親元を離れ甲子園を目指す新たな挑戦
札幌新琴似リトルシニアで昨シーズン活躍した其田陽輝(中学3年)が、4月から青森県の強豪・八戸学院光星高等学校へ進学することが関係者からの情報で分かった。長打力を生かした打撃でチームに貢献した内野手の其田。北海道を離れ、全国屈指の強豪校で新たなステージに挑む。
全国屈指の強豪・八戸学院光星で挑む高校野球
其田陽輝は昨シーズン、札幌新琴似リトルシニアの内野手として活躍。持ち前の長打力を生かした打撃でチームの攻撃を支えてきた。
進学先となる八戸学院光星高等学校(青森県)は、前身の「光星学院高等学校」から2013年に校名変更。硬式野球部は1997年春の第69回選抜大会で甲子園初出場を果たして以降、春12回、夏12回の甲子園出場を誇る。さらにベスト8以上の実績も春1回、夏8回と、全国屈指の強豪校として知られている。
親元を離れ挑む覚悟
北海道を離れ道外の高校でプレーすることについて、其田は次のように語る。
「これからは今までとは違い親元を離れて野球をします。不安なこともありますが、それを上回るくらい『成長して強くなりたい』という気持ちの方が大きいです。
また、これまで育ててくれた親や、たくさん指導してくださった監督、コーチに成長する姿を見せて、感謝と恩返しをしたいと思っています。
高校野球は一度きりしかないので、自分の力を最大限に発揮できるように目標を達成し、日々努力を怠らないよう頑張ります」
新天地での生活への不安もあるが、それ以上に成長への強い意欲を胸に新たな一歩を踏み出す。

恩師・生嶋監督への感謝
札幌新琴似リトルシニアで過ごした3年間について、其田は恩師・生嶋宏冶監督への感謝の思いも語った。
「監督と出会い、野球に対する取り組み方や物事の捉え方、考え方など多くのことを学び、指導していただきました。まだまだ未熟ではありますが、新琴似での3年間を通して技術だけでなくメンタルや人間的な面でも成長することができました。
これからも厳しい環境で野球を続けますが、監督のもとで学んだことを忘れず高校野球を全力で頑張ります。3年間本当にありがとうございました」
忘れられない北ガス杯・大谷戦の活躍
中学時代の思い出として其田が挙げたのは、北ガス杯での札幌大谷戦だった。
「相手に2点を先制された直後、自分が2点を返す一打を放ちました。その後、二・三塁のチャンスでレフト前ヒットを打ち、さらに2点を追加しました」
さらに、その試合では学童時代の元チームメイトでもある阿部唯人(札幌大谷中学校/3年)から、あと少しで本塁打という鋭いスリーベースヒットも放ったという。
其田にとっては、チームの流れを変える打撃を見せた印象深い一戦となった。
北海道で培った経験を胸に、其田陽輝は新天地・青森の地で新たな挑戦を迎える。
名門・八戸学院光星で、甲子園という夢舞台を目指す戦いが始まる。

其田 陽輝(そのだ はるき)
札幌新琴似リトルシニア/3年
右投げ、左打ち
179センチ、83キロ
家族は両親と兄と弟と妹の6人。
野球を始めたのは父と兄の影響で、小学1年生から札苗スターズに入団し、競技をスタートさせた。6年時には日本ハムジュニアと札幌選抜のメンバー入りも果たした。
協力:札幌新琴似リトルシニア
