高知県・愛媛県で開催中の「ベストフレンドマッチ四国2025」。
最終日となる11月24日、決勝トーナメント準決勝でU-15女子北海道選抜は京都シャイニングヴィーナスと対戦し、0-1で敗れた。三度の得点機を得ながらも得点に結びつけられず、3度目の優勝にはあと一歩届かなかったが、第3位という立派な成績を収めた。
ベストフレンドマッチ四国2025中学女子軟式野球大会
◆決勝トーナメント・準決勝(24日、川之江球場)
U-15女子北海道選抜0-1京都シャイニングヴィーナス
U-15女子北海道選抜
0000000=0
000100x=1
京都シャイニングヴィーナス
(北)宮本ー新名
(京)山田、山中ー畔田
▽三塁打:伊藤來(北)
3度の決定機をつくり攻め続けた女子北海道選抜
0-0で迎えた三回、1番・伊藤來紅(砂原野球少年団出身)が右中間を破る三塁打で二死三塁の先制機をつくったが、後続が倒れ無得点。四回にも二死二・三塁と攻め込んだが、ここも得点につながらなかった。
その裏、内野安打から二盗と犠打で一死三塁となり、相手4番のセンター前タイムリーで1点を先制された。五回には二死二塁、最終回の七回には二死一・三塁の逆転機を演出したが、本塁は踏めず試合終了となった。
“諦めない攻撃姿勢”と宮本乃々夏の粘投が光った準決勝
0-0で迎えた三回、1番・伊藤來紅(砂原野球少年団出身)が右中間を破る三塁打で二死三塁の先制機をつくったが、後続が倒れ無得点。四回にも二死二・三塁と攻め込んだが得点には至らなかった。その裏、内野安打から二盗と犠打で一死三塁となり、相手4番のセンター前タイムリーで1点を先制された。
五回には二死二塁、最終回の七回には二死一・三塁の逆転機を演出。最後まで攻撃の手を緩めず走者を得点圏へ進め続けたが、本塁は踏めなかった。
投げては、3日間で3連投となった宮本乃々夏が1失点の粘投。最少失点に抑え続け、味方の援護を待ちながら試合終了を迎えた。
4か月で生まれた“まとまりと一体感” 試合後コメントに滲んだチームの歩み
試合後、安達監督は責任を背負いながらも、選手たちの姿勢を称えた。
「今日の試合の敗因は監督である私の責任です。選手たちは最後まで諦めずに戦ってくれました。試合を振り返った時にあの時こうしていたら、と思うことは何度もありますが、選手を信じて一緒に戦ってきたので後悔はありません。一年後全国の舞台で先輩方の借りを必ず返します。」
さらにチームの成長について続けた。
「結成当初は、気持ちがバラバラでチームとして戦うことが全くできていませんでしたが、主将の横山中心に、少しずつまとまりが出てきました。先制される苦しい展開からの戦いが多かったですが、選手、保護者、指導陣が一体となって試合に向かう空気感を大切に戦って来た姿はどこにも負けていませんでした。この4か月の北海道選抜の活動を通して培ってきたものを今後の生活に結びつけてほしいと思います。」
横山詩知佳主将も、試合とチームの変化を振り返った。
「やりきったと思います。最終回の場面でもチーム一丸となって、最後まで全力で戦えたと思います。自分たちが練習の時から取り組んできた雰囲気作りをアップからいい形で試合に繋げられたので、とても良い試合ができました。今年は優勝することが出来なかったので、来年のチームに期待したいと思います!」

協力:U-15女子北海道選抜
