釧路ゴールデンモンキーズ、圧巻の全国初戦突破!

釧路ゴールデンモンキーズ、圧巻の全国初戦突破!

C-1王者が全国の舞台でも実力発揮

(写真・釧路ゴールデンモンキーズBBC提供)
(写真・釧路ゴールデンモンキーズBBC提供)

投手陣が好投リレーで完封勝利

 釧路ゴールデンモンキーズBBCは、先発の佐藤優湖(6年)が五回一死までわずか3安打無失点に抑える力投を披露。全国初戦とは思えぬ落ち着いたマウンドさばきで、試合を優位に進めた。五回途中からは樋口聖良(6年)が登板し、四球こそ与えたものの、最後の打者を三振に切って取り、しっかり試合を締めくくった。2回戦以降も計算できる内容で、監督の言葉通り「ダブルエース」がチームの勝利の鍵を握る。

佐藤投手(釧路)
佐藤投手(釧路)

多彩な攻撃で2回戦へ勢い

 攻撃陣は二回、4番・佐藤優湖がレフト前安打で出塁し、二盗と犠打で一死三塁とチャンスを演出。ここで6番・櫛引颯都(6年)が左前適時打を放ち先制点を奪取。この1点が結果的に決勝点となった。

 三回には1番・大谷惇斗(6年)がライトオーバーの三塁打で口火を切り、続く2番・石田一眞(5年)がスクイズを内安打とし1点追加。3番・樋口聖良の安打を挟み、4番・佐藤が再び左前へタイムリー。打者9人の猛攻で一挙5点のビッグイニングを作り出した。

さらに四回にも加点し、亀阜ライオンズに主導権を渡すことなく試合を決定づけた。

三回に、三塁打を放ち塁上でガッツポーズをする大谷(釧路)
三回に、三塁打を放ち塁上でガッツポーズをする大谷(釧路)

犠打、小技、走塁…多彩な戦術も光る

 この試合では犠打やスクイズといった小技も随所に決まり、攻撃のバリエーションが非常に豊かだった。大谷の快足や石田のバント技術など、個々の力とチームとしての完成度が見事に融合している。

 北海道全域から強豪が集ったC-1トーナメントで優勝した実力は伊達ではなかった。尾西監督が語った「今日のような戦い」が再び見られれば、全国の頂点も夢ではない。釧路ゴールデンモンキーズBBCの快進撃に注目が集まる。

(写真・釧路ゴールデンモンキーズBBC提供)
(写真・釧路ゴールデンモンキーズBBC提供)

イニングスコア

◆1回戦(26日、城ノ平ソフト球場)

釧路ゴールデンモンキーズBBC(北海道)7-0亀阜ライオンズスポーツ少年団(香川県)

亀阜ライオンズスポーツ少年団
00000=0
0151x=7
釧路ゴールデンモンキーズBBC
(五回コールドゲーム)
(亀)福島、木村ー山川
(釧)佐藤、樋口ー樋口、佐藤
▽三塁打:大谷

チームの紅一点工藤さん(釧路)
チームの紅一点工藤さん(釧路)

全国大会トーナメント

龍馬旗トーナメント表
龍馬旗トーナメント表
龍馬旗トーナメント
龍馬旗トーナメント

 協力:釧路ゴールデンモンキーズBBC

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