札幌北、勝負強さでベスト4進出 水沼4安打&笠井好投で強豪・常総撃破

札幌北、勝負強さでベスト4進出 水沼4安打&笠井好投で強豪・常総撃破

スクイズも決まり“らしさ”全開 松本監督「ようやくうちらしい戦い」

水沼が切り開いた先制劇

試合が動いたのは二回だった。
7番・大門賢佑(岩見沢学童野球クラブ出身/新3年)が四球で出塁し、二盗でチャンスを拡大。9番・酒井駿(厚別アトムズ少年団出身/新3年)のセンター前で一、三塁とすると、二死から2番・水沼泰聖(北発寒ファイヤーズ出身/新3年)がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、価値ある先制点を奪った。

水沼はこの日、4打数4安打。打線の核として試合の流れを引き寄せた。

ベンチ向かってガッツポーズで笑顔を見せる水沼選手(札幌北)
ベンチ向かってガッツポーズで笑顔を見せる水沼選手(札幌北)

五回、一気に勝負を決める集中打

1-1で迎えた五回、再び試合を動かしたのは水沼だった。
ライトオーバーの三塁打で無死三塁の好機を演出すると、3番・笠井心雅(緑苑台ファイヤーズジュニア出身/新3年)がライト前へ勝ち越し打。

さらに4番・藤田桃成(緑苑台ファイターズジュニア出身/新3年)、5番・松野栞侑(北発寒ファイヤーズ出身/新3年)が連続内野安打でつなぎ、最後は7番・大門がチーム今大会初となるスクイズを決めるなど、この回一挙3得点。試合を大きく引き寄せた。

決勝打を放った笠井選手(札幌北)
決勝打を放った笠井選手(札幌北)

エース笠井がゲームを支配

投げてはエース・笠井が六回83球、3安打1失点の安定した投球で試合を作った。
打っても決勝打を放つなど、投打にわたる活躍でチームをけん引。最終回は荒岡光政(東グレートキングス出身/新3年)がきっちり締め、勝利を確実なものとした。

エースとして好投を見せる笠井投手、写真右水沼選手(札幌北)
エースとして好投を見せる笠井投手、写真右・水沼選手(札幌北)

松本監督「ようやくうちらしい戦い」

試合後、松本竜輔監督は手応えを口にした。

「ようやくうちらしい戦い、動きができるようになってきた」

4安打の水沼については、
「ようやく当たりが出てきました。うちは1、2番が機能しないと」

さらに攻撃面では、
「これまで打って取って流れを作ってきた。今大会初のスクイズも決めることができた」

投手陣についても、
「笠井が良かった、荒岡も1イニングきっち抑えてくれた良かったです」

と評価した。

最終七回にマウンドに上がった荒岡投手(札幌北)
最終七回にマウンドに上がった荒岡投手(札幌北)

次戦は優勝候補・青森山田 総力戦へ

準決勝の相手は、優勝候補・青森山田。
総力戦で挑む一戦に向け、指揮官は静かに闘志を燃やす。

「明日の準決勝は総力戦です。宮崎、荒岡もフルで使える。笠井も45球迄なげれる。明日は今大会の優勝候補“青森山田”さん。これまで通りの戦いで挑むだけです。一試合、一試合いつも足下を見て戦います」

そして最後は、
「これまでの自分たちの野球をやるだけ」

と、等身大の言葉で締めくくった。

北海道の誇りを背負う札幌北。
その戦いは、いよいよ頂点へと迫っている。

最終回、しっかり締めていこうマウンドに集まる内野陣(札幌北)
最終回、しっかり締めていこうマウンドに集まる内野陣(札幌北)

協力:札幌北リトルシニア

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