藤川がつないだ「大空の絆」 応援に駆けつけた直後、奇跡の逆転劇

藤川がつないだ「大空の絆」 応援に駆けつけた直後、奇跡の逆転劇

かつての仲間が準決勝を応援 冨田監督「藤川が繋いだチームの絆に感謝です!」

ともに東日本選抜の舞台へ

 藤川は大空リトルシニアで1年生までプレーした、かつての仲間だ。その後、転校に伴い新潟県の新発田リトルシニアへ移籍。今大会では、その新発田も大空と同じ「第15回日本リトルシニア東日本選抜野球大会」に出場した。

それぞれ違うユニホームを身にまといながら、同じ東日本選抜という舞台に立った藤川と大空ナイン。

新発田は惜しくも2回戦、タイブレークの末に敗れ、大会を終えた。それでも藤川の東日本選抜は、そこで終わってはいなかった。

応援に駆けつけた直後、大空の猛反撃

 11日に行われた大空と宮城大崎リトルシニアとの準決勝。藤川は、かつての仲間たちを応援するため会場へ駆けつけた。

その直後だった。

六回表を終えて2-7。5点を追う絶体絶命の状況にあった大空が、その裏、一挙5得点を奪って7-7の同点に追いつく。

さらに七回表に1点を勝ち越されながら、その裏に2点を奪って9-8。土壇場から試合をひっくり返し、初の決勝進出を決めた。

まるで、かつての仲間の到着を待っていたかのような逆転劇だった。

「藤川が繋いだチームの絆に感謝」

大空・冨田大介監督は、藤川と新発田リトルシニアとの縁に触れ、

「藤川が繋いだチームの絆に感謝です!」

と喜んだ。

チームを離れても消えることのなかった仲間との絆。そして藤川を通じて生まれた新発田リトルシニアとのつながり。それもまた、大空ナインが東日本選抜という舞台で得た大切な財産となった。

藤川は12日に行われる決勝にも応援に駆けつける予定だという。

大空はここまで対戦してきたチーム、そして新発田リトルシニアの思いも胸に、最後の一戦へ向かう。

初めて挑む東日本選抜の決勝。

スタンドには、かつて同じユニホームで汗を流した仲間がいる。

さまざまな縁と絆に背中を押されながら、大空ナインが東日本の頂点を懸けた最後の戦いに挑む。

準決勝終了後、モエレ山をバックに、大空、新発田両ナインがそろって記念撮影を行った。
準決勝終了後、モエレ山をバックに、大空、新発田両ナインがそろって記念撮影を行った。

協力:大空リトルシニア

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