
男女共学化とともに歩んだ野球部の軌跡
専用グラウンドなしの逆境を乗り越え、全道ベスト4の実力校へ
札幌静修高校は1922年、女子単学の普通科高校として開校した。その長い歴史の中で大きな転機となったのが、2000年の男女共学化である。新たな時代への舵を切る中で、同年5月に創部されたのが現在の野球部だ。
創部時の部員はわずか12名。同年秋には初めての公式戦に出場したが、結果は5回コールド負けという厳しい船出だった。しかし、その悔しさを糧に一歩ずつ成長を重ねていく。
静修高校には専用の野球グラウンドが存在しない。だが、かつて女子高時代に使用されていた室内プールを改装し、野球部専用の室内練習場として活用するなど、限られた環境の中で工夫を凝らしてきた。
こうした努力が実を結び、近年は着実に成果を上げている。2021年春季北海道高等学校野球大会では全道大会でベスト4に進出。また、第103回全国高等学校野球選手権南北海道大会にも出場し、公式戦での実績を積み重ねてきた。
創部から20年余。札幌静修高校野球部は、専用グラウンドのない逆境を乗り越え、北海道高校野球界で確かな存在感を放っている。今後のさらなる活躍が期待される注目校である。
中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com
<選手>
<背番号、氏名、学年、中学・学童野球歴、投打、身長、体重>
★主将:関 陸空
①折田 悠斗 3年
札幌羊ヶ丘シニア-札幌新琴似リトルリーグ(硬式)出身
左投げ、左打ち
175センチ、74キロ
②渡邊 樹 2年
真駒内曙中学校-少年団調査中
右投げ、両打ち
168センチ、62キロ
③岩田 康誠 2年
厚別北中学校-厚別アトムズ少年団出身
右投げ、右打ち
175センチ、83キロ
④関 陸空 3年
新川中学校-少年団調査中
右投げ、左打ち
168センチ、64キロ
⑤入倉 優斗 2年
札幌東シニア-手稲ヤングスターズ出身
右投げ、左打ち
175センチ、72キロ
⑥田中 琥太郎 2年
ピースベースボールクラブ―山鼻アカシアーズ出身
右投げ、右打ち
168センチ、58キロ
⑦北林 來葵 3年
札幌羊ヶ丘シニア―新琴似リトル出身
右投げ、右打ち
178センチ、88キロ
⑧富田 淳介 2年
藻岩中学校-少年団調査中
右投げ、右打ち
172センチ、70キロ
⑨新井 陸斗 3年
札幌栄シニア-江別中央タイガース出身
右投げ、左打ち
174センチ、66キロ
⑩吉田 集耶 3年
柏中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、80キロ
⑪田畑 遥大 3年
澄川中学校-少年団調査中
右投げ、右打ち
173センチ、73キロ
⑫木村 楓和 3年
札幌羊ヶ丘シニア-エルムファイターズ出身
右投げ、右打ち
170センチ、70キロ
⑬井上 竜之介 3年
札幌豊平ボーイズ-本郷イーグルス出身
右投げ、右打ち
175センチ、70キロ
⑭平田 真聖 3年
札幌真駒内シニア-西岡ボルテージ出身
右投げ、右打ち
172センチ、64キロ
⑮和歌 俊樹 2年
陵陽中学校出身
右投げ、右打ち
174センチ、85キロ
⑯廣瀬 彰仁 2年
ピースベースボールクラブ-FREEDOM出身
右投げ、右打ち
168センチ、65キロ
⑰梅田 悠生 2年
南が丘中学校出身
右投げ、右打ち
169センチ、66キロ
⑱森 永樹 3年
札幌豊平ボーイズ-東海Fイーグルス出身
右投げ、右打ち
168センチ、73キロ
⑲川辺 海稀 3年
石狩中央シニア-緑苑台ファイターズJr.出身
左投げ、左打ち
161センチ、76キロ
⑳木村 静瑠 3年
藻岩中学校-少年団調査中
左投げ、左打ち
174センチ、80キロ
㉑小倉 誠志朗 2年
厚別北中学校-厚別アトムズ少年団出身
左投げ、左打ち
167センチ、65キロ
㉒八重樫 海人 3年
札幌大谷シニア-屯田ベアーズ出身
右投げ、右打ち
172センチ、74キロ
㉓小野 翔太 2年
南が丘中学校出身
右投げ、右打ち
167センチ、52キロ
㉔渡邊 晟羽 2年
札幌ポルテ-ポルテ札幌西出身
右投げ、左打ち
174センチ、64キロ
㉕小川 瑛太 2年
厚別北中学校出身
右投げ、左打ち
173センチ、78キロ