
北海道全域を懸けた選抜チームの頂点を懸けた「2025北海道学童軟式野球都市対抗戦」が、今年も苫小牧を舞台に10月25日、26日の2日間で開催される。全道から集う32チーム(予定)が、勝利と全国への切符を目指し熱戦を繰り広げる。優勝・準優勝・第3位の3チームには、北海道チャンピオンシップ協会の準備した全国大会の出場権が与えられる。昨年は札幌選抜が2年連続優勝を果たし、淡路島大会に出場。北空知、千歳も全国の舞台へと羽ばたいた。今年も大きな盛り上がりが期待される。
苫小牧を舞台に全道32チームが集結
大会は10月25日、26日の2日間、苫小牧市内の球場を舞台に行われる。参加は全道全域から選ばれた32チーム。都市対抗という名の通り、地域の誇りを背負った球児たちが一堂に会し、日頃の練習の成果をぶつけ合う。各地域の強豪が集うだけに、毎年接戦が繰り広げられるのが特徴だ。今年もどの選抜チームが頂点に立つのか、大きな注目を集めている。
勝ち抜いた3チームに全国大会出場権
今大会の上位3チームには、全国大会への切符が与えられる。
- 優 勝チーム:2026年2月、兵庫県淡路島で行われる「選抜学童軟式野球大会」
- 準優勝チーム:2025年12月、広島県で行われる全国大会
- 第3位チーム:2025年12月、佐賀県で行われる「旧今泉杯 西日本友好学童軟式野球大会」
全国の舞台を懸けた戦いは、普段以上の緊張感と白熱したプレーを引き出す。今年も球場には大きな声援と拍手が響き渡るだろう。
昨年は札幌選抜が連覇達成
昨年の大会では札幌選抜が強さを見せつけ、2年連続で優勝を飾った。準優勝には北空知選抜、3位に千歳選抜が入り、いずれも全国の舞台に羽ばたいた。北海道代表として全国の強豪と戦った経験は、選手たちの成長につながり、各地域に大きな刺激を与えた。
その熱戦の記憶が新しいだけに、今年も「自分たちが全国の舞台へ」という強い思いを胸に挑むチームが多い。全道の球児たちが一つの目標に向かい、また新たな歴史を刻む瞬間が訪れる。
<歴代>優勝・準優勝・3位チーム
2024年大会(苫小牧市開催・参加31チーム)
★優 勝:札幌選抜
★準優勝:北空知選抜
★第3位:千歳選抜
★第3位:帯広選抜
2023年大会(苫小牧市開催・参加31チーム)
★優 勝:札幌選抜
★準優勝:旭川east
★第3位:オホーツク選抜
★第3位:十勝・音更選抜
2022年大会(苫小牧市開催・参加29チーム)
★優 勝:空知選抜
★準優勝:帯広選抜
★第3位:小樽選抜
★第3位:岩見沢選抜
2021年大会(苫小牧市開催・参加25チーム)
★優 勝:函館選抜
★準優勝:旭川選抜
★第3位:苫小牧選抜
★第3位:岩見沢選抜
2020年大会(苫小牧市開催・参加26チーム)
★優 勝:苫小牧選抜
★準優勝:札幌選抜
★第3位:旭川選抜
★第3位:石狩選抜
2019年大会(東川町開催・参加30チーム)
★優 勝:苫小牧選抜(全国大会優勝)
★準優勝:札幌選抜
★第3位:旭川選抜
★第3位:中標津選抜
2018年大会(苫小牧市開催・参加24チーム)
★優 勝:函館選抜
★準優勝:岩見沢選抜
★第3位:苫小牧選抜
★第3位:釧路選抜
2017年大会(苫小牧市開催・参加18チーム)
★優 勝:札幌選抜
★準優勝:小樽選抜
★第3位:苫小牧選抜
★第3位:釧路選抜
2016年大会(石狩市・札幌市開催 参加16チーム)
★優 勝:旭川選抜
★準優勝:苫小牧選抜
★第3位:小樽選抜
★第3位:釧路選抜
2015年大会(苫小牧市開催・参加4チーム)
★優 勝:石狩選抜
★準優勝:白老選抜
★第3位:苫小牧選抜
★第3位:小樽選抜