
一次を突破した36人、再び挑戦の舞台へ
札幌市つどーむで8月24日に行われた「2025札幌選抜メンバー選出」の一次セレクション。115人の応募者のうち、欠席1人を除く114人が参加し、厳しい選考に挑んだ。倍率6.3倍という狭き門に立ち向かった小学生球児たち。一次通過者は18人に絞られる予定だったが、主催者の判断で36人が二次セレクションへ進むことになった。
胸をなでおろす暇もなく、選手たちは再び自分の力をぶつけ合う。二次セレクションは8月31日(日)、札幌市南区・藻南公園野球場で午後5時集合(自チームの活動後に来てください)。残された18枠を巡り、再び熱い戦いが繰り広げられる。
二次セレクション概要
二次セレクションは 8月31日(日)17:00集合、会場は藻南公園野球場 で行われる。主催者からは「各自、自チームの活動後に来てください」との呼びかけがあり、さらに会場には父母の座るベンチがないため「椅子などは各自で持参を」との案内も出ている。虫も多い環境のため、準備も必要だ。なお、二次セレクションには参加費は一切かからない。
二次セレクション進出者
※氏名、ふりがな、所属チーム、身長、体重を記載。
〇村田 翔平(むらた しょうへい)
発寒グリーンホークス
173センチ、64キロ
〇田村 ルイ(たむら るい)
西岡スターズ
171センチ、55キロ
〇大浦 幹太(おおうら かんた)
平岡カウボーイズ
168センチ、53キロ
〇八鍬 修二朗(やくわ しゅじろう)
伏見カーディナルス
166センチ、65キロ
〇林 成之助(はやし せいのすけ)
青葉シャークス
163センチ、58キロ
〇嶋貫 恵悟(しまぬき けいご)
MBロジャース
163センチ、52キロ
〇松下 奏彦(まつした かなひこ)
札幌ポルテ
162センチ、64キロ
〇相馬 波心(そうま はしん)
本郷イーグルス
162センチ、62キロ
〇本間 咲都(ほんま さくと)
手稲富丘ベアーズ
160センチ、42キロ
〇東 星天(ひがし せあ)
ニュースターズ
160センチ、49キロ
〇清水 凰凱(しみず おうが)
栄ゴールデンキングス
158センチ、48キロ
〇松野 楓貴(まつの ふうき)
東川下ジャイアンツ
158センチ、53キロ
〇清水口 真太朗(しみずぐち しんたろう)
星置レッドソックス
158センチ、65キロ
〇山﨑 幹太(やまざき かんた)
ニュースターズ
157センチ、44キロ
〇元安 隼都(もとやす はやと)
山の手ベアーズ
157センチ、56キロ
〇西山 宗汰郎(にしやま そうたろう)
東16丁目フリッパーズ
156センチ、45キロ
〇岡原 桐季(おかはら とうき)
伏古ファイターズ
156センチ、49キロ
〇泉 慧太朗(いずみ けいたろう)
東海Fイーグルス
156センチ、50キロ
〇鳴海 陽向(なるみ ひなた)
札幌南JBC
155センチ、43キロ
〇木村 和真(きむら かずま)
西野ファイターズ
153センチ、55キロ
〇三浦 翔大(みうら しょうだい)
栄北ナインスターズ
153センチ、46キロ
〇西 来惟(にし らい)
星置レッドソックス
152センチ、47キロ
〇鈴木 皓也(すずき こうや)
麻生野球少年団
152センチ、43キロ
〇工藤 蓮之助(くどう れんのすけ)
光陽ヤンキーズ
150センチ、40キロ
〇原子 祐志(はらこ ゆうし)
東雲ファイターズ
150センチ、40キロ
〇田村 智久(たむら ともひさ)
東16丁目フリッパーズ
148センチ、41キロ
〇川村 塁翔(かわむら るいと)
札幌オールブラックス
148センチ、43キロ
〇佐藤 琉稀歩(さとう るきと)
東ハリケーン
147センチ、34キロ
〇北山 楓 (きたやま かえで)
北発寒ファイヤーズ
147センチ、45キロ
〇十河 侑生(とがわ ゆうせい)
本郷イーグルス
146センチ、37キロ
〇本田 慶志朗(ほんだ けいしろう)
東海Fイーグルス
146センチ、34キロ
〇井田 成美(いだ なるみ)
レッドアスレチックス
145センチ
〇進藤 太陽(しんどう たいよう)
東海Fイーグルス
145センチ、46キロ
〇榎本 湊(えのもと みなと)
SDGREATES
145センチ、40キロ
〇帆苅 拓真(ほかり たくま)
北発寒ファイヤーズ
139センチ、37キロ
〇池内 颯太(いけうち はやた)
星置レッドソックス
138センチ、34キロ
2025年札幌選抜チーム 1次セレクションを振り返って
一発勝負に挑む意義と準備
まずは、この度受験頂いた114名の皆様、挑戦頂き誠にありがとうございました。
緊張感がある中で自分の力は出し切れたでしょうか?普段はもっとノビノビ出来る、もっと上手に出来るみたいな選手もいるかもしれませんね。
ただ我々は、負けたらチーム解散という選抜チームのセレクションをしております。一発勝負のトーナメント戦でいかに自分の力を発揮できるかということも重要な選考の要素です。
8/24にセレクションがあることは事前に通知していたので、この日に向けてどれだけ準備できるかということも大切になります。いわゆるピークコンディションというものですが、大げさに言えばオリンピックで金メダルを目指す選手が「去年なら調子良かったのに」など言っても格好悪いですよね?
