最北の誇りを胸に 昭和ブルーホークス、初めての全国舞台へ

最北の誇りを胸に 昭和ブルーホークス、初めての全国舞台へ

北北海道代表として「小学生の甲子園」へ 打ち勝つ野球で全国に挑む

強打でつかんだ悲願の全国切符

 同チームの初戦は8月8日(土)、坊っちゃんスタジアムで16時プレーボール予定。対戦相手は秋田県代表・本荘東ラ・ブルー。県予選では4試合でわずか3失点という堅い守備力を武器に勝ち上がってきたチームだ。

 一方、昭和ブルーホークスは北北海道予選で圧倒的な打撃力を発揮し、並み居る強豪を撃破。釧路支部予選決勝では、高知県で開催された坂本龍馬旗で2年連続準優勝を果たした釧路ゴールデンモンキーズBBCとの死闘を4-3で制し、その勢いのまま悲願の全国切符をつかみ取った。

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

全国経験を力に、北北海道の誇りを胸に

 さらに昨年12月には宮城県で行われた「目指せ!愛媛・スポ少2026 2days in MIYAGI」で、全国レベルの東北強豪と真っ向勝負を展開。準決勝では青森県代表・弘前レッドデビルと七回タイブレークまでもつれる激戦を演じ、惜しくも敗れたものの、その悔しさを糧に課題へ真正面から向き合った。その経験が北北海道大会で大きく花開き、初出場という歴史を築いた。

最北の地・北北海道から全国へ――。昭和ブルーホークスが、郷土の誇りを胸に、日本一への挑戦を始める。

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

冬に鍛えた打線が最大の武器 「打ち勝つ野球」で全国へ

昭和ブルーホークス最大の武器は、冬場から徹底して磨き上げてきた打撃力だ。

1番・北川陽大主将を起点に、4番・谷口遥飛、5番・畠山海李へとつながる中軸は長打力を兼ね備え、一気に試合の流れを引き寄せる破壊力を持つ。

北北海道大会では4試合中3試合がコールド勝ち。序盤から積極的に仕掛け、一気に主導権を奪う攻撃スタイルこそ、昭和ブルーホークスらしい勝ちパターンだ。

守備ではエース・伊勢谷爽真を中心に、全員が役割を果たしながら勝利を積み重ねてきた。

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

課題は守備 「今ある力」を最高の状態で全国へ

一方で、荻原泰士監督は課題も冷静に見つめている。

「守備は良い流れの時はしっかり守れていますが、一つのミスを引きずってしまう場面があります。そこを改善したいですね」

全国大会まで残された時間は決して長くはない。

だからこそ、新しいことを増やすのではなく、これまで積み重ねてきた武器をさらに研ぎ澄ますことを優先する。

「短期間で急激に成長するのは難しいと思っています。打撃の調子を落とさず、本番で今ある力を最大限発揮できる状態をつくりたいです」

全国の舞台で戦うために必要なのは”特別な何か”ではない。

積み重ねてきた力を100%出し切ること。その準備を、最後まで徹底していく。

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

主将・北川陽大「ブルホらしく打ち勝つ野球を見せたい」

チームを引っ張る北川陽大主将は、全国を見据えながらも普段通りの姿勢を大切にしている。

「全国大会で一つでも多く勝てるよう、みんなで声を掛け合いながら毎日の練習に取り組んでいます」

今年のチームについては、

「ヒットが一本出ると打線がつながってビッグイニングをつくれるチームです。負けず嫌いな選手が多く、『絶対に負けない』という気持ちは誰にも負けません」

と力強く話す。

昨年は先輩たちに支えられながら主将を務めた。

今年は自らが先頭に立つ。

「何事もまず自分が行動して、プレーや態度でチームを引っ張ることを意識しています」

全国大会で見せたい姿も明確だ。

「チーム全員で最後まで全力で戦い、ブルホらしく打ち勝つ野球で勝ちたいです。個人としては主将としてチームを引っ張り、打線に勢いをつけるヒットをたくさん打ちたいです」

北川主将(昭和)
北川主将=(写真・チーム提供)
北川主将(昭和)
北川主将=(写真・チーム提供)

