球の入団希望者を募集するチラシなどはありませんか?

1日で30000人以上集まるつどーむでのイベント。

この日は社会人野球の北海ブルーウェーブというクラブチームの方々に野球体験をしてもらおうと思っているのですが、もしチラシがございましたら、こちらの方で配布させていただきます。

来場された子供たちが野球を体験して、

「楽しかった!」

という気持ちになってもらえたとしたら、

そこですかさず

「何区から来たの?是非ここに見学しに行ってみてね」

とお渡ししたいなと思っております。

前回のストライクの記事をお読みくださり、早速チラシをくれたお客様もいらっしゃいます。

もし、東区や北区など、その周辺のチームの団員募集のチラシを配布したい!と思われたなら、

スポーツショップ古内の古内克弥まで

お送りください!

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今回のコラムはいかがでしたか?

実は今回のコラム、書いていてものすっごく長くなってしまいましたので、かなり割愛させていただきました。

メーカーの歴史などを調べていきますと、とても面白いです。

「こんな思いで物作りを始めたんだ」

「こんな歴史があったのか~」

「え!?あの人も使ってたの!?」

などなど、調べるのに4時間くらい、

執筆にも4時間かかりました(笑)

しかしそれをかなり削って削って、とやりましたら、

さらにそこにも時間がかかってしまいました。

いつもこんなに長い記事をお読みくださいましてありがとうございます。

今回削った分は、違う機会に書かせていただきますね!

今回も、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!

――――――――――<コラム著>――――――――――

株式会社スポーツショップ古内

代表取締役社長 古内克弥

1982年4月15日生まれ

小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。

サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。

ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。

三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。

2017年、代表取締役社長に就任。

札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。

学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。

<バックナンバー>

No.16〜17はセールの予告でした。

No55

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