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8月9日、徳島県・むつみスタジアムで行われた「阿波おどり全国学童軟式野球大会2025」準決勝で、北海道代表・留萌JBCは大阪府代表・浪速ナカマーズと対戦。幾度も得点圏に走者を進めながらあと一歩及ばず、1-5で敗退した。それでも初出場で全国ベスト4入りという堂々たる成績を残し、最後まで前を向いて戦い抜いた選手たちに拍手が送られた。
尚、表彰式で優秀選手賞に永田隼翔(6年)、一般社団法人徳島県軟式野球連盟・理事長特別賞に渋谷蓮太郎(5年)がそれぞれ選ばれた。
攻めながらもあと一本が出ず
留萌JBCは二回、4番・伊藤陸翔(6年)のレフトオーバー二塁打と6番・荒井桜介(6年)のライト前安打で一死一、三塁と先制機を作ったが、後続が倒れ無得点。三回も1番・永田隼翔(6年)がレフトオーバー二塁打を放ち二死三塁の好機を作るも、得点には結びつかなかった。
一方の浪速ナカマーズは、二回に2点、三回にも3点を挙げ、試合を優位に進めた。準々決勝まで無かったミスが、この試合では1つのエラーと1四球が出てしまい、失点に直結した。永田監督は「疲れもあったのかもしれない」と振り返った。

最終回の反撃も及ばず
大会規定により五回が最終回。0-5と5点を追う中、8番・長谷川遥稀(5年)が四球で出塁すると、再び永田がセンターオーバー二塁打を放ち二、三塁の好機。2番・川崎駿太(6年)の内野ゴロで三走・長谷川が生還し1点を返した。なおも二死満塁と攻めたが、最後の一本は出ず試合終了となった。

永田監督、選手の成長を称える
試合後、永田監督は「チャンスで一本出なかったうちと、出した浪速さんとの差」と勝敗を分析。「劣勢でもしっかり前を向いて戦ってくれた姿に選手としての成長を感じた」と選手たちを称えた。6年生に向けては「残り2大会。最後までしっかりやり切ってほしい」とエールを送った。


イニングスコア
◆準決勝(9日、むつみスタジアム)
留萌JBC(北海道)1-5浪速ナカマーズ(大阪府)
留萌JBC
00001=1
02300=5
浪速ナカマーズ
(五回時間切れ)
(留)長谷川、永田ー伊藤
(浪)勝木、山中ー東江
▽二塁打: 永田2、伊藤(留)、勝木2(浪)
阿波おどりトーナメント表

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協力:留萌JBC