宮崎が7回1失点完投 3失策も全員でカバー、青森山田を3-1で撃破
大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた全国選抜大会準決勝が3月30日、札幌北リトルシニアが青森山田リトルシニアを3-1で下し、決勝進出を果たした。北海道勢として初の決勝進出という快挙となった。
先発・宮崎煌大(星置レッドソックス出身/新3年)が7回を一人で投げ抜く力投。失策が絡む難しい展開の中でも粘り強く最少失点でしのぎ、最後までマウンドを守り切った。チーム全員で守り抜いた価値ある勝利だった。
イニングスコア
◆準決勝(3月30日、大阪シティ信金スタジアム)
札幌北リトルシニア(北海道)3-1青森山リトルシニア(青森県)
青森山田
0000001=1
001020x=3
札幌北
(青)鈴木、八戸-伊藤
(北)宮崎-松野
▽二塁打:部田(北)
宮崎、87球で投げ抜いた価値ある完投
先発の左腕エース・宮崎は、7回87球、うちストライク61球でストライク率70%。テンポの良い投球で試合を落ち着かせた。
被安打4、1死球、4奪三振、1失点。バックにミスが出る場面もあったが、崩れることなく要所を締め、最後までマウンドを譲らなかった。最終回も冷静さを失わず、最少失点で切り抜けた投球は、まさにエースの粘りだった。

部田の一打から流れをつかむ
打線は3安打ながらも、得点機での集中力が際立った。
3回、1番・部田香輔(緑苑台ファイターズジュニア出身/新3年)がチーム初安打となる二塁打を放ち、流れを呼び込むとこの回1点。さらに5回にも2点を加え、試合を優位に進めた。
部田は二塁打を含む3打数2安打とチャンスを演出。好投手からしぶといバッティングで少ないチャンスを確実に仕留める勝負強さで、打線をけん引した。

3失策も全員でカバー 六回まで無失点
この試合、札幌北は3つの失策を記録。それでもチームは崩れなかった。
ミスが出た場面でも、先発・宮崎が踏ん張り、野手陣も声を掛け合いながら次のプレーでカバー。全員で流れを断ち切り、六回まで無得点で守り抜いた。
迎えた七回、一死一、二塁の場面からタイムリーを許し1点を献上。それでも後続を断ち、最少失点でしのいだ札幌北ナイン。ミスがあっても崩れない――その粘りこそが、このチームの強さを物語っていた。

決勝は守山シニアと 舞台は南港へ
決勝の相手は関西連盟の守山リトルシニア。北海道勢として初めて進む頂点決戦に挑む。
なお、3月31日の決勝戦は雨予報のため、午後5時開始に変更。会場は大阪・GOSANDO南港野球場で行われる。
ミスが出ても下を向かず、仲間で支え合いながら勝ち切った札幌北。その姿には、数字以上の価値がある。
頂点まで、あと一つ。どさんこたちの挑戦は、いよいよ最終章へ――。

協力:札幌北リトルシニア
