東グレートキングスが11-1快勝 足と小技で初戦突破

東グレートキングスが11-1快勝 足と小技で初戦突破

打者10人の猛攻で主導権 渡邊拓斗が投打で存在感、丘珠グレートベアーズも次戦へ課題と収穫

イニングスコア

◆1回戦(4月25日、東区少年野球場)

東グレートキングス11-1丘珠グレートベアーズ

丘珠グレートベアーズ
010=1
074=11
東グレートキングス
(三回コールドゲーム)
(丘)山口、関ー大村
(東)渡邊ー中岡

オーダー表
先発オーダー表

二回の集中で一気に流れを引き寄せる

 東グレートキングスは0-1と1点を追う二回、5番・五島昊生(6年)が内野安打で出塁すると、二盗とバッテリーミスで三進。さらにバッテリーミスの間に生還し、1-1の同点とした。

 さらに四球を足がかりに無死三塁のチャンスを作ると、7番・田渕朝日(5年)が三塁線へのセーフティーバントを決め内野安打。三走・池田桂登(6年)が生還し、2-1と勝ち越した。続く攻撃でも内野安打と四球で満塁とし、1番・渡邊拓斗(6年)がライト前へ2点タイムリーを放った。さらに4番・山崎蓮(6年)のスクイズも決まり、打者10人の猛攻でこの回一挙7点を奪い、試合の主導権を握った。

 三回には9番・中岡優凱(5年)がセンター前へ2点タイムリーを放ち、さらに2番・五島晴生(6年)のスクイズで追加点。これが11点目となり、三回コールドゲームで勝利を決めた。

初戦勝利で飾った、東グレートキングス
初戦勝利で飾った、東グレートキングス

渡邊拓斗が粘りの投球で試合を締める

 投げては先発の渡邊拓斗(6年)がスピードボールを軸に丘珠グレートベアーズ打線に対し1安打5四球1失点。走者を背負う場面もあったが、要所を締める粘りの投球で最少失点に抑え、チームを2回戦へ導いた。

 試合後、中村源太監督は「東区連盟の大会でまず一つ勝てたことが大きい」と安堵の表情。「うちは打ち勝つチームではない。バントや走塁など、足を絡めた攻撃を徹底してきた。その形が出せた」と勝因を振り返った。

 また「渡邊は一番打者でありチームの中心。まだ課題はあるが、腕を振って投げることを覚えてほしい」と、エース候補のさらなる成長に期待を寄せた。

ヒーローインタビュー|渡邊拓斗、初登板でつかんだ自信

 中村監督からこの日のヒーローに指名された渡邊は、公式戦初登板ながら堂々の投球を披露した。

 「試合前はストライクが全然入らなかったけど、マウンドに立ったら意外と入るようになった。守備のみんながしっかり守ってくれたので勝てたと思います」と試合を振り返る。

 今季2試合目、そして連盟大会初先発という舞台に「絶対に勝ちたい気持ちが強かった」と語り、「三振を3つ取れたのが良かった」と手応えも口にした。

 打撃面でも結果を残し、「結構良かった。次も絶対に打ちたい」と力強く語る。次戦については「先発するか分からないけど、対戦してみたい」と前向きな姿勢を見せた。

渡邊投手(東グレートキングス)
渡邊投手(東グレートキングス)

渡邊拓斗(わたなべ たくと)
東グレートキングス・6年
右投げ、左打ち/155センチ、40キロ
 野球を始めたのは小学3年生のゴールデンウィーク。「見ていて楽しそうだった」という純粋な興味がきっかけだった。持ち味は力強いストレートで、最速は93キロ(昨年12月計測)。今夏までに100キロ到達を目標に掲げる。
 日々の練習では、父親とともにティー打撃に取り組むほか、素振りやシャドーピッチングを継続。地道な積み重ねを力に変え、次のマウンドへと挑む。

敗戦の中の収穫|丘珠グレートベアーズの粘りと可能性

 一方の丘珠グレートベアーズは0-0で迎えた二回、先頭の5番・関が四球で出塁し、二盗でチャンスを拡大。バッテリーミスを誘い1点を先制し、ベンチはこの日一番の盛り上がりを見せた。

 三回にも得点圏に走者を進めるなど攻撃の形は作ったが、あと一本が出ず追加点には至らなかった。また、バッテリーミスによる失点も見られたが、課題が明確になったことは今後に向けた大きな収穫と言える。

 随所に見せた積極的な走塁と粘り強さは、次戦へつながる材料。伸びしろを感じさせる内容であり、巻き返しに期待がかかる。

丘珠グレートベアーズ
初戦に挑んだ、丘珠グレートベアーズ

次戦へ

 勝利した東グレートキングスは、29日に同会場で栄ゴールデンキングスと対戦予定。機動力と小技を武器に強豪へ挑む。一方、丘珠グレートベアーズもこの経験を糧に、次戦での巻き返しを狙う。

協力:東区少年軟式野球連盟

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