中学生の硬式野球への移行を支える「Kボール」を使用する2026 ZETT杯争奪中学野球北海道大会は9月13日、新十津川ピンネスタジアムで最終日を行い、札幌BBCが決勝で西胆振BBCを2-1で下して優勝した。最優秀選手賞は札幌BBCの杉本佑哉、優秀選手賞は西胆振BBCの疋田蓮人が受賞した。

決勝 ― 1点を守り切った札幌BBC
決勝は互いに決め手を欠く締まった展開となり、札幌BBCが西胆振BBCを2-1で振り切った。準決勝で宗谷BBCと8-7の打ち合いを制した札幌は、中1試合をはさんだ決勝では一転して1点差の攻防をしのぎ、道内7チームの頂点に立った。
準決勝 ― 西胆振BBCが前回王者を完封
準決勝第1試合は、シードで登場した前回大会覇者の函館BBCを西胆振BBCが1-0で下した。西胆振は1回戦の名寄BBC戦(2-0)に続く2試合連続の完封で決勝に進出した。第2試合は札幌BBCと宗谷BBCが点を取り合い、8-7で札幌が競り勝った。

表彰
優勝:札幌BBC
準優勝:西胆振BBC
最優秀選手賞:杉本佑哉(札幌BBC・背番号1)
優秀選手賞:疋田蓮人(西胆振BBC・背番号19)
全試合結果
9月12日(土) 新十津川ピンネスタジアム
9月12日(土) ふるさと公園野球場
9月13日(日) 新十津川ピンネスタジアム
9月13日(日) ふるさと公園野球場

大会概要
2026 ZETT杯争奪中学野球北海道大会
日程:9月12、13日
会場:新十津川ピンネスタジアム、ふるさと公園野球場
使用球:大会公認球(ナガセ KENKO WORLD A (W KWLB-A) )
Kボールとは
Kボールは、中学生が軟式から高校の硬式野球にスムーズに移行できるよう、また国際的な普及を目指して2000年に開発された「ゴム製中空ボール」です。素材は軟式球と同じゴムですが、大きさや重さは硬式球と同じで、バウンドや打球感も硬式に近い特性を持ちます。中身が空洞で衝撃は硬式の1/3~1/4と安全性が高く、価格も安価で経済的です。「健全な精神・強健な身体・国際的なスポーツマン育成」の頭文字から名付けられ、U-15国際大会や国内大会で公認球として使用されてきました。守備・打撃など硬式に近い練習が可能で、技術面での移行を助けるほか、事故防止や障害予防にも効果があります。2015年頃には「KWBボール」とも呼ばれ、2018年以降はM号球の導入も進みましたが、硬式野球への橋渡しとして大きな役割を果たした歴史あるボールです。
出場7チーム
函館BBC、名寄BBC、西胆振BBC、札幌BBC、檜山BBC、宗谷BBC、渡島・函館BBC
協力:日本中学生野球連盟北海道支部