少年野球は毎週のように試合があるのでなかなかこの観点が抜けがちですが、中学・高校と進む内により目標に向かって自分を高めていくという視点も必要になってきます。
これからも野球を続けたいという場合にはどうやってベストを発揮できるか、アピールできるかという点も今回のセレクションを通じて考えるきっかけにして頂けたら幸いです。
武器と姿勢が試される場
さて、今回のセレクションを振り返ってみて、やはり当初の懸念通り大人しい選手が多かったですね。114名中最終的に18名合格ということは倍率6.3倍です。要するに6~7名中1名しか合格できません。これは最初の挨拶でも伝えましたが、セレクションを振り返って自分の武器で周りの6名の内の一人になれそうでしたか? では自分の武器って何かわかっていますか?
例えば普段はチームで足が速いといっても、この中では速い方だったでしょうか?(参考~30M走のトップは4秒台半ばで、4秒台は30名程度おります)
元気があると褒められているとしても、このセレクションの場でも目立っていたでしょうか?ボール回しで強い球を目的持って(例~タッチプレーのボール回しならタッチしやすいところに投げるなど)プレーできましたか? キャッチボールに目的やうまくなりたい意思はありますか?
カラーボール打ちとなりましたが、それに工夫とアピールは出来ましたか? 守備側についている時に、試合を想定してインパクトをしっかり取り、打球に反応する練習は出来ましたか?
これらはみんながプレーをしている際に大きな声でこちらもヒントを与えてきました。その声を聞いてプレーを変えられる子と何も自分を変えられない子、そもそも自分に言われていると思っていない子、もちろん言われる前から出来ている子など様々な選手がおりました。合格者発表から大会までは2か月もありません。急ピッチでチームの方針や戦術の意図などを理解し全員で戦っていこうという中で、この反応速度はとても大切な選考の要素となってきます。
日常の自チームでは、またはこれから将来所属するチームでは十分な理解するための時間が与えられるかも知れません。そういう意味で、この度のセレクションを不合格になったからと言ったからといって将来の活躍を奪うものではないという話も理解頂けるかと思います。チームの目的がそもそも異なるという話です。技術順で合格者を決めている訳ではないという話もこのような理由からであります。話した時に伝わらない・空気を読めないという子の改善を促すには時間も労力も掛かります。その余裕が選抜チームにはないために選べないということをご理解くださればと思います。
事前に強めの文章でセレクションの意図を通達したのですが、おしゃべりして話を聞かなかったり、話していてもこちらを見ることなくグローブや帽子をいじっていたりという姿の選手もありました。「普段もそうなのか」と問うと「普段はきちんとする」と返答されます。
普段よりきちんと取り組まないけど合格しようとしていたのならどうやってその子の長所を探してあげれば良いのか? こちらも真剣に選考しております。これでは言葉も強くなってしまうという点もこの場を借りてご理解頂ければ幸いです。とても残念な場面で年々増えている印象です。
真剣さが未来を切り開く
セレクションの冒頭では現高3生のOBが、最後は現中1のOBから話がありました。とても良い話だったと思います。話した3名に共通することは「真剣に取り組むことの大切さ」です。
「自分なりには」「自分らしく」は大切かもしれませんが、こちらが雰囲気を作ったり、環境を整えたり盛り上げたりしたら力を発揮するのではなく、「自分から」みたいな意識や取り組みが必要かなと思います。
いずれにせよ技術はまだまだこれから伸びていきます。ただそれを伸ばす土台になるのは意識や取り組みと思います。繰り返しますがこの結果を今後の野球人生の一助にされて下されば幸いです。
この夏も過去のこのセレクションに不合格しながらも甲子園に出場したり予選で活躍した選手は山ほどおります。これからの札幌の野球を引っ張っていくのは君達ですから、どうか真っ直ぐに野球に打ち込んで素晴らしい選手になられてください。
心より応援しております。
札幌選抜チーム監督 渡辺 敦

協力:2025札幌選抜チーム