北光ファイターズが劇的V2 1点差制し頂点へ

北光ファイターズが劇的V2 1点差制し頂点へ

「己に負けずトライ」――打撃強化と意識改革が結実 マック予選へ弾み

接戦制し連覇達成 1点差を守り抜いた勝負強さ

 決勝は終盤まで目が離せない接戦となった。北光ファイターズは中盤までにリードを奪うと、泉野イーグルスの粘り強い追い上げを受けながらも最後まで集中力を切らさず、4-3で逃げ切った。プレッシャーのかかる場面でも崩れない粘りは、連覇にふさわしい戦いぶりだった。

「己に負けずトライ」――指揮官が語る勝因

 二連覇の背景には、確かな準備と意識の変化があった。試合後、北光ファイターズの長谷川慎監督はこう振り返る。

 「この冬は打撃力の強化に重点を置いてきました。良い投手を打ち崩さないと勝てないという考えのもと、例年以上に打ち込みを増やしてきました」

 しかし、その成果がすぐに結果へ結びついたわけではなかったという。

 「大会前までは、失敗を恐れて思い切りのない打撃になってしまう場面も多く、悔しい試合が続いていました」

 だからこそ掲げたテーマが「己に負けずトライ」。結果を恐れず振り抜く姿勢が、チームに変化をもたらした。

 「今大会はしっかり振り切る打撃が増え、いい打球が多く見られました。冬の取り組みが形になったと思います」

 指揮官の言葉からは、内容面での確かな手応えがにじんだ。

節目の大会に刻んだ優勝 次なる目標は全国へ

 今大会は、苫小牧市が掲げる「スポーツ都市宣言」60周年という節目を記念する特別な大会でもあった。長年にわたり“スポーツのまち”として歩んできた歴史の中で行われた一戦で、北光ファイターズは確かな存在感を示した。

 チームが見据える先はさらに大きい。

 「目標はマック優勝、そして全国大会出場です。今回の優勝に満足せず、一つ一つの大会を大切に戦っていきたい」

 長谷川監督はそう力強く語り、次なる戦いへ視線を向けた。

 冬の積み重ねと意識改革でつかんだ連覇。その勢いのまま、北光ファイターズはマック予選という次の舞台へ挑む。

2連覇を達成した北光ファイターズ
2連覇を達成した北光ファイターズ

対戦カード

◆決 勝(5月4日)

泉野イーグルス
100011=3
40000x=4
北光ファイターズ
(泉)西村、本多ー三浦寛
(北)中村圭、山口、樋渡ー青柳
▽三塁打:西村(泉)
▽二塁打:西村、三浦寛2(泉)

◆準決勝(5月4日)

泉野イーグルス
0310=4
010102
新生台イーグルス
(四回時間切れ)
(泉)今井、本多ー三浦晴
(新)西脇、田中、西脇、上野ー小林駿 

拓勇ファイターズ
100000=1
000002=2
北光ファイターズ
(拓)高島ー右近
(北)内山ー青柳
▽二塁打:平田昇(北)

◆2回戦(5月2.3日)

新生台イーグルス1-0沼ノ端スポーツ少年団

泉野イーグルス9-0美園スラッガーズ(四回コールドゲーム)

北光ファイターズ4-1ときわ澄川ライオンズ

拓勇ファイターズ2-1飛翔スワローズ

◆1回戦(5月2日)

①新生台イーグルス5-1北星有珠の沢ホークス

②北光ファイターズ3-0錦岡ジュニアタウンズ・白老町少年野球クラブ合同

協力:苫小牧市スポーツ少年団

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