日本選手権道予選敗戦を糧に再結束 主将・城間奏良「目標は全国制覇」
北海道札幌市などで開催されている「第15回日本リトルシニア東日本選抜野球大会」に北海道代表として7年ぶり5度目の出場を果たした恵庭リトルシニア。第6回大会では初優勝を飾った実績を持つ伝統チームが、再び全国制覇に挑む。7月の日本選手権では悔しい敗戦を経験したが、その悔しさを糧にチームは再結束。初戦では関東代表・寒川リトルシニア(神奈川県)との強豪対決に臨む。主将・城間奏良は「目標は全国制覇です」と力強く言い切り、決戦の舞台へ闘志を燃やしている。
悔しさを力に変えたチームの成長
「目標は全国制覇です」
城間奏良主将は、迷いのない言葉で大会への決意を口にした。
7月の日本選手権では悔しい敗戦を喫した。その敗戦はチームに少なからず影響を与え、一時は雰囲気が乱れたという。しかし、その経験をきっかけに選手たちは前を向いた。
「日本選手権で負けてから一度は少しチームが乱れました。でも『東日本選抜で全国を取ろう』と全員で気持ちを切り替え、一人ひとりが自分で考えて動けるようになりました。周りもよく見えるようになって、チームとして良い状態になっています」
敗戦を引きずるのではなく、全員が同じ方向を向いて歩み始めたことが、現在のチームの大きな強みとなっている。
守備を軸に勝機をつかむ
城間主将がチーム最大の武器に挙げたのは「守備力」だ。
「投手を中心に守り抜き、失点を最小限に抑えながら少ないチャンスをものにする野球が勝ち筋です」
投手陣の中心として信頼を寄せるのは、村田日々人(3年・千歳桜木メッツ出身)。
「調子はとてもいいです」
そう太鼓判を押しながらも、先発について問われると「それは言えないです」と笑顔を見せ、初戦へ向けた頼もしさものぞかせた。
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打線にも手応え チームワークは「100点満点」
これまで課題としていた打撃面にも、確かな成長を感じている。
「以前は打撃が課題でしたが、今はしっかり振れていて、東日本選抜でも結果を残せる状態です。みんな調子はいいです」
チームワークについても「100点満点です」と胸を張る。
攻撃のキーマンには3番・三浦虎星(3年・千歳桜木メッツ出身)の名前を挙げた。
「1、2番の中川蓮太(江別中央タイガース出身)、高橋龍我(3年・恵の野ロイヤルズ出身)が出塁し、三浦選手が勝負強い打撃で返してくれることがチームの勢いにつながります」
上位打線がつくった流れを、勝負強い一打で得点へ結び付ける。それが恵庭リトルシニアの理想の攻撃だ。
楽しむ気持ちを忘れず、再び頂点へ
初戦の相手は、関東代表・寒川リトルシニア。実力チームとの対戦を前にしても、城間主将の表情に気負いはない。
「チーム全員の目標は全国制覇ですが、この大会は大きな舞台なので、みんなで野球を楽しむことも大切にしたいです。キャプテンとしてチームを引っ張り、全国制覇を目指します」
日本選手権で味わった悔しさを糧に、一つになった恵庭リトルシニア。7年ぶりに戻ってきた東日本選抜の舞台で、再び全国制覇への挑戦が始まる。
協力:恵庭リトルシニア
