
苫小牧中央、南北海道大会へ2年連続出場 地に足つけた野球で旋風を巻き起こせ!
北海道・苫小牧市にある苫小牧中央高校野球部が、第107回全国高校野球選手権南北海道大会に2年連続9回目の出場を果たした。室蘭支部代表決定戦では、苫小牧工業を相手に9-2の七回コールド勝ち。堂々の勝ち上がりで、室蘭支部の代表として夏の大舞台に臨む。
同校野球部は1993年創部と比較的新しい歴史ながら、着実に実力をつけてきた。モットーは「質実剛健」。派手なプレーよりも、堅実で力強い野球を信条に掲げ、日々の鍛錬を重ねている。これまでに南北海道大会でベスト4進出2回(2011年、2022年)の実績を持ち、着実に“常連校”としての存在感を強めている。
近年はプロの世界にも卒業生を送り出しており、2021年卒業の根本悠楓(日本ハム)、2023年卒業の斉藤優汰(広島)と、在学中から全国的に注目を集めた逸材が次々と羽ばたいている。選手育成における実績も、今や北海道内でもトップクラスだ。
2025年の支部予選では、エース左腕・渡辺が2試合で16回を投げ15奪三振2失点と抜群の安定感を発揮。さらに右の好投手・村上広大も控えており、苫小牧工業との大一番では代打で登場し、満塁本塁打を放つなど勝負強さを見せつけた。二枚看板が揃った投打の柱が、夏本番に向けて仕上がってきている。
指導を務めるのは、選手の個性と真面目さを重んじる渡邊宏禎監督。プロを目指す選手の育成にも力を注ぐ一方で、「最後まで粘る」「食らいつく」といった、チームの粘り強さも代名詞となっている。
南北海道大会では、実績ある強豪校との対戦が予想されるが、苫小牧中央が地に足のついた確かな戦いで“台風の目”となる可能性は十分にある。今年もまた、全国の舞台を目指す熱い夏が始まる。
苫小牧中央ベンチ入りメンバー
①上着ユニフォーム写真を募集します。
②中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
情報提供は下記メールアドレスまでお願いいたします。
送付先:strikepro.oh@gmail.com
<背番号、氏名、学年、中学野球、学童野球、投打、身長・体重>
★主将
井端 琉翔
①渡邉 大仁 3年
協和中学校出身
左投げ、左打ち
182センチ、73キロ
②横山 善大 3年
岩見沢リトルシニア-美唄中央バッファローズ出身
右投げ、右打ち
177センチ、86キロ
③佐伯 眞之介 3年
真狩中学校-真狩ハンターズ出身
右投げ、右打ち
183センチ、65キロ
④及川 雄琉 3年
富良野東中学校-富良野東ドングリーズ出身
右投げ、右打ち
171センチ、65キロ
⑤近江 大輝 3年
苫小牧光洋中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、71キロ
⑥佐藤 拓実 3年
倶知安中学校-白樺野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
173センチ、74キロ
⑦若崎 空 3年
砂川中学校-砂川イーグルス出身
右投げ、右打ち
176センチ、79キロ
⑧箕輪 翔斗 3年
T・TBC-飛翔スワローズ出身
左投げ、左打ち
174センチ、71キロ
⑨篠山 塁 3年
苫小牧ボーイズ―泉野イーグルス出身
右投げ、左打ち
180センチ、77キロ
⑩村上 広大 3年
京極中学校-京極野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
177センチ、84キロ
⑪黒木 太陽 3年
恵庭恵明中学校-恵庭ジュニアスワローズ出身
左投げ、左打ち
174センチ、73キロ
⑫竿田 瑠 2年
沼ノ端中学校-沼ノ端ジェッツ出身
右投げ、右打ち
177センチ、86キロ
⑬守屋 銀之助 3年
余市東中学校-余市黒川野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
178センチ、80キロ
⑭藤田 翔大 2年
共和中学校-共和JBC出身
右投げ、右打ち
173センチ、79キロ
⑮南 彪亨 2年
苫小牧青翔中学校-拓勇ファイターズ出身
右投げ、右打ち
176センチ、75キロ
⑯井端 琉翔 3年
余市リトルシニア-古平野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
184センチ、77キロ
⑰石舘 大志 3年
札幌栄リトルシニア-ウインズ出身
右投げ、右打ち
172センチ、75キロ
⑱茂木 悠将 2年
函館本通中学校-鍛神ベースボールクラブ出身
右投げ、右打ち
180センチ、84キロ
⑲山下 太一 3年
岩見沢光陵中学校出身
右投げ、右打ち
172センチ、76キロ
⑳木村 拓斗 3年
西胆振BBC-虻田ジュニアオーシャン出身
右投げ、右打ち
182センチ、80キロ