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中学硬式野球のリトルシニア北海道連盟は6月21日、モエレ沼公園球場で日本選手権大会北海道予選の3位決定戦および決勝を行い、3位決定戦では旭川西リトルシニアが春季全道チャンピオン札幌羊ケ丘リトルシニアを10―0(四回コールド)で破った。初回から主導権を握り、佐藤塁投手が7奪三振無安打の快投で強打の札幌羊ヶ丘打線を封じた。両チームと札幌北リトルシニアの3チームが7月23日から東北で行われる第16回林和男旗杯野球大会㏌ TOUHOKUへ北海道代表として出場する。
イニングスコア
◆3位決定戦(6月21日)
旭川西10−0札幌羊ケ丘
札幌羊ケ丘
0000=0
217x=10
旭川西
(四回コールドゲーム)
(羊)淋代、西川、髙橋駿、舘野ー田坂
(旭)佐藤ー安部
旭川西、猛攻と佐藤塁の快投で圧勝!
旭川西は初回、1番・高森郁人(3年・東聖イーグルス出身)、2番・熊林侑哉(3年・神楽少年野球団出身)の連続レフト前安打と相手バッテリーミスで無死二、三塁とし、3番・安部英一(3年・末広少年野球団出身)の内ゴロの間に三走・高森が先制のホームを踏んだ。これが決勝点となり、続く4番・佐藤塁(3年・末広野球少年団出身)の中犠飛でこの回2点を挙げた。
二回には高森のタイムリーで加点、三回には打者10人で4安打3四球と一挙7点を奪い勝負を決めた。
投げては佐藤塁投手が今季初先発で無安打2四死球7奪三振の快投。最速130キロ超の直球と鋭い変化球で札幌羊ケ丘打線を圧倒し、4回無失点に抑え込んだ。
浅田勝喜監督は「選手たちが頑張ってくれた。大会を通じて技術も気持ちも成長してくれた」と笑顔を見せた。2年生・中山愁太(末広野球少年団出身)の奮闘を称えるとともに「佐藤は春先は調子が良くなかったが、今日のピッチングは素晴らしかった」と絶賛した。
佐藤投手は「今日はめちゃめちゃ球が走っていて打たれる気がしなかった。全国でもエースらしいピッチングをします」と力強く語った。

林和男旗へ雪辱誓う羊ケ丘
一方、敗れた札幌羊ケ丘・藤橋和男監督は「春の優勝からここまで頑張ってきたが、準決勝、決勝は不甲斐ない試合だった。悔しさを7月の林和男旗杯で爆発させてほしい」と選手たちの奮起に期待した。
