12月6日開幕「スポ少2026 in MIYAGI」で北海道代表として挑む
北海道・釧路市を拠点とする昭和ブルーホークスが、12月6日に宮城県名取市民球場で開幕する「目指せ!愛媛・スポ少2026 2days in MIYAGI」に北海道代表として臨む。大会組合せが決まり、初戦となる1回戦は6日9時プレイボール、六郷エコーズ(宮城県仙台市)との対戦に決まった。六郷エコーズは1978年創部、仙台市若林区の六郷・沖野地区を拠点とする 歴史ある学童軟式野球チームだ。
昭和ブルーホークスは、今年3月の「第1回北海道東北学童軟式野球4年生以下大会」で初代王者となり、その後の全道少年軟式野球大会では準優勝、秋の全道選抜大会でもFINAL-2へ進出するなど、躍進を続けてきた。組合せが決まり、いよいよ春の王者が新たな大舞台へ挑む。
春の“初代王者”から、再び全国の舞台へ
昭和ブルーホークスは今年3月、宮城県で開催された「第1回北海道東北学童軟式野球4年生以下大会」で、札幌オールブラックスとともに北海道代表として出場。
決勝では地元・七郷少年野球クラブを 11-0(3回コールド) で圧倒し、初開催の記念大会を初優勝で飾った。
準決勝で札幌オールブラックスを破った勢いそのままに、攻守がかみ合った“快進撃の春”となった。
その後も勢いは止まらない。8月の全道少年軟式野球大会では準優勝。経験値を積み重ね、再び全国の舞台へ上り詰めてきた。
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全国へ向けた日々——「つなぐ力」を磨く時間
同チームは平日、学校の廊下を使った基礎練習で技術を積み上げ、
土日は体育館や鶴居村ふれあいセンターで 1日4時間 の実戦的な練習に励む。
厳しい環境下でも集中力を切らさず、限られた時間を最大限に生かしてきた。
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秋の戦い——強みは“打撃力と結束”
今秋の選抜大会では、ラウンド1から強みの打撃を発揮して勝ち上がった。
・遠軽南ジャガー戦 4-1
・釧路ゴールデンモンキーズ戦 8-1(4回コールド)
・上磯有川戦 11-2(4回コールド)
ファイナル2の岩見沢学童野球クラブとの一戦では 5-6 の悔しい敗戦。
しかし荻原監督は敗戦をこう振り返る。
岩見沢学童さんに負けてしまいましたが、チームの強みである打力はどの試合でも発揮できました。4番キャッチャーの谷口遥飛(5年)が怪我で不在の試合でも、全員でカバーして打ち勝つことができました。」
谷口の復帰戦となった上磯有川戦では、打線の厚みとチームの雰囲気が一気に改善。
エース田村芳輝(5年)は岩見沢戦で初回に5失点を許しながらも、その後は粘りの投球で1点差まで迫る力投を見せた。
勝敗を越え、チームが一段階 “強くなった” 試合となった。
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全国大会への覚悟——「打撃で圧倒したい」
北海道代表として臨む今大会。
荻原監督は“攻撃で主導権を握る野球”を掲げる。
「3月の北海道東北大会のように、打撃で圧倒できればと思っています。北川陽大(5年)、谷口遥飛(5年)、畠山海李(5年)の長打に加え、伊勢谷爽真(5年)の打撃も好調。ビッグイニングをつくり、打ち勝つ野球を展開します。攻撃からリズムを作り、伊勢谷・田村両エースの投球にも期待しています。」
春に頂点を極めた打線が、再び東北の強豪に挑む。
勝つための鍵は、秋に磨いた“つながる打線”と、エース2枚の粘り強さだ。
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北海道から再び、吉報を
春の王者として、そして釧路の誇りとして——。
全員野球で勝ち上がってきた昭和ブルーホークスは、ふたたび宮城の地へ向かう。
彼らの打線がつなぐ一打が、北海道にまた新たな吉報を届けることを期待したい。
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指導者・選手
指導者
▽監督
㉚荻原 泰士
▽コーチ
㉙北川 卓弥
㉘横山 真也
㉘渡辺 裕太
選手
★主将
⑩北川 陽大
(きたがわ ひなた)
5年 右投げ右打ち
147cm 51kg
①伊勢谷 爽真
(いせや そうま)
5年 左投げ左打ち
146cm36kg
②谷口 遥飛
(たにぐち はるひ)
5年 右投げ左打ち
155cm59.9kg
③干野 健悟
(ほしの けんご)
5年 右投げ右打ち
148cm43kg
④加藤 勇次郎
(かとう ゆうじろう)
4年 右投げ右打ち
127cm27kg
⑤田村 芳輝
(たむら よしき)
5年 右投げ右打ち
153cm41kg
⑥横山 瑛人
(よこやま えいと)
3年 右投げ右打ち
140cm31kg
⑦畠山 海李
(はたけやま かいり)
5年 右投げ右打ち
146cm59kg
⑧早坂 勇人
(はやさか はやと)
4年 右投げ右打ち
145kg39kg
⑨柬理 隼希
(かんり しゅんき)
5年 左投げ右打ち
142cm32kg
⑪横山 結人
(よこやま ゆいと)
3年 右投げ右打ち
142cm38kg
⑫北川 夏楓
(きたがわ かえで)
3年 右投げ両打
135cm25kg
⑬山田 偉來斗
(やまだ いくと)
3年 右投げ左打ち
134cm34kg
⑭佐々木 雄飛
(ささき ゆうひ)
3年 右投げ右打ち
132cm28kg
⑮五十嵐 遥斗
(いがらし はると)
3年 左投げ左打ち
133cm30kg
⑯長尾 望杏
(ながお みあん)
3年 右投げ右打ち
123cm
⑰澁谷 琉斗
(しぶや るいと)
3年 左投げ左打ち
122cm26kg
⑱新野 彩音
(にいの あのん)
4年 右投げ右打ち
137cm
全国大会までの足跡
<全道秋の選抜大会>
▽FINAL-2
昭和ブルーホークス5-6岩見沢学童野球クラブ
昭和ブルーホークス
004100=5
50100x=6
岩見沢学童野球クラブ
▽FINAL-1
昭和ブルーホークス11-0上磯有川野球スポーツ少年団
昭和ブルーホークス
4313=11
2000=2
上磯有川野球スポーツ少年団
(四回コールドゲーム)
▽ROUND-2
昭和ブルーホークス8-1釧路ゴールデンモンキーズBBC
昭和ブルーホークス
3032=8
1000=1
釧路ゴールデンモンキーズBBC
(四回コールドゲーム)
▽ROUND-1
昭和ブルーホークス4-1遠軽南ジャガー
遠軽南ジャガー
00010=1
10102=4
昭和ブルーホークス
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全国大会・トーナメント表


協力:昭和ブルーホークス
