札幌新琴似シニアが、オール中学硬式3連覇!

札幌新琴似シニアが、オール中学硬式3連覇!

全国制覇を目指す札幌新琴似ナイン

中学硬式野球のリトルシニアリーグ、ボーイズリーグ、ポニーリーグの代表が競って全国出場権を争う「第7回全日本中学野球選手権北海道大会(ジャイアンツカップ)」が7月2、3の両日、江別市野幌総合運動公園球場ほかで行われ、リトルシニアの札幌新琴似が札幌大谷を14-1で下し優勝。

新琴似は2020、2021年大会に続いての3連覇となった。

8月15日から東京都で開かれる全国大会に出場する。

同チームは2003(平成15)年大会では、準決勝で吉川光夫投手(現・西武ライオンズ)を擁する福岡ニュースターズを1-0で下し、決勝進出。

決勝で緑中央リトルシニア(現・横浜中央リトルシニア)に5-10で敗れるも準優勝の活躍があった。

球団史上初の2022ジャイアンツカップ全国制覇を目指す!

3位には北斗ベースボールクラブ(ポニー)、恵庭リトルシニア(リトルシニア)。

最優秀選手賞に嶽石皓太郎(札幌新琴似・3年)、優秀選手賞に瀬尾心之介(札幌大谷・3年)が選ばれた。

◆代表決定戦(3日)

札幌新琴似シニア14-1札幌大谷シニア

札幌新琴似シニア

4124300=14

0000100=1

札幌大谷

(新)山田、半田(6回)、加藤(6回)-鈴木、中田(6回)

(大)瀬尾、井土(2回)、岩渕(4回)-齋藤

▽本塁打:瀧口(新)

▽三塁打:嶽石、田村(新)

▽二塁打:鈴木(新)

準決勝2本塁打を放つなどMVPに輝いた嶽石(札幌新琴似)

優勝旗を手にする札幌新琴似ナイン

札幌新琴似が投打で圧倒

決勝は準決勝で北斗ベースボールクラブ(ポニーリーグ)を、8-2で下した札幌新琴似に対し、恵庭との延長11回の死闘の末、勝利した札幌大谷との戦い。

このカードは日本選手権北海道予選・決勝以来のカードとなった。

札幌新琴似は初回、打者10人で5安打4点を奪い主導権を握った。

二、三、四、五回と得点を重ね、先発全員安打となる七回15安打14得点と大量リード。

投げては左のエース山田遼太投手(3年・新琴似スラッガーズ出身)が、得点圏に走者を背負うもキレの良いストレートと緩急を織り交ぜながら内外角を丁寧に突き、粘りのピッチングを見せた。

五回に札幌大谷・先頭の瀧口大智(3年・東雲ファイターズ出身)にソロ本塁打を浴びるも五回4安打1被本塁打1失点の好投があった。

六、七回は半田 悠(3年・東16丁目フリッパーズ出身)、加藤大成(3年・札幌ファイヤーズ出身)の継投で逃げ切った。

生嶋宏治監督は「まだまだです。記録に残らないミスもある。大会に向けしっかり調整して臨みます」と3連覇にも気を緩めることなく既に全国を見据えていた。

決勝で好投を見せた山田(新琴似)

<発行人・大川祐市>

今大会ダントツの強さで勝ち上がりを見せた札幌新琴似。

投打ともに充実し、綻びや隙が見当たらない。

投手は左腕エースの山田、右の高橋隼人(3年・鉄東スワローズ出身)、高橋瑛汰(3年・篠路ライオンズ出身)、半田 悠(3年・東16丁目フリッパーズ出身)、加藤と誰が投げてもキレの良いボールでゲームメイクできる。

攻撃では1番から9番まで切れ目が無い打線はまさに驚異だ。

上位打線だけでも紹介すると1番・加藤は投打ともに抜群のセンスを感じる。

2番・嶽石皓太郎(3年・北都タイガース出身)は準決勝・決勝で6安打2本塁打と大活躍し、最優秀選手賞(MVP)にも選ばれた。

3番・主将の田村颯丈郎(3年・東札幌ジャイアンツ出身)は、チームの精神的支柱に加え、勝負強い打撃と球際に強い守備力はグラウンド内で特別な存在感を見せている。

守備でも左翼手の上田就也(3年・丘珠オニオンズ出身)、一塁手の堀内亮太(3年・大麻バファロー出身)らのケガを恐れないアグレッシブな前方へのダイビングキャッチがあった!

投手陣を救ったこのビックプレーに会場からは大きな歓声が起こった。

名前を挙げるとキリが無いほど、それぞれの個の充実ぶりは際立っていた。

このチームには競い合いがあり、すべての選手がチャンスを窺っているようにも見えた。

ここまで仕上げてくる生嶋監督の手腕はやはり流石である。

中学硬式野球の最高峰「ジャイアンツカップ」初優勝に本当に期待が懸かる!

札幌新琴似

優勝の札幌新琴似

札幌大谷、決勝で力尽きる

恵庭リトルシニアとの準決勝では七回で決着つかず2-2の同点。

延長八、九回を戦い終えるも0が並んだ。

十回から特別延長戦、一死満塁からのタイブレークに突入した。

互いに4点ずつ取り合い6-6の同点。

2度目のタイブレークとなった十一回、2番・石井碧十(3年・札苗スターズ出身)、4番・瀬尾心之介(3年・北白石ワイルドナイン出身)らのタイムリーヒットでまたも4点を挙げた。

十回からリリーフする瀬尾が打者2人を討ち取り恵庭との激闘を、全員が死力を尽くし総力戦で札幌大谷が制した。

決勝は数十分のインターバルを開けて行われるも札幌大谷ナインの疲労回復は望めず決勝で力尽きた。

五十嵐友次郎監督は「日本選手権前にこうした経験ができたことは大きい。ジャイアンツカップ出場を懸けた戦いだったが3度目の挑戦も及ばなかった。日本選手権ではまずは初戦突破を目指します」と死闘を戦い終えた指揮官の口からは絞り出すように全国への意気込みがあった。

五回、ソロ本塁打を放つ瀧口(札幌大谷)

優秀選手賞に選ばれた瀬尾(札幌大谷)

札幌大谷

準優勝の札幌大谷

準決勝に挑んだ北斗BBC

◆準決勝(3日)

札幌新琴似シニア8-2北斗ベースボールクラブ

北斗ベースボールクラブ

0001100=2

130301x=8

札幌新琴似シニア

(北)菊池、松崎(4回)、藤林(北)-阿部、成田(6回)

(新)高橋英、平井(5回)、高橋隼(7回)-鈴木

▽本塁打:嶽石RH、嶽石(新)

▽三塁打:阿部(北)、鳴海、鈴木(新)

▽二塁打:菊池(北)

準決勝に挑んだ恵庭シニア

札幌大谷シニア(8)2-2(4)恵庭シニア

札幌大谷

11000000044=10

01000100040=6

恵庭シニア

(十一回特別ルール)

(大)中村、升井(5回)-齋藤

(恵)山田、河合(5回)-今

▽三塁打:升井、瀬尾(大)

▽二塁打:武藤(大)

協力:北海道野球協議会

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