星野が値千金の勝ち越し打 竹本、髙田、伍石の継投で1点差を守り抜く
九州・佐賀県を中心に開催されている「JA共済第17回林和男旗杯野球大会」で7月24日、北海道代表・岩見沢リトルシニアが2回戦で熊本県央リトルシニア(九州)と対戦し、4-3で勝利した。二回に先制し、四回に追加点を挙げて主導権を握ると、同点に追いつかれた直後の五回裏、4番・星野恵汰(大麻アトムズ出身/3年)の適時打で再び勝ち越し。竹本啓人(岩見沢学童野球クラブ出身/3年)、髙田悠哉(SLDIオニオンズジュニア出身/3年)、伍石虎太郎(栗山ロッキーズ出身/2年)の継投で最後までリードを守り切り、3回戦進出を決めた。
イニングスコア
◆2回戦(7月24日、みゆき球場)
岩見沢リトルシニア(北海道)4-3熊本県央リトルシニア(九州)
熊本県央
0000300=3
010210x=4
岩見沢
(熊)菊原、原-宮崎
(岩)竹本、髙田、伍石-奥山
「追いつかれても、すぐ取り返す」――勝負を決めた五回裏
岩見沢は二回、着実に先制点を奪い試合の流れを引き寄せた。さらに四回には2点を加え、リードを3点へと広げる。
しかし、熊本県央も簡単には引き下がらない。五回表に反撃を見せ、試合は3-3の同点。流れが相手へ傾きかけた場面だった。
それでも岩見沢は動じなかった。
五回裏、二死二塁。4番・星野がセンター前へ鋭く弾き返し、二塁走者が生還。再び1点を勝ち越し、試合の主導権を譲らなかった。この一打が、そのまま決勝点となった。


3投手がつないだ執念 最後まで崩れなかった守り
終盤は1点差が続く緊迫した展開となった。
先発・竹本が緩急を織り交ぜながら試合を組み立て、四回からは髙田、六回からは伍石へとバトンをつなぐ継投策。互いに一歩も譲らない接戦の中で、それぞれが持ち味を発揮し、熊本県央打線の反撃を食い止めた。
投手陣が粘り、打線が必要な場面で応える――。攻守がかみ合った岩見沢が4-3で競り勝ち、価値ある白星を手にした。

谷口監督「接戦を勝ち抜けたことは大きい」
試合後、谷口正行監督は投手陣の奮闘を高く評価した。
「先発・竹本が緩急を上手く使って、相手打線の攻撃を機能させなかった。2回戦ということで互いにエースを欠いて臨んだ試合で、しかも接戦を勝ち抜いたことは大きい。2番手の髙田も久しぶりのピッチングだったが、全国の舞台で持ち味を発揮してくれた」
さらに決勝打を放った4番・星野については、
「打つ方では4番の星野がしっかりと勝負強く仕事をしてくれた」
と、勝負どころで結果を残した主砲を称えた。

「普段通り」で挑む3回戦 支える保護者へ感謝
岩見沢の3回戦の相手は、東北連盟の東北福祉仙台北リトルシニアに決まった。
谷口監督は次戦へ向け、
「普段通り、一球に、一打席に集中して臨むようにしたい」
と、平常心を大切にして臨む考えを示した。
また、大会を支える保護者への感謝も忘れなかった。
「子供たちのために、この暑さの中、熱中症予防に奮闘してくれる保護者に感謝です」
グラウンドで戦う選手だけではない。ベンチ、スタンドを含めた全員でつかんだ2連勝。岩見沢リトルシニアは、その結束力を力に変え、次なる戦いへ挑む。
協力:岩見沢リトルシニア
