東海Fイーグルス、チャレンジ精神で全国に挑む!

東海Fイーグルス、チャレンジ精神で全国に挑む!

「勇猛果敢」の精神で、攻める野球を全国でも

今季、東海Fイーグルスが掲げるスローガンは「勇猛果敢」。“自ら考え、積極的に挑戦する姿勢”を全員が共有し、攻守両面で積極的なプレーを貫いてきた。

失敗を恐れず挑んだ選手を全員で称えるチーム文化が浸透しており、選手たちは日々のプレーで思い切ったアクションを起こすようになっている。この前向きな空気が、試合での爆発力や粘り強さにもつながっている。

(写真・東海Fイーグルス提供)
(写真・東海Fイーグルス提供)

平日は打撃特化練習でバッティング強化

チームは土日祝に試合や実戦練習を積みながら、平日は週2〜3回の頻度でバッティング強化に特化した練習日を設けている。試合で結果を出すためには、調子の波を最小限に抑えることが鍵と考え、年間を通じて“打てるチーム”を目指してきた。

この取り組みの成果は、各大会での打撃爆発として現れ始めており、強豪との打ち合いでも引けを取らない攻撃力を身につけつつある。

(写真・東海Fイーグルス提供)
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「応援される選手に」藤野監督が伝える人間力

東海Fを率いる藤野剛監督(48)は、日々の練習から“人間力”の育成を重視する指導を行っている。「応援される選手になろう」という言葉を軸に、グラウンドでの姿勢、仲間への思いやり、道具への感謝など、野球を通じた人間教育に取り組む。

野球の結果はもちろん、子どもたちの未来につながる“学び”を得られる場として、藤野監督はチーム全体をまとめ上げている。

(写真・東海Fイーグルス提供)
(写真・東海Fイーグルス提供)

自ら決めた「全国制覇」――有言実現への覚悟

 昨年、新チームがスタートし、12月に行われたチームミーティングで、選手たちは「来季、何を目標にするか?」という問いに自ら答えを出した。「全国制覇を目指したい」「道外で戦いたい」――その声が揃ったことで、今の東海Fが生まれた。

この想いに応えるように、藤野監督はスローガンに「勇往邁進」、チーム目標に「全国制覇」を掲げた。子どもたちの“本気”を指導者が真正面から受け止め、ともに全国へ挑む準備を重ねてきた。

(写真・東海Fイーグルス提供)
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「一生の思い出になる夏を」初出場にかける想い

東海Fイーグルスにとって、今回の千葉市長杯は初の全国大会出場。藤野監督は「子どもたちにとって一生の思い出になる夏にしたい。この仲間と全国の舞台に立てる喜びをかみしめて、全力で戦いたい」と語る。

「チャレンジ」の旗を掲げ、北海道から飛び立つ東海Fイーグルス。その真剣な挑戦は、見る者すべての心を熱くさせるはずだ。

(写真・東海Fイーグルス提供)
(写真・東海Fイーグルス提供)

千葉市長杯で北海道勢が快進撃!

札幌オールブラックス準優勝、北発寒ファイヤーズ3位の快挙

全国から強豪16チームが集結し、ZOZOマリンスタジアムなどで開催された昨年の「第22回千葉市長杯争奪学童野球選手権大会」で、北海道勢が圧倒的な存在感を放った。札幌オールブラックスが準優勝、北発寒ファイヤーズが堂々の3位入賞を果たし、ともに初出場ながら北海道学童野球の“今”を全国に知らしめる大会となった。

北海道代表として2チームが出場した今大会。注目を集めたのは、2チームともがベスト4入りを果たすという歴史的快挙だった。札幌オールブラックスは、初戦から息の合ったチームワークと高い技術を発揮し、逆転に次ぐ逆転で全国の強豪を次々と撃破。準決勝では東京都代表・オール江戸川を破るなど快進撃を見せ、決勝戦に進出した。惜しくも頂点には届かなかったものの、堂々の準優勝という成績は、チームの実力と成長を証明するものだった。

一方、もう一つの北海道代表の北発寒ファイヤーズも見事な躍進を遂げた。主将・内山蓮々(現・札幌新琴似リトルシニア/中学1年)が当時「北海道代表として恥じないよう、一戦必勝で全力を尽くします」と語ったように、初戦からその言葉を体現するような戦いぶりを見せた。1回戦では茨城県代表・新利根エンゼルスと対戦し、点の取り合いとなった白熱のゲームを12対11で制した。続く準々決勝でも持ち前の粘り強さを発揮し、見事ベスト4進出。最終的に大会3位となり、全国デビュー戦としては申し分のない成果を収めた。

指導者・選手

<指導者>

▽監督
㉚藤野 剛(48)

▽コーチ
㉙佐藤 貴明(49)
㉘進藤 陽平(42)

<選手>

★主将
本田 慶志朗

⑩本田 慶志朗(ほんだ けいしろう)
6年・右投げ、右打ち
146センチ、36キロ

①泉 慧太朗(いずみ けいたろう)
6年・右投げ、右打ち
150センチ、48キロ

②佐藤 翔音(さとう しょうと)
6年・右投げ、右打ち
150センチ、38キロ

③武田 陽向(たけだ ひなた)
6年・右投げ、右打ち
158センチ、55キロ

④加納 想真(かのう そうま)
6年・右投げ、右打ち
142センチ、32キロ

⑤進藤 太陽(しんどう たいよう)
6年・右投げ、右打ち
145センチ、45キロ

⑥石川 結翔(いしかわ ゆいと)
6年・右投げ、右打ち
140センチ、38キロ

⑦丸山 遥輝(まるやま はるき)
6年・右投げ、右打ち
150センチ、42キロ

⑧長屋 海斗(ながや かいと)
6年・右投げ、右打ち
144センチ、31キロ

⑨大丸 昇真(だいまる しょうま
6年・右投げ、右打ち
148センチ、44キロ

⑪中村 唯翔 なかむら ゆいと
6年・右投げ、右打ち
140センチ、32キロ

⑫中嶋 友哉(なかじま ゆうや)
6年・右投げ、右打ち
161センチ、55キロ

⑬木村 駿太(きむら しゅんた)
6年・右投げ、左打ち
142センチ、36キロ

⑭岡田 侃大(おかだ かんた)
6年・右投げ、右打ち
156センチ、53キロ

⑮飯田 康太郎(いいだ こうたろう)
6年・右投げ、右打ち
141センチ、32キロ

⓪小田 英虎(おだ ひでとら)
6年・右投げ、右打ち
152センチ、42キロ

⑰進藤 奈々(しんどう なな)
4年・右投げ、右打ち
137センチ

(写真・東海Fイーグルス提供)
(写真・東海Fイーグルス提供)

全国大会までの足跡

【FINAL-1】

〇 7-6  羽幌フェニックス

● 3-14 三笠スピリッツ

【ROUND-2】

〇 5-1  深川ヤングスターズ

〇 8-4  みゆきフェニックス

(写真・東海Fイーグルス提供)
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全国大会・トーナメント表

(写真・東海Fイーグルス提供)
(写真・東海Fイーグルス提供)

協力:東海Fイーグルス

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