
麻生球場、2026年春リニューアルへ 老朽化に伴う大規模改修スタート
札幌市北区にある麻生球場が、老朽化に伴う大規模な改修工事のため長期休場に入る。対象は野球場および併設のテニスコートを含む全施設で、2024年10月から約1年半にわたる工事を経て、2026年春の供用再開を目指す。地域のスポーツ拠点として長年親しまれてきた麻生球場が、新たな姿で生まれ変わる。
札幌市が管理する麻生球場(札幌市北区)は、施設の老朽化対策として大規模な改修工事に着手する。
工事期間は2024年10月16日(水)から2025年11月21日(金)までを予定しており、供用再開は2026年4月29日(水)を目指している。
今回の改修では、外壁補修や屋上の防水工事を中心に行われ、全館の安全性と快適性を高める内容となっている。改修対象には、野球場に加えてテニスコートなどの付帯施設も含まれる。
総工費は約4億円を見込んでおり、札幌市は「地域の皆様に、より安心・安全にスポーツを楽しんでいただける施設として整備していく」としている。
なお、工事期間中は全施設が休場となるため、利用者は他の市内施設への振替利用を検討する必要がある。詳細や最新情報については、札幌市公式ホームページおよび麻生まちづくりセンターの案内ページにて随時更新される。
長年にわたり多くの少年野球や市民スポーツを支えてきた麻生球場。改修後は、さらに使いやすく、安全で快適な施設として、地域のスポーツ文化を支える拠点となることが期待される。