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新潟開催の全日本学童でも“本命”と目される存在に
第30回高野山旗全国学童軟式野球大会の決勝戦が7月30日、和歌山県高野町で行われ、大阪府代表の長曽根ストロングスが兵庫県の二見フレンズジュニアに24-4で勝利し、3年ぶり7度目の優勝を飾った。
毎年、全国各地の有力チームが集まる名門大会として知られる高野山旗で、名実ともに“王者”の風格を見せつけた格好だ。8月には、都道府県のチャンピオンのみが集う学童軟式野球の頂点決定戦「全日本学童マクドナルドトーナメント(高円宮賜杯)」が新潟県で開幕予定。長曽根ストロングスはその本大会においても優勝候補として大きな注目を集めている。
高野山旗を制したのは、やはりこのチームだった
各都道府県の強豪が集う伝統ある大会・高野山旗。その決勝で頂点に立ったのは、学童野球界の名門・長曽根ストロングス(大阪府)だった。決勝戦の詳細なプレーは確認していないが、スコアは24-4。この結果からも、その完成度の高さと圧倒的な実力をうかがい知ることができる。全国の舞台で何度も栄冠に輝いてきた名門は、今回の勝利で大会7度目の優勝。すでに今夏の“全国制覇候補”としての風格をまとっている。
2025年、舞台は新潟へ 新たな学童頂上決戦の幕開け
注目の全日本学童マクドナルドトーナメントは、今年から開催地を東京都から新潟県へ移し、「HARD OFF ECOスタジアム新潟」を中心に8月11日から開幕する。開会式も同スタジアムで行われ、県内8つの会場に分かれて熱戦が繰り広げられる。全国約1万チームの頂点を決めるこの大会は、“学童野球の甲子園”と呼ばれるにふさわしい規模と格式を誇る。
北海道からは2代表が挑戦 リベンジの夏へ
北海道からは、南北海道代表の東16丁目フリッパーズ(札幌市)と、北北海道代表の湧別マリーナーズ(湧別町)が出場を決めている。フリッパーズは高野山旗にも出場し、全国屈指の強豪・長曽根ストロングスと準々決勝で対戦。試合は敗れたが、全国トップレベルの実力を体感したことはチームにとって大きな財産となる。8年ぶり2度目の全国制覇に向けて、さらなる成長を誓う。
一方、2度目の出場となる湧別マリーナーズは、北の大地からの挑戦者として注目の存在。地元・オホーツクの期待を背負い、雪国の粘り強さで全国の舞台に挑む。
<発行人>
高野山旗での優勝という実績を引っ提げ、長曽根ストロングスは全国の頂点へ向けて突き進む。一方、北海道代表の東16丁目フリッパーズと湧別マリーナーズも、それぞれの覚悟を持って新潟決戦に挑む。開催地を新たにした全日本学童マクドナルドトーナメントは、夏の頂点を決する“真の勝負の場”。名門と挑戦者の戦いから目が離せない。
高野山旗・トーナメント


全日本学童・トーナメント
