モエレ沼に響いた“挑戦の一歩” 学童球児の熱き戦いが始まる

モエレ沼に響いた“挑戦の一歩” 学童球児の熱き戦いが始まる

札幌支部開会式より
札幌支部予選・開会式より

札幌の春を告げる一大イベントが、モエレ沼公園野球場から幕を開けた。

今春より硬式野球にも対応するよう整備されたモエレ沼公園野球場に、札幌の学童球児たちが元気よく入場行進。整列するその姿は、まさに春の主役である。

開会式では、昨年度の優勝チームが堂々と旗を返還。高円宮賜杯・札幌支部予選の優勝旗を東16丁目フリッパーズが、全道少年軟式野球大会・札幌支部予選の優勝旗を東海Fイーグルスが、そして準優勝旗を栄ゴールデンキングスがそれぞれ手渡した。

選手宣誓には、札幌オールブラックス主将・奥山夕生(6年)が宣誓。
「卒団した先輩たちの思いを胸に優勝を目指し、日々練習してきました。この日を迎えられたのは、仲間、家族、そして支えてくださる全ての方のおかげです」と感謝の言葉を込めて力強く宣誓すると、会場には大きな拍手が響いた。

選手宣誓の奥山主将(札幌オールブラックス)
選手宣誓の奥山主将(札幌オールブラックス)

開会式後は、モエレ沼公園野球場と美香保公園野球場(A〜C面)を使用し、計4会場で12試合が行われた。大会はA・B・C・Dの4ブロックに分かれ、各チームは5月24日に予定されるブロック決勝を目指して戦いを重ねる。

この大会での優勝チームは、札幌支部代表として6月28日開幕の「全日本学童マクドナルドトーナメント・南北海道大会」(日高支部開催)へと駒を進める。

さらに、6月1日からは「全道少年軟式野球大会・札幌支部予選」がスタート。ブロック決勝は7月20日に美香保C球場で行われ、優勝チームは札幌支部代表、準優勝チームは開催地代表として、8月1日から札幌市東区のつどーむで行われる夢舞台・全道大会に出場する。

夢を追う学童球児たちの挑戦が、今年も札幌の夏を熱くする。

優勝旗返還の東16丁目フリッパーズ
全日本学童・札幌支部予選の優勝旗返還の東16丁目フリッパーズ

  

優勝旗返還(全道少年)の東海Fイーグルス
全道少年軟式野球大会・札幌支部予選の優勝旗返還の東海Fイーグルス

準優勝旗返還(全道少年)の栄ゴールデンキングス
全道少年軟式野球大会・札幌支部予選の準優勝旗返還の栄ゴールデンキングス

協力:札幌軟式野球連盟

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