
昨年までのマツダボール旗杯に代わり、新設された「第1回KOKAJI CUP全道大会」が今季より開幕。道内33チームが2年生以下の新体制で挑み、注目の女子チーム「北海道ガールズ」や小樽×札幌円山の合同出場も話題を呼んでいる。秋の全国予選に向けた前哨戦として、各チームが真剣勝負を繰り広げる。大会は6月28日に開幕し、決勝は7月6日に予定。前年度覇者・北空知深川は大会三連覇を目指す。
第1回KOKAJI CUP全道大会、6月28日開幕!
2年生以下の新時代が動き出す――全道33チームが集結
11年間親しまれてきた「マツダボール旗杯全道大会」に代わり、「KOKAJI CUP全道大会」として新たな歴史が幕を開ける。この大会の対象は2年生以下。多くのチームが新戦力で構成された中、北海道全域から33チームが集まり、次世代の主力候補たちが熱戦を繰り広げる。
本大会では、札幌円山と小樽の合同チームや、女子選手だけで構成された「北海道ガールズ」の出場も注目を集めている。男子主体の大会において、こうした異色のチームが登場することで、より幅広いプレースタイルや個性が見られる大会となりそうだ。
また、今大会は、8月以降に行われる全国予選を兼ねた秋季全道大会に向けた前哨戦としての位置づけもあり、各チームにとっては現在の戦力を確認し、課題を見つける貴重な機会となる。結果以上に“今、どこまで通用するのか”を見極める場として、各チームの采配にも注目が集まる。
連覇中の北空知深川リトルシニアは、今大会で三連覇に挑む。すでに初戦となる2回戦で札幌新琴似との対戦が決まっており、強豪同士のぶつかり合いが早くも初戦から展開される。大会序盤から好カードが目白押しだ。
大会は6月28日に開幕し、7月6日に決勝戦が行われる予定。試合は野幌運動公園野球場、小鍛冶球場ほか道内各地で実施される。1回戦では大空と函館東が対戦し、その勝者が苫小牧とぶつかるなど、序盤から白熱したカードが組まれている。新たな世代の野球が、北海道で幕を開ける。
第1回KOKAJI CUP全道大会
日程:6月28日~7月6日
会場:野幌運動公園野球場、小鍛冶球場ほか
<前年度>
優 勝:北空知深川リトルシニア
準優勝:札幌羊ヶ丘リトルシニア

対戦カード
◆決 勝(7月6日)
◆準決勝(7月6日)
◆準々決勝(7月5日)
◆3回戦(6月29日)
◆2回戦(6月28日)
苫小牧西×札幌羊ヶ丘
北広島×洞爺湖
札幌豊平東×北海道ガールズ
小樽・札幌円山×千歳
北空知深川×札幌新琴似
旭川北稜×札幌真駒内
札幌北×空知滝川
札幌中央×旭川西
岩見沢×札幌東
恵庭×石狩中央
札幌西×とかち帯広
札幌栄×釧路
室蘭×日高
札幌大谷×函館港西
余市×札幌南
①の勝者×苫小牧
◆1回戦(6月28日)
①大空×函館東
トーナメント表

協力:一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会