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5月4日、札幌市東区のモエレ沼公園野球場で、「高円宮賜杯第45回札幌支部予選」および「第54回全道少年軟式野球大会札幌支部予選」の開会式が行われた。春の陽ざしの中、道内有数の少年球児たちが入場行進し、堂々と開幕を告げた。モエレの空に響いた選手宣誓。この日を迎えるまでの努力と仲間への思い、そして感謝の気持ちが詰まった言葉が、会場を包み込んだ。

札幌の春を告げる一大イベントが、モエレ沼公園野球場から幕を開けた。
今春より硬式野球にも対応するよう整備されたモエレ沼公園野球場に、札幌の学童球児たちが元気よく入場行進。整列するその姿は、まさに春の主役である。
開会式では、昨年度の優勝チームが堂々と旗を返還。高円宮賜杯・札幌支部予選の優勝旗を東16丁目フリッパーズが、全道少年軟式野球大会・札幌支部予選の優勝旗を東海Fイーグルスが、そして準優勝旗を栄ゴールデンキングスがそれぞれ手渡した。
選手宣誓には、札幌オールブラックス主将・奥山夕生(6年)が宣誓。
「卒団した先輩たちの思いを胸に優勝を目指し、日々練習してきました。この日を迎えられたのは、仲間、家族、そして支えてくださる全ての方のおかげです」と感謝の言葉を込めて力強く宣誓すると、会場には大きな拍手が響いた。
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開会式後は、モエレ沼公園野球場と美香保公園野球場(A〜C面)を使用し、計4会場で12試合が行われた。大会はA・B・C・Dの4ブロックに分かれ、各チームは5月24日に予定されるブロック決勝を目指して戦いを重ねる。
この大会での優勝チームは、札幌支部代表として6月28日開幕の「全日本学童マクドナルドトーナメント・南北海道大会」(日高支部開催)へと駒を進める。
さらに、6月1日からは「全道少年軟式野球大会・札幌支部予選」がスタート。ブロック決勝は7月20日に美香保C球場で行われ、優勝チームは札幌支部代表、準優勝チームは開催地代表として、8月1日から札幌市東区のつどーむで行われる夢舞台・全道大会に出場する。
夢を追う学童球児たちの挑戦が、今年も札幌の夏を熱くする。

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協力:札幌軟式野球連盟