高校野球の春、岩見沢で感じた“つながり”と時の流れ

高校野球の春、岩見沢で感じた“つながり”と時の流れ

北海道にも、待ちわびた春がやってきた。各地で高校野球の地区予選が開幕し、白球を追う球児たちの熱い姿が、新聞やテレビを通じて届いてくる季節である。

そんな中、先週の日曜日、私は「ぶら~り高校野球」と題し、空知支部大会が開催されている岩見沢市営球場を訪れた。実はこの球場、昨年秋にも岩見沢リトルシニアの取材で足を運んだ場所である。前日の悪天候とは打って変わって、当日は見事な桜晴れ。球場に吹く風が、どこか懐かしく感じられた。

現地で手に入れた大会プログラムをめくりながら出場チームの情報を追っていたところ、ふと目に留まったのが「2019岩見沢選抜チーム」の存在だった。あのとき小学生だった選手たちは、今や高校野球の最上級生。それぞれの高校で“最後の春”を迎えているのだ。

白球を追う選手たちの姿は、いつの時代もまぶしい。
関係者であれば誰もが一度は経験する、過去の記憶と現在の一瞬が重なる瞬間。そこには、確かな「時間の流れ」と「つながりの大切さ」が存在している。

この春もまた、たくさんの感動と出会いが、北海道の球場に咲いていくだろう。

空知支部予選・プログラム
空知支部予選・プログラム
空知支部・トーナメント

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