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2025MCYSA全米選手権大会に派遣されるリトルシニア日本代表18選手が発表され、北海道連盟からは洞爺湖リトルシニアの藤田大雅選手(中3・KRファイターズ出身)が唯一選出された。走攻守に優れ、チームの1番・中堅手を任される藤田選手は、「アメリカに負けずに頑張りたい」と力強く抱負。日々の練習に支えられた実力と精神力で、世界の舞台に挑む。
地道な努力が実を結ぶ――父と歩んだ毎日の打撃練習
2025年夏、イリノイ州で開催されるMCYSA全米選手権大会に派遣されるリトルシニア日本代表18名が発表された。北海道からは、洞爺湖リトルシニアの藤田大雅選手(3年)がただ一人、全国から選ばれた代表メンバーに名を連ねた。
「今回選ばれたことは大変うれしい。アメリカの選手に負けずに頑張りたい」と意気込む藤田選手。7月14日に羽田空港から出発し、現地では米国やプエルトリコなどの強豪国と予選リーグ、決勝トーナメントを戦う。
藤田選手はチームのリードオフマンであり、中堅手を務める。俊足に加え、ピッチャーの癖を見抜いて走塁のタイミングを計る観察力を持ち合わせる。打撃では、状況に応じて狙い球を柔軟に変え、広角に打ち分けるシュアなバッティングが持ち味。こうした走攻守のバランスの良さで、常にチームに貢献している。
地道な努力も藤田の武器だ。自宅では毎日のようにティーバッティングを欠かさず、近くのグラウンドでは父とともにフリーバッティングに励んでいる。その積み重ねが、今回の代表選出へと繋がった。
取材当日、藤田選手の所属する洞爺湖リトルシニアは、日本選手権北海道大会3回戦で強豪・大空リトルシニアを破り、準々決勝進出を決めた。「今日の大空戦のようにチームバッティングで、みんなで繋いで得点を重ね勝利したい」と語り、次戦・札幌羊ヶ丘リトルシニアとの一戦に向けても自信をのぞかせた。
■プロフィール
藤田 大雅(ふじた・たいが)
洞爺湖リトルシニア・3年
左投左打/172cm・65kg
家族構成:両親、姉2人、弟との6人家族
野球歴:小学1年生で野球を始める。姉たちの影響で喜茂別ファイターズに入団。学童時代の6年時には後志選抜にも選出され、活躍した。
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