冬を越えて春に羽ばたけ――伝統校の挑戦は続く
札幌市にある札幌工業高等学校は、工業技術を学ぶ専門性を持ちながら、部活動も盛んな伝統校として知られている。その中で野球部は、南北海道大会や秋季北海道大会といった主要大会に挑み続け、校内でも存在感を放ってきた。グラウンドでは常に全力プレーを信条とし、勝利を目指して汗を流す選手たちの姿がある。
しかし近年は、思うような結果が残せていない。2025年夏の南北海道大会では、札幌支部予選1回戦で文教大附属に2―6と敗戦。さらに秋季北海道大会札幌支部予選では、強豪・札幌大谷の前に13―1で大敗を喫し、初戦で姿を消す悔しい結果に終わった。経験不足が露呈し、チームとしてのまとまりや試合運びの巧さに課題を残した。
それでも、札幌工業の野球部員たちは下を向いてはいない。新チームが始動した今、冬の厳しいトレーニングに挑む姿勢を大切にし、一人ひとりが課題と向き合っている。走り込みや基礎体力の強化、守備連携の徹底など、地道な鍛錬を積み重ねることで、来春の支部予選で再び輝く準備を進めているのだ。
札幌工業は「伝統校」としての誇りを胸に刻みながら、日々の練習に励む。勝利という目標は簡単には手に入らない。しかし、敗戦の悔しさこそが選手たちを大きく成長させる糧となる。長い冬を越えた先にあるのは、きっと力強い春の飛躍だろう。
札幌工業野球部はこれからも挑戦をやめない。雪解けのグラウンドに再び立つとき、伝統校の名にふさわしい戦いぶりを見せ、支えてくれる仲間や家族、そして自分自身に誇れる野球を実現する。その瞬間を信じて、彼らの挑戦は続いていく。
札幌工業ベンチ入りメンバー
中学クラブチームや出身少年団に関する情報も随時募集しております。
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送付先：strikepro.oh@gmail.com
＜選手＞
＜背番号、氏名、学年、中学・学童野球歴、投打、身長、体重＞
★主将：本間 天照
①村本 夢宇 2年
東月寒中学校出身
右投げ、右打ち
173センチ、53キロ
②白取 康之介 2年
西岡中学校出身
右投げ、右打ち
175センチ、63キロ
③本間 天照 2年
東栄中学校－鉄東すずかけファイターズ出身
右投げ、右打ち
180センチ、70キロ
④巴 颯佑 2年
東栄中学校－鉄東すずかけファイターズ出身
右投げ、右打ち
161センチ、47キロ
⑤佐久間 大翔 2年
藻岩中学校出身
右投げ、右打ち
175センチ、59キロ
⑥西村 雄斗 1年
東月寒中学校出身
右投げ、右打ち
164センチ、58キロ
⑦入江 駿翔 2年
札幌北リトルシニア―北東ナイン出身
右投げ、右打ち
158センチ、56キロ
⑧久保 奏 2年
札幌中学校出身
右投げ、右打ち
180センチ、66キロ
⑨深井 拓哉 2年
真駒内中学校出身
右投げ、左打ち
173センチ、55キロ
⑩山口 吏海 1年
札苗中学校出身
右投げ、右打ち
171センチ、72キロ
⑪遠藤 稔己 1年
屯田中央中学校出身
右投げ、右打ち
167センチ、89キロ
⑫松友 暁 1年
琴似中学校出身
右投げ、右打ち
163センチ、59キロ
⑬竹本 丈瑛 1年
南が丘中学校出身
左投げ、左打ち
162センチ、62キロ
⑭村田 智春 1年
江別第三中学校出身
右投げ、右打ち
161センチ、51キロ
⑮髙島 悠樹 2年
八軒中学校出身
右投げ、右打ち
163センチ、50キロ
⑯須藤 実杜 2年
日章中学校出身
右投げ、右打ち
164センチ、54キロ
⑰宮崎 涼陽 2年
澄川中学校出身
左投げ、右打ち
160センチ、55キロ
⑱橋本 旬平 2年
中央中学校出身
右投げ、右打ち
170センチ、64キロ