
【第2回ベースボールストライク杯争奪少年野球大会】(札幌市東区・東雁来少年野球場)準決勝で札幌オールブラックスが東海Fイーグルスを2-0で退け、決勝進出を果たした。試合を決めたのは奥山夕生投手の力投と、チーム一丸の走塁・打撃で厳しいゲームをものした。敗れた東海からは泉慧太朗投手が殊勲賞、本田慶志朗主将がストライク賞に輝いた。
第2回ベースボールストライク杯争奪少年野球大会
日程:9月13、15日
会場:東雁来少年野球場

◆準決勝(15日、東雁来少年野球場)
(開始時間10:48)
札幌オールブラックス2−0東海Fイーグルス
札幌オールブラックス
100001=2
000000=0
東海Fイーグルス
(オ)奥山ー川村
(東)泉ー佐藤
初回の機動力と六回の追加点
試合は初回から動いた。札幌オールブラックスは1番・奥山夕生(6年)が右前打と二盗で無死二塁の好機を作ると、続く2番・川村塁翔(6年)の右前打で一、三塁に。ここで川村がリレードスチールを仕掛け、一二塁間で挟まれる間に三走・奥山がホームへ生還。積極的な走塁で先制点を奪った。
1点リードで迎えた六回、5番・境出蓮寿(6年)が敵失で出塁し、果敢に二盗・三盗を決めると、7番・畠山とく(6年)が7球粘った末に左前適時打。貴重な追加点をもぎ取り、試合を優位に進めた。


奥山投手の完封と東海の粘り
投げては先発の奥山投手が持ち味を発揮。強打の東海打線に対し、緩急とコースを巧みに使い分け、6回を3安打1四球3奪三振の完封。最後まで落ち着いた投球でチームを勝利に導いた。
一方の東海Fイーグルスも粘りを見せた。初回に3・4番の連打で得点圏に走者を進め、四回・五回も敵失を絡めて二死三塁と同点機を作った。しかしあと一本が出ず無得点。六回も泉が中前打でつなぐも反撃は実らなかった。
.jpg)
泉と本田の存在感
敗戦の中でも、先発・泉慧太朗投手は、奥山に負けじと力強いストレートと緩急を織り交ぜた投球で好投を披露し、その功績から殊勲賞を受賞した。また、ダイビングキャッチでチームを支えた主将・本田慶志朗遊撃手(6年)にはストライク賞が贈られた。

.jpg)
