皆さんこんにちは、発行人大川祐市です。
今日から師走。例年であれば頬に刺さる冷気が当たり前の季節ですが、気づけば気温は二桁という過ごしやすさ。冬の入口らしからぬ空気に、少し肩の力が抜けるような朝でした。
日々の業務に追われる中で、“発行人の出没ネタ”も更新頻度が下がり気味ではありますが、実は11月後半もいくつかのチーム訪問を行っていました。そのうちの一つが、11月16日の札幌東リトルシニアさん訪問です。
※チーム訪問記事は後日、当サイトで紹介致します。
石狩・当別の地で見た冬季練習の熱
この日の午前中は札幌手稲ボーイズさん、そして午後には札幌東リトルシニアさんのグラウンドへ。
札幌東リトルシニアは、石狩郡当別町獅子内にある専用グラウンドと、隣接する室内練習場を使用し、すでに冬季練習へ本格的に突入していました。
11月も中旬というのに、この日は日中の気温が10℃を超える陽気で、寒さに身を縮めることもなく、どこか穏やかな空気が流れていました。
その中で、室内に足を踏み入れた瞬間、選手たちの声と熱量で温度が一段上がったように感じるほど。冬こそチーム力を高める時間──その雰囲気が伝わってくる環境でした。
主将・濱谷伊織君、そして髙谷博志監督へインタビュー
この日は、
- 髙谷博志監督
- 主将・濱谷伊織君(西琴似パンダーズ出身/2年)
- 他にも多数の選手たち
らにお話を伺う時間をいただきました。
濱谷主将には、現在チームが置かれている状況や、冬場に向けた意識、そして来季への見通しをインタビュー。主将としての視点・言葉の端々に“責任感”と“覚悟”が垣間見え、冬の練習が単なる準備期間ではなく、来季への土台作りそのものだということが伝わってきました。
一方、髙谷監督からは、選手たちへの期待や、冬場の強化方針、そしてチームの課題と伸ばしたいポイントなどを率直に語っていただきました。短い時間ではありましたが、現場のリアリティがひしひしと伝わる、有意義なインタビューでした。

北海道選抜の指揮官としての顔も
ご存じの方も多いかと思いますが、髙谷監督は今年も日台親善野球・台湾遠征におけるリトルシニア北海道選抜の監督を務めます。
そこで今回は、北海道選抜についても取材させていただきました。
選抜メンバーへの期待、国際舞台での課題、そして北海道の中学硬式野球がどのように全国・海外へ挑んでいくか──髙谷監督ならではの視点で語っていただき、こちらも大変興味深い内容となりました。
※なお、北海道選抜記事については札幌東とは別枠で掲載する予定です。
雪が降り始めると、グラウンドでの活動は難しくなりますが、北海道のチームは冬こそ力を蓄える季節。札幌東リトルシニアの練習を拝見し、選手たちの熱と、指導者のまなざしに“来季への布石”を強く感じました。
発行人として、そして北海道の野球に携わる一人として、この冬もチームの歩みを追いかけていきたいと思います。
