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9月13日、札幌市東区・東雁来少年野球場で開幕する「第2回ベースボールストライク杯争奪少年野球大会」に、札幌市の本郷イーグルスが初出場する。ホクレン旗全道大会とFBC U-12全道大会を制し、今もっとも注目を集めるチームの挑戦に期待がかかる。
今夏2大会制覇の勢いで挑むストライク杯
本郷イーグルスは、この夏にホクレン旗全道大会とFBC U-12全道大会を立て続けに制し、快進撃を見せてきた。とりわけFBC U-12の決勝戦では、常勝軍団として知られる東16丁目フリッパーズを破っての優勝を果たした。この勝利は、単なるタイトル獲得にとどまらず、チームに大きな自信と勢いを与える価値あるものとなった。
その勢いを胸に挑むストライク杯は、本郷イーグルスにとって初めての舞台。しかし今夏の戦いぶりを振り返れば、初出場での初優勝を狙うだけの力が十分に備わっていると言える。各地の強豪が顔をそろえる大会の中でも、本郷イーグルスは間違いなく注目の一角だ。井上直樹監督は「ストライク杯というハイレベルの大会に出場できることに感謝し、選手たちと共に楽しみながら勝利を目指して頑張ります!」と意気込みを語っている。
バリエーション豊かな投手陣
本郷イーグルスには投手7人がそろい、相手打線を翻弄する層の厚さが光る。最速115キロを誇り、日本ハムジュニア入りも決めた井上峻之介投手(6年)を筆頭に、4月に網走から転校してきた右腕・関川翔永投手(6年)はキレと制球力を兼ね備え、即戦力として活躍中。さらに、女子選手の長谷川ひまり投手(6年)は強気のピッチングでストライクゾーンを広く使い、怯むことなく打者に立ち向かう姿が印象的だ。馬場優季投手(6年)は緩急を自在に操り、相手のタイミングを外す投球で存在感を放つ。まさに多彩な投手陣がそろい、試合ごとに違う顔を見せられるのが強みだ。
守備の要と攻撃の軸
扇の要を担うのは安定感ある相馬波心捕手(6年)。堅実な守備で投手陣を引っ張り、チームをまとめる存在だ。守備の要は遊撃手兼三塁手の十河侑生選手(6年)。打球への反応が鋭く、送球の安定感も抜群で、守備から攻撃へのリズムを生み出す象徴的な存在となっている。
攻撃面では、1番打者の鈴木玲桜選手(6年)が軸を担う。チーム随一の鋭い打球を誇り、8月の大会では太陽球場センターへライナーで本塁打を放つ豪快な一打を見せた。続く3番・井上選手、4番・相馬選手の並びも強力で、とりわけ相馬選手は今シーズンだけで柵越え16本の本塁打を記録する長打力の持ち主。投打に厚みを備えた布陣で、本郷イーグルスはストライク杯で初出場初優勝を狙う。
指導者・選手
<指導者>
▽監督
㉚井上 直樹(45)
▽コーチ
㉙長谷川 輝昭(43)
㉘十河 景一(47)
<選手>
(背番号・氏名・ふりがな・学年・投打・身長・体重)
★主将・相馬 波心
⑩相馬 波心(そうま はしん)
6年・右投げ、左打ち
162センチ、62キロ
①井上 峻之介(いのうえ しゅんのすけ)
6年・右投げ、右打ち
159センチ、48キロ
②工藤 哲泰(くどう のりやす)
6年・右投げ、右打ち
152センチ、52キロ
③馬場 優季(ばば ゆうき)
6年・右投げ、右打ち
156センチ、53キロ
④加藤 悠真(かとう はるま)
4年・右投げ、右打ち
145センチ、36キロ
⑤長谷川 ひまり(はせがわ ひまり)
6年・右投げ、右打ち
154センチ
⑥十河 侑生(とがわ ゆうせい)
6年・右投げ、右打ち
146センチ、37キロ
⑦小川 哲平(おがわ てっぺい)
5年・右投げ、右打ち
143センチ、36キロ
⑧鈴木 玲桜(すずき れお)
6年・右投げ、左打ち
162センチ、52キロ
⑨長谷川 翔(はせがわ かける)
4年・右投げ、右打ち
133センチ、28キロ
⑪岩谷 駿(いわや しゅん)
4年・左投げ、左打ち
138センチ、30キロ
⑫藤島 絃嗣(ふじしま げんじ)
5年・左投げ、左打ち
141センチ、33キロ
⑬佐藤 恵澄(さとう けいと)
4年・右投げ・左打ち
142センチ、32キロ
⑭原渕 玲(はらぶち れい)
4年・右投げ・左打ち
127センチ、26キロ
⑮佐藤 友高(さとう ともたか)
4年・右投げ、右打ち
138センチ、29キロ
⑯井上 樹龍(いのうえ きりゅう)
2年・右投げ・左打ち
134センチ、37キロ
⑰林 悠斗(はやし はると)
2年・右投げ・左打ち
131センチ、29キロ
⑱松木 駿(まつき しゅん)
2年・右右
123センチ、25キロ
⑲関川 翔永(せきかわ しょうえい)
6年・右投げ、左打ち
150センチ、40キロ
㉑岩田 郁弥(いわた いくや)
5年・右投げ、右打ち
146センチ、37キロ