北海道4代表、全国の強豪と激突へ 東商テクノ旗争奪北海道大会が開幕

北海道4代表、全国の強豪と激突へ 東商テクノ旗争奪北海道大会が開幕
選手を代表して平野主将(札幌手稲)が大役を担った。
選手を代表して平野主将(札幌手稲)が大役を担った。

8月9日、札幌市東区の「つどーむ」で『東商テクノ旗争奪第4回日本少年野球北海道大会』の開会式が行われた。全国各地から道外4チームと道内4チームが集まり、8チームによる熱戦がいよいよ始まる。

 式典では、昨年優勝の札幌豊平ボーイズより優勝旗が返還され、続いて札幌手稲ボーイズ主将・平野央宙選手が選手宣誓を務めた。
「野球ができるこの日常に感謝し、この北海道大会では勝ち負けだけに拘らず一球に向き合い一つのプレーを大切に仲間と全力プレーします」と力強く語り、さらに「試合に出られた日もベンチで声を出し続けた日も、上手くいかなく悔しかった日も、全部ひっくるめて仲間と過ごしたこの時間が力となっている」と、仲間との日々を胸に刻んだ言葉で締めくくった。このフレーズは聴く者の心を打ち、平野選手のこれまでの歩みや人柄を感じさせる宣誓となった。

大会初戦は、北海道勢と道外勢がそれぞれ激突する構図となっており、全試合が注目カード。

菊地主将(札幌豊平)寄り優勝旗の返還があった。
菊地主将(札幌豊平)寄り優勝旗の返還があった。

今大会に出場する北海道4チームの主将たちは、それぞれ意気込みを語った。

▽札幌豊平ボーイズ・菊地健斗主将(札幌オールブラックス出身/3年)
札幌豊平の持ち味である“つなぐバッティング”で得点を重ね、守備では取れるアウトを確実に奪い、一戦一戦を全力で戦います。3年生として迎える最後のビッグタイトルに、気合十分で臨みます。

菊地主将(札幌豊平)
菊地主将(札幌豊平)

▽ようていボーイズ・三木優大主将(京極羊蹄野球スポーツ少年団出身/3年)
ようていボーイズの一期生として、目標にしてきた全国大会に初めて出場できることを嬉しく思います。本来は旭川大雪さんが出場予定でしたが、他の全国大会との兼ね合いで辞退となり、その代わりに出場できることに感謝し、今大会に臨みます。
全国大会出場が決まった瞬間の喜びをそのまま初戦にぶつけ、思い切り挑戦します。

三木主将(ようてい)
三木主将(ようてい)

▽苫小牧ボーイズ・高橋鳳仙主将(美園スラッガーズ出身/3年)
全国選手権予選で敗れた悔しさが残る中、3年生として残りのシーズンで1試合でも多く戦えるよう、この大会に向けて調整してきました。チーム一丸となり、優勝を目指して頑張りたいです。

高橋主将(苫小牧)
高橋主将(苫小牧)

▽札幌手稲ボーイズ・平野央宙主将(北発寒ファイヤーズ出身/3年)
全国大会では悔しい思いをしました。この大会では、北海道以外の他県チームと対戦できる貴重な機会を大切にし、一戦一戦全力で戦います。

平野主将(札幌手稲)
平野主将(札幌手稲)

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