
函館大谷、16年ぶりの南北海道大会出場 湯浅主将がけん引する“全員野球”に注目集まる
16年ぶりの快挙に、函館が沸いた――。函館大谷高校野球部が、第107回全国高校野球選手権南北海道大会に5回目の出場を果たした。大会は7月10日から20日まで行われ、南北海道の甲子園代表校を決める重要な舞台。函館大谷は、Bブロック代表として函館支部予選を勝ち上がり、代表決定戦では強豪・函館大柏稜を下して堂々の出場権を手にした。
チームを牽引するのは、主将の湯浅有夢(3年)。代表決定戦では、最速143キロを誇る左腕投手を攻略して打線を勢いづけ、投げては新たに習得した「パワーカーブ」を武器に公式戦初の完封勝利をマーク。投打にわたり大きな存在感を示した。湯浅主将は「自分たちの野球で勝ち取った出場。苦しい時期を支えてくれた仲間や指導者、家族に感謝の気持ちを結果で返したい」と語る。
南北海道大会の初戦では、春夏通算10回の甲子園出場を誇る名門・北照高校と対戦。強敵との一戦に向けて、まずは初戦突破を目指し、“全員野球”で挑む。
16年ぶりの南大会出場ということで、学校内外からの期待も高い。校内では応援グッズが配布され、地域の住民からは多くの激励の言葉が寄せられている。コロナ禍や部員不足といった困難を乗り越え、地道な努力を重ねてきたチームに、地元の視線が温かく注がれている。
「仲間を信じ、自分を信じて、やるべきことをやるだけ」。湯浅主将のこの言葉に、函館大谷ナインの覚悟と結束力がにじむ。久々の大舞台で、彼らが見せる“全員野球”に注目が集まる。
函館大谷ベンチ入りメンバー
中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
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送付先:strikepro.oh@gmail.com
<背番号、氏名、学年、中学野球、学童野球、投打、身長・体重>
★主将
湯浅 有夢
①林 大護 2年
八雲町立野田生中学校-八雲ヤンガーズ出身
右投げ、右打ち
182センチ、78キロ
②西村 琉旺 3年
大野中学校出身
右投げ、右打ち
172センチ、75キロ
③村田 駿介 3年
上磯中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、75キロ
④渡辺 星大 3年
浜分中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、64キロ
⑤木島 涼 3年
函館・北中学校出身
右投げ、右打ち
172センチ、66キロ
⑥奥本 瑛太 3年
巴中学校出身
右投げ、右打ち
172センチ、73キロ
⑦五十嵐 悠輔 3年
亀田中学校出身
右投げ、右打ち
167センチ、65キロ
⑧湯浅 有夢 3年
函館BBC-砂原野球少年団出身
右投げ、右打ち
172センチ、78キロ
⑨坂田 脩 2年
函館市立港中学校-港町野球スポーツ少年団出身
右投げ、左打ち
170センチ、72キロ
⑩坂田 慧 3年
函館市立港中学校-港町野球スポーツ少年団出身
左投げ、左打ち
178センチ、75キロ
⑪湯浅 類聖 1年
大中山中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、60キロ
⑫上野 耕太郎 1年
八雲中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、76キロ
⑬佐藤 優行 1年
北中学校-北日吉ブルーシャーク出身
右投げ、右打ち
1778センチ、82キロ
⑭松崎 蒼叶 3年
北斗ポニーBBC-上磯有川野球スポーツ少年団出身
右投げ、右打ち
165センチ、95キロ
⑮柳町 慧 2年
函館港西リトルシニアー久根別はまなす出身
右投げ、右打ち
173センチ、55キロ
⑯伊藤 蓮音 2年
函館市立北中学校-北日吉ブルーシャーク出身
右投げ、右打ち
175センチ、71キロ
⑰北浜 真太 2年
赤川中学校出身
右投げ、右打ち
162センチ、50キロ
⑱柳 俊輔 3年
渡島・函館BBC-東山エンジェルス出身
右投げ、右打ち
160センチ、55キロ
⑲森竹 優斗 3年
亀田中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、60キロ
⑳松川 烈彪 2年
奥尻中学校-奥尻スカイバード出身
右投げ、右打ち
153センチ、55キロ