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次戦は地元・白浜クラブと激突、勢いそのままに連勝なるか
和歌山県高野町で開催中の第30回高野山旗学童軟式野球大会。7月26日に行われた1回戦で、北海道代表・拓勇ファイターズが高野山全国大会初出場ながら16-5の四回コールド勝ちを収め、堂々たる全国高野山デビューを飾った。
相手は愛媛県代表の強豪・東雲イーグルススポーツ少年団。1点を先制されるも、打線が爆発し三回までに16得点を叩き出す猛攻を展開。攻め続ける“拓勇野球”が全国の舞台で火を吹いた。
2回戦では地元・和歌山代表の白浜クラブとの対戦が控える。快進撃に大きな期待がかかる。
荒井瑛人の逆転打で流れを呼び込む
初回、1点を追う展開で一死三塁の好機を迎えると、3番・荒井瑛人(6年)がセンターオーバーの一打で逆転。さらにこの回2点を先取し、主導権を奪った。落ち着いた打撃でチームに勢いを与えた荒井のバットが、大勝への口火を切った。
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打者14人の2回猛攻!清水・尾関・荒井が躍動
二回は四球と相手ミスでチャンスを広げ、1番・清水亮聖(6年)が安打。続く2番・尾関 新(6年)、3番・荒井が連続タイムリーを放ち、打者14人で一挙8点を奪取。中軸がしっかり機能し、チーム全体の勢いを加速させた。
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原点回帰がもたらした“拓勇野球”の真骨頂
三回にも打線の勢いは止まらず、9安打を集中して6得点を追加。攻撃の手を緩めることなく、試合を決定づけた。
実は全国大会直前、地元・苫小牧市内大会では2試合でわずか5安打に終わるなど、苦しい状況が続いていた。だが、選手たちはその敗戦を糧に、「ボール球は振らない」「狙い球を絞って好球必打」という原点に立ち返り、確かな修正力をもって全国の舞台に臨んだ。その結果、圧巻の猛攻が実を結んだ。
山村寛文監督は「1つ勝ってもおごらず、拓勇野球で一戦必勝」と語り、次戦に向けてさらに気を引き締めた。
投げては、松崎柊真(6年)、橘 皇佑(6年)、清水亮聖(6年)の継投で粘り強く試合をつくり、大量援護にも助けられながら勝利をつかんだ。
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イニングスコア
◆1回戦(26日、高野山大学グラウンド)
拓勇ファイターズ(北海道)16-5東雲イーグルススポーツ少年団(愛媛県)
東雲イーグルススポーツ少年団
1310=5
286x=16
拓勇ファイターズ
(東)梶原、荒木、兎本ー荒木、梶原
(拓)松﨑、橘、清水ー佐藤
▽三塁打:橘(拓)
▽二塁打:梶原2、飯本、伊藤(東)、清水、荒木2、橘、佐藤(拓)
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全国大会トーナメント表


協力:拓勇ファイターズ