北北海道の誇りを胸に 最北の代表が全国で暴れる

昭和ブルーホークスにとって、マクドナルド・トーナメントは初めての舞台。

そして釧路勢としても、久々となる全国大会への挑戦となる。

監督は選手たちへ、こう期待を寄せる。

「北北海道大会で対戦したチームの皆さんからもたくさんの激励をいただきました。北北海道代表としての自覚と責任を持ち、支えてくださる方々への感謝を忘れず、最後まで全力で戦ってほしいです」

北北海道の代表として。

釧路の代表として。

そして最北の代表として――。

相手がどれほど全国屈指の強豪であろうとも、臆する必要はない。

北の大地で磨き上げた豪快な打撃と仲間を信じる結束力を武器に、昭和ブルーホークスは全国の舞台で堂々と暴れてみせる。そこには、北北海道代表としての誇りと、初出場だからこその勢いがある。

「小学生の甲子園」で、新たな歴史の1ページが始まろうとしている。

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

ベンチ入りメンバー

指導者

▽監督 
㉚荻原 泰士

▽コーチ 
㉙北川 卓弥

㉘横山 真也

選手

⑩北川 陽大(きたがわ ひなた)
6年・右投げ、右打ち
150センチ、56キロ

①伊勢谷 爽真(いせや そうま)
6年・左投げ、左打ち
150センチ、41キロ

②谷口 遥飛(たにぐち はるひ)
6年・右投げ、左打ち
161センチ、63キロ

③干野 健悟(ほしの けんご)
6年・右投げ、右打ち
151センチ、46キロ

④加藤 勇次郎(かとう ゆうじろう)
5年・右投げ、右打ち
133センチ、30キロ

⑤田村 芳輝(たむら よしき)
6年・右投げ、右打ち
160センチ、45キロ

⑥横山 瑛人(よこやま えいと)
4年・右投げ、右打ち
145センチ、34キロ

⑦畠山 海李(はたけやま かいり)
6年・右投げ、右打ち
150センチ、70キロ

⑧柬理 隼希(かんり しゅんき)
6年・左投げ、右打ち
144センチ、36キロ

⑨横山 結人(よこやま ゆいと)
4年・右投げ、右打ち
150センチ、42キロ

⓪北川 夏楓(きたがわ かえで)
4年・右投げ、両打ち
138センチ、28キロ

⑪山田 偉來斗(やまだ いくと)
4年・右投げ、左打ち
140センチ、37キロ

⑫佐々木 雄飛(ささき ゆうひ)
4年・右投げ、右打ち
136センチ、33キロ

⑬五十嵐 遥斗(いがらし はると)
4年・左投げ、左打ち
138センチ、32キロ

⑭澁谷 琉斗(しぶや るいと)
4年・左投げ、左打ち
125.5センチ、28キロ

⑮長尾 望杏(ながお みあん)
4年・右投げ、右打ち
128センチ、―キロ

⑯大橋 彩羽(おおはし いろは)
4年・右投げ、右打ち
136センチ、―キロ

⑰蜂谷 駿翔(はちや かける)
3年・右投げ、右打ち
131センチ、30キロ

⑱山田 晴斗(やまだ はれと)
3年・左投げ、左打ち
120センチ、21キロ

⑲大橋 柚羽(おおはし ゆずは)
3年・右投げ、右打ち
127センチ

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

全国大会までの軌跡

高円宮賜杯全日本学童軟式野球・北北海道大会

◆決 勝(6月22日)
〇 17-2 湧別マリナーズ

◆準決勝(6月21日)
〇 5-0 留萌JBC

◆2回戦(6月21日)
〇 19-0 美山地区野球スポーツ少年団美山イーグルス(北見)

◆1回戦(6月20日)
〇 28-0 紋別オホーツクイーグルス(紋別)

全道少年野球釧路支部予選大会

◆決 勝(5月23日)
〇 4-3 釧路ゴールデンモンキーズBBC

◆準決勝(5月23日)
〇 6-0 釧路イーストベアーズ

◆2回戦(5月17日)
〇 10-2 釧路ファイターズ

(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)
(写真・昭和ブルーホークス提供)

第46回全日本学童マクドナルド・トーナメント

昭和ブルーホークス(拡大版)
マクドナルドトーナメント2026

協力:昭和ブルーホークス

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