近藤志月主将が力強い宣誓 新チーム誕生とともに始まる長丁場の戦い
学童野球の「第6回NH旗争奪少年野球大会」(一般社団法人NHスポーツ振興連盟主催)の開会式が4月11日、小樽商科大学体育館で行われた。小樽・後志をはじめ、石狩、札幌、千歳、苫小牧、三笠の各地域から32チームがエントリー。長期にわたる熱戦の幕が切って落とされた。
14チームが出席、堂々の開会式
開会式には14チームが出席。前年度優勝の星置レッドソックスから優勝旗が返還され、準優勝の北発寒ファイヤーズから準優勝カップが返還された。
選手宣誓を務めたのは、札幌オールブラックス主将・近藤志月(こんどう しづき)。宣誓を任されてから、家族のアドバイスを受けながら言葉を紡ぎ上げたその内容には、今シーズンに懸ける強い決意が込められていた。
「僕たち選手一同は、待ちに待ったシーズンの開幕を迎えました――」
小樽の地から甲子園に出場した北照高校に触れ、「先輩方の背中を追いかけ、最高の大会にする」と誓った言葉に、会場の体育館からは大きな拍手が沸き起こった。
.jpg)
大会は32チーム参加、11月決戦へ
本大会には32チームが参加し、自主対戦形式で進行。1回戦は開会式後から5月までに行われ、2回戦は7月、3回戦は8月、準々決勝は10月までに消化される。
そして準決勝・決勝は11月3日、札幌市のつどーむで開催予定。半年以上に及ぶ長丁場の戦いの中で、頂点を目指す各チームのドラマに注目が集まる。
新チーム誕生、地域の未来をつなぐ挑戦
今大会では、新たなチームの誕生も大きな話題となっている。石狩ヴォルテックス、南後志JBCが新チームとして出場した。
石狩ボルテックスは今年2月に誕生。緑苑台ファイターズジュニア、花川スワローズ、厚田ポセイドンの3チームが統合し、「子どもたちが野球を続けられる環境を守る」ことを第一に結成された。
チーム名の「ボルテックス」は“渦巻き”を意味し、「異なるチームが混ざり合い、新たな力を生み出す」という思いが込められている。同チーム・部田亮輔コーチは「個性を生かしながら“ワンチーム”として戦いたい」と語る。
また、黒松内・泊・留寿都の合同チームや共和JBCの流れを汲む形で誕生した「南後志JBC」も出場。団員不足という課題に向き合いながら、地域一体で野球環境を守る取り組みが進んでいる。

“できる喜び”を胸に、頂点へ
チーム統合により、「試合ができないかもしれない」という不安は解消された。子どもたち、そして保護者にとっても大きな安心材料となっている。
石狩ボルテックスの安田 織(6年)は抽選後、「一致団結して優勝を目指します」と力強く宣言。
環境の変化を乗り越えながら、新たな仲間とともに歩み出した学童球児たち。
その一戦一戦が、地域野球の未来をつなぐ――。今大会は、勝敗を超えた価値を持つ戦いとなりそうだ。
.jpg)
フォトグラフ




歴代/優勝・準優勝・3位
第5回 2025年
▼優勝
星置レッドソックス
▼準優勝
北発寒ファイヤーズ
▼3位
前田リトル、拓勇ファイターズ
第4回 2024年
▼優勝
札幌オールブラックス
▼準優勝
北発寒ファイヤーズ
▼3位
屯田ベアーズ、余市強い子野球スポーツ少年団
第3回 2023年
▼優勝
北発寒ファイヤーズ
▼準優勝
屯田ベアーズ
▼3位
朝里H・東小樽合同チーム、札幌オールブラックス
第2回 2022年
▼優勝
拓勇ファイターズ
▼準優勝
黒松内・泊・寿都野球少年団
▼3位
星置レッドソックス、北発寒ファイヤーズ
第1回 2021年
▼優勝
喜茂別野球スポーツ少年団ファイターズ
▼準優勝
朝里H・東小樽合同チーム
▼3位
小樽中央JBC、北白石ワイルドナイン
協力:一般社団法人NHスポーツ振興連盟
