
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.162
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高校野球の新基準バットについて

こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいましてありがとうございます!
今回は、高校野球の金属バットが2024年から基準変更になり、今までよりも
「飛ばなくなる」
という話題について書いていきます。
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新基準バットとは?
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高野連が定めた新基準のバットは現行のバットよりも細く、
金属を厚くすることにより、低反発で打球速度が抑えられるもので、
より木製バットに近いものになります。
芯に当たればちゃんと飛ぶけども、
芯に当たらなければ全然飛ばなくなるようです。
この新基準バットは、
2022年から2年間の移行期間を経て2024年より導入されます。
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なぜ新基準に変わるのか?
その目的は??
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①投手の怪我防止
打球速度を抑えてピッチャー返しによる投手への受傷事故を防ぐことが目的です。
投手からホームまでの距離は18.44mですが、投手は投げた勢いで前に出るため、投球後はさらに1mほど距離が縮まります。
加えて、打球が投手に到達するまでわずか0.4秒しかないので、ピッチャーライナーなどは避けられず怪我につながることがあるのです。
金属バットの危険性から「反発を抑える必要がある」との声が上がり、見直しに乗り出しました。
②『打高投低』の傾向の調整
投打のバランスを均一にするためです。
従来の金属バットは打球をよく弾くので、当たりどころが悪くてもヒットになりやすく、また飛距離が出やすかったんです。
ですが新基準の低反発バットは、その名の通り「反発が弱い」ので飛距離が出にくく、スピードも出にくく、「打者有利を改善」する狙いがあります。
③投手の負担軽減
投手の球数抑制と肘への負担を軽減する目的もあります。
投手の疲労軽減のために「1週間500球以内の投球数制限」に加えて、バットの見直しがされました。
投手の負担軽減を目指す上で、金属性バットの反発性能を抑制する必要性を求める声が上がり、打球速度を抑えることで投手の負担を軽減する狙いがあります。
現在の金属バットは芯が広く飛距離が出やすいので、投手は変化球を織り交ぜて配給をするため、どうしても球数が多くなってしまいます。
また、「攻撃が終わらない…」なんていうこともありますよね。
それが、低反発バットになることで、以前よりも投手の負担は減り、球数を抑えることができると期待されています。
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今までのバットとの違い
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現行の金属バットとの違いについて説明いたします。
【重さ】
・金属バット 900g以上
・低反発バット 900g以上
※低反発バットはバットの径が細くなるにも関わらず、重さ900g以上を満たさなければいけないため、金属の肉厚を厚くしなければならない。よって、飛ばなくなります。
【最大経】
・金属バット 67mm
・低反発バット 64mm(木製バットの平均的な太さ)
※低反発バットはこの細さの中で戦わないといけないため、ミートポイントが一気に小さくなります。芯に当たらない打球が多くなることが考えられるので、それも飛ばなくなる要因となりそうです。
【反発係数】
規定なし
【打球部の素材】
新規定では現行のバットよりも1mm厚い
【打球速度】
現行のバットと新規定のバットの打球速度を比較すると
平均速度が96.3%、初速は96.3%に抑えられたといいます。
反発係数には規定がないということですが、このように低反発バットに変わるとミートポイントが小さくなりますので、平均的に
打者は感覚や打球の飛び方、打球速度が変わる
ということになりそうです。
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低反発バットになることには
メリットがあるのか?
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打者の技術向上のメリットがある
金属バットに頼ることによる「技術習得の鈍化」も叫ばれてきました。
よく「金属バット打ち」なんて言う言葉もありますが、金属の素材の弾きだけで飛ばせるのに慣れてしまった選手は、大学生や社会人で木製バットに変わると活躍できなくなる子もいるようです。
超高校級の選手がプロ入り後に苦労した例はたくさんありますよね。
つまり、より高いレベルでのバッティング技術が求められるようになるということです。
国際試合で使われるバット「BBCOR」とは?
アメリカでは、金属バットの打球によるアクシデントを受けて金属バットの使用規制が進み、「BBCOR」という新基準が設けられました。「BBCOR」とは、金属バットの反発係数を木製バットと同等にするものです。
国際試合では「木製バット」「BBCOR仕様バット」しか使用できないので、よく飛ぶ日本の金属バットでは、世界で戦えないのです。
日本ではマイナーですが、世界ではBBCOR仕様の金属バットが主流なので、バットの規定変更は野球界にプラスになりそうですね。
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木製バットに光が射す!?
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今でも硬式木製バットで、BFJマーク付きのものに憧れて購入する高校生はいらっしゃいますが、今後は木製バットを購入する子は増えていくことが予想されます。
なぜかと言いますと、
高校野球のルールでは、金属バットは上述していたように
「900g以上」というルール規定がありますが、
木製バットは重さ制限がございません。
つまり、木製バットであれば850gを使ってもいいわけです。
スイングスピードは軽ければ軽いほど速くなります。
となりますと、その軽さだけでも木製バットに分がありますし、
グリップエンドも好みに合わせて選ぶことができます。
金額も15000円〜20000円程度です。
ということは、
試合用には木製バット
練習用には金属バット(折れないから)
という使い分けが多くなるように思います。
ちなみに、新基準バットの価格は税込35000円〜40000円程度です。
個人で購入するにはなかなかの価格ですよね…
木製バットは魅力が詰まっていますから、ぜひ多くのプレイヤーに木製バットを使ってみて欲しいなと思っています。
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創業感謝祭2022のご案内
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ここで告知です!
10月29日〜11月3日の期間で、
創業感謝祭という秋のセールイベントを行います!
アップシューズなどかなりお得な買い物ができる品物も多数ありますし、
今回の記事にあった木製バットもお得に買い物ができます。
また、大人気イベントのスイングスピード王座決定戦も、盛大に復活させるつもりです。
詳しいセール内容はこちらのリンクからもご覧いただけます!
https://zp2ev.hp.peraichi.com/thanksgiving2022_baseball
ぜひこの期間、お時間を見つけていらしてくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします!!!!
今回のコラムはいかがでしたか?
木製バットに近い打感の金属バットになる。
これは、3年ほど前から、アイピーセレクトの方がずっと言っていたことでした。
海外の選手との差を埋めるためには、バッターのレベルアップを図らなければならない。
それには、早くからプロと同じように木製に慣れていた方がいいし、成長期の選手が投げすぎによる肩や肘の故障が多すぎることにも警鐘を鳴らしてきました。
そんな時、札幌では興味のあるチームを集めての
「LIGA Agresiva」という練習試合形式のリーグ戦も始まりました。
私はこうした活動には大いに賛同したく思っております。
スポーツショップ古内でも、草野球の選手を対象にして、
「木製バット縛り大会」も行いました。

自分たちの実力が如実に出る!ということで、ビヨンド飽きした選手たちから大変に喜ばれております。
こうした流れは、さまざまなカテゴリで流行るかもしれませんね。
今回も、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!
――――――――――<コラム著>――――――――――
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
<バックナンバー>
No.16〜17はセールの予告でした。
No55
