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5・6年生全員出場で全員野球を体現
第14回坂本龍馬旗争奪西日本小学生野球大会が7月25日、高知県高知市で開幕。北海道代表・東川大雪少年野球クラブは、地元・高知県代表の横浜スポーツ少年団との初戦に臨み、8-0の五回コールド勝ちを収めた。強豪との対戦にも臆することなく、安定した投手リレーと集中力ある攻撃で主導権を握り、見事初戦突破を決めた。道外大会経験を積み重ねてきた選手たちの力が実を結んだ形だ。
試合には5・6年生全選手が出場し、“全員野球”を堂々と体現。次戦は27日、京都府代表・上高野スポーツ少年団との対戦が控えており、更なる快進撃に期待がかかる。
安定感抜群の投手リレーで完封勝利
高知県高知市で25日に行われた坂本龍馬旗争奪西日本小学生野球大会1回戦にて、北海道代表の東川大雪少年野球クラブが横浜スポーツ少年団(高知県)と対戦し、8-0の五回コールドで快勝した。
初回は両チームともに無得点での立ち上がりとなったが、東川大雪は小林良真(6年)がストライク先行の安定した投球で相手打線を封じ、3回まで無失点で試合を作った。後を継いだ中川一、山田も気迫のこもったピッチングで無失点リレーを完成させ、盤石の継投で勝利を手繰り寄せた。
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追加点呼び込んだ主役・坪川の集中力
攻撃では3点リードで迎えた四回、先頭の7番・中嶋泰聖(6年)が四球で出塁し、二盗と犠打で一死三塁の好機を演出。ここで8番・坪川大智(6年)が内野ゴロを打ち、敵失を誘って貴重な追加点をもたらした。苦労を重ねてきた選手の活躍に、小林弘明監督も「胸が熱くなった」と語った。
「この一打で勝てると確信できた」と振り返った監督。選手の努力と集中力が、試合の流れを大きく引き寄せた。
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経験値が結実、次戦もベストランで挑む
小林監督は「強者でも難しいと言われる初戦ですが、選手たちは堂々と胸を張ってプレーしていました。先輩から引き継いだ経験が、確実に力になっています」と、選手たちの成長に確かな手応えを語った。
この日は兄弟関係で帯同した4年生1名を除き、5・6年生全員が出場。全国の舞台で“全員野球”を体現した選手たちは、それぞれが自信と誇りを胸に刻んだ。大会2回戦は27日、京都府代表・上高野スポーツ少年団との対戦が控えている。再びベストランを尽くし、夢の続きへと歩みを進める。
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イニングスコア
◆1回戦(26日、春野ソフト球場)
東川大雪少年野球クラブ(北海道)8-0横浜スポーツ少年団(高知県)
東川大雪少年野球クラブ
01241=8
00000=0
横浜スポーツ少年団
(五回コールドゲーム)
(東)小林、中川、山田ー井出
(横)高橋、武田ー武田、山岡
▽二塁打:井出(東)
全国大会トーナメント
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協力:東川大雪少年野球クラブ