背番号14の覚悟――2年生主将・木村侑煌が描く「信頼でつながる全国レベル」のチーム像

背番号14の覚悟――2年生主将・木村侑煌が描く「信頼でつながる全国レベル」のチーム像

球際の強さを武器に仲間を導く 二塁手・木村侑煌が貫く“全力”のキャプテンシー

「誰一人欠けてほしくない」――2年生主将が大切にする“信頼”

 木村が野球を始めたのは、小学1年生の秋。3歳上の兄の影響を受け、東16丁目フリッパーズの門を叩いた。

 幼い頃から白球を追い続ける中で、自然と磨かれていったのが守備力だった。

 「自分の持ち味は守備での球際の強さです」

 難しい打球にも食らいつく執念。アウトを一つ奪うために体を張る姿勢が、現在の木村を象徴している。好プレーが生まれた瞬間や、チームで目標を達成し仲間と喜び合う時間に、野球の楽しさを感じるという。

 小学時代は「たくさんヒットを打つため」に、毎日素振りやマシン打撃を繰り返した。現在も打撃向上への探求心は尽きない。

 「どんなコースに来ても、狙ったところへ強い打球を打てるようにしたい」

 守備だけではなく、打撃でもチームを支える存在へ――。その向上心が、新チームを見据えた2年生主将という立場にもつながっている。

 木村が目指しているのは、単に強いチームではない。

 「全員が信頼し合い、練習中にもお互いを指摘し合える、団結力のあるチームにしたい」

 その言葉からは、“仲が良い”だけでは終わらない、本気で全国を目指す集団への覚悟がにじんでいた。

「礼儀でも認められるチームへ」――新チーム主将・木村が描く北広島中央リトルシニアの未来

 北広島中央リトルシニアは、新チームとして注目を集める存在となっている。しかし木村は、その状況にも浮かれることはない。

 「注目されると思いますが、自分たちのやる野球に変わりはないので、今の自分たちにできることを発揮したいです」

 意識しているのは、“野球だけ”ではない。

 「どのチームにも、プレーだけではなく礼儀などの面からも認められたい」

 グラウンド内外で信頼されるチーム――。それが木村の理想だ。

 仲間への想いも強い。

 「ずっと一緒に歩んでいきたい。誰一人欠けることなく、これからも一緒に戦い抜きたい」

 チームを支えるのは技術だけではない。互いを信じ、苦しい時も支え合う絆こそが、北広島中央リトルシニアの強さになろうとしている。

 個人としては、「守備では隙なく、打撃では常に上位打線でつなぐ役割を果たしたい」と語る木村。さらにチームとしては、「どんなことにも全力で取り組む」ことを掲げる。

 最後に、新チームの主将として木村は力強く前を向いた。

 「全国で通用するチームとなるように、練習から全力で取り組みます」

 背番号14を背負い、新チームの主将として先頭に立つ木村。その歩みは、まだ始まったばかりだ。

木村侑煌(北広島中央リトルシニア)
木村侑煌(北広島中央リトルシニア)

プロフィール
木村 侑煌(きむら ゆうき)
北広島中央リトルシニア/2年
ポジション:二塁手
右投げ、右打ち
156センチ、53キロ
3歳上の兄の影響を受け、小学1年生の秋に東16丁目フリッパーズへ入団。球際に強い守備を武器とする二塁手で、現在は新チームの主将を務める。憧れの選手はエリー・アントニオ・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)。「礼儀でも認められるチーム」を目指し、仲間とともに全国レベルのチームづくりへ挑戦を続けている。

協力:北広島中央リトルシニア

